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2024/05/04[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。

2024/05/04 20時スタート ※約90分間・録音ナシ


「❤️スキ・いいね」ありがとうございます!励みになります。
Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。

こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います
本日の書評リストです。
2024年5月4日掲載 新聞書評
●朝日(5/4)
スーパーカブ」トネ・コーケン著 角川スニーカー文庫 704円 2017年5月1日
ゆれるマナー」青山七恵ほか著 中央公論新社 1760円 2024年3月18日
大江戸恋情本繁盛記 天の地本」 ゆうきりん著 集英社オレンジ文庫 737円 2024年3月18日

●毎日(5/4)
ヤマトタケルの日本史 女になった英雄たち」井上章一著 中央公論新社 2420円 2024年2月21日
北斎時代の『絵手本』で『絵皿』を解く 花・七福神の巻」河村通男著 淡交社 2640円 2024年3月25日
サンリオ出版大全 教養・メルヘン・SF文庫」小平麻衣子・井原あや・尾崎名津子・徳永夏子編 慶應義塾大学出版会 3960円 2024年2月24日
むかし話」本宮ひろ志著 集英社 924円 2024年2月19日

●日経(5/4)
21世紀の戦争と政治」エミール・シンプソン著 みすず書房 4950円 2024年3月19日
パインと移民」廣本由香著 新泉社 3850円 2024年2月29日
老化のプログラムを書き換える! Breaking the Age Code」ベッカ・レヴィ著 講談社 2420円 2024年1月25日
あきらめる」山崎ナオコーラ著 小学館 1980円 2024年3月15日

●東京(5/4)
「AI法廷の弁護士」竹田人造(たけだじんぞう)著 ハヤカワ文庫 1100円 2024年4月5日
江戸の憲法構想」関良基著 作品社 2420円 2024年3月

●読売(4/28)
時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚」長江俊和著 講談社 2035円 2024年2月28日
鉄道の音を楽しむ」片倉佳史(かたくらよしふみ)著 交通新聞社新書 990円 2023年12月18日
日本の寄付を科学する」坂本治也(さかもとはるや)編著 明石書店 2750円 2023年12月4日

●産経(4/28)
嘘つき姫」坂崎かおる著 河出書房新社 1870円 2024年3月27日
<序文>の戦略」松尾大(まつおひろし)著 講談社選書メチエ 2200円 2024年2月15日
ちぎれ雲 浮遊の剣」富樫倫太郎著 中公文庫 836円 2024年3月19日


その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
■作家御本人や編集者などが登場
作品制作の裏話や出版業界のあれこれなど知れて面白いです。
Amazonプライムでは全話の放送視聴可能です。

◾️序文について
平野啓一郎さんが番組内で序文について話されています。(32分過ぎ)
あの本、読みました?


■参加者から紹介していただいた本
にげてさがして ヨシタケシンスケ

■古典芸能の道具の大切さ

調べ緒(しらべお)伝統芸能を支える道具の技https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29428380W8A410C1AA2P00/

⬛️関西ローカルの15分番組。
京都知新 - Kyoto Chishin - 
伝統とは何か。新しいことに挑戦し次世代に繋げる姿を見せてくれる番組です。


ヤマザキマリラジオ
季節が変わる頃になんなく放送されるラジオ番組
※期間限定配信なので早めにご視聴ください2024年5月9日(木)配信終了
今回は前半と後半に分けて放送されていま
前半は、少年漫画と少女漫画の違いついて今でも続く傾向について興味深い。当時1970年代にはまだ世間の理解がなかったLGBTQについて描いた萩尾望都さん。幼少期の図書館での本での出会いについて番組で語られています。
後半は漫画家・創作物の日本での地位の低さ軽んじられていることについて言及。芸術とはなんだろうと考えさせられます。原作者がいないと作品は生まれてこなかった。当然のことだけれどそれがきちんと契約として締結されて原作者に対してのリスペクトがないのでは。また読み手・受け手はどうすればよいのか。声をあげる?時代が変わり、消費するものではなく残る後世にも引き継がれることになった漫画。

ヤマザキマリさんはもちろん萩尾望都さんの博識で考えの深さにうなります。
二次利用(ドラマ化映画化商品化など)についての問題提起もされています。脚本承認権について。
「妄想は愛だ!」

番組内容
『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『イグアナの娘』など幅広い作風の巨匠、マンガ家・萩尾望都(はぎおもと)を形作ったルーツとは?▽40年ぶりに『ポーの一族』を再開。長年眠らせていたキャラクターとの再会は?『テルマエ・ロマエ』を再開させたヤマザキと意気投合!▽“原作者”としてのマンガ家を語る。▽“妄想は愛”!?創造の源泉にあるものとは?


■こちらのリンクより【前編・後編】聞けます
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=7239_01


・終わったあとの私的雑感

昨年末に紹介した本・写真家の岡田敦氏の『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』
最近手に取り読み始めました。写真集だけにとどまらず、インタビューが素晴らしい。そして、文章を読んだ後にまた写真を見返すと、その写真の意味やメッセージを再解釈して受け取ることになる。

ページをめくっていくと、ある写真に、そんなまさかという思い込みから指を止めることなくスルーしていたのです。
その写真の光景を認めたくなかった。脳の処理が追いつかない。

その写真には、人間の想像を遥か上をいく光景が写されていました。
そんなことがあるなんて。
こちら人間側の常識で、頭の処理ができなくて私はスルーしたのです。
私には衝撃的な写真でした。

自然は私達の想像をたやすく超えていく。

おしまい。
https://ddnavi.com/review/1261570/a/


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