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アイデア投資時代の私たちの生き方〜アイデア資本主義 読書感想文 後編

かなり日が空いてしまいましたし、年も越してしまいましたが、大川内さん著の「アイデア資本主義」の本を読んでの感想を書きました。

本の要約を知りたい方は、前編のnoteをご覧ください。


#読書の秋2022 のcanvaテンプレートを活用し、推薦文を書きました。

モノ消費よりもコト消費の時代になったと聞いた方もいらっしゃるのでは。大量生産・大量消費の時代は終わりを迎えていると言えるでしょう。
それはSNSが私たちの行動様式を変えたことは要因の1つとしてあり得ることだと私は思います。

ただ、感想文のnoteを書くにあたり、どう書けばいいのかとても悩みました。


アイデア資本主義の課題

今回は、著者の大川内さんが本の中で課題として挙げていた課題について考察します。

アイデア時点で期待を生み出し、期待に基づいて資金を得たあと、技術開発が続く(期待の社会学=ecpection of sociology)

「期待の社会学」という言葉を初めて聞きましたが、具体例で考えてみるとおそらく皆さんも身近に感じたことがあるのでは。


アイデア vs 予算

どんなに素敵なアイディアを出しても、予算がないことによりアイディアがボツになってしまうことも世の中にはあります。

福吉さんのnoteによれば、予算不足を解消する1つの解決策として「ソーシャルインパクトポンド」という仕組みを提案されています。

ソーシャルインパクトボンド(SIB)
自治体などの行政が、民間の事業者に仕事を依頼するとき、その対価を「成果報酬型」で支払う……という仕組み。


アイデア vs AI

AI技術で絵を描ける話もあったりしますよね。
AIのアプリで絵を描いてみた方のnoteも拝見すると、AIが書いたと思えないくらいのクオリティです。


実際Google社員に聞いていたとある方のブログの話がありました。

このブログが投稿された時点で、「AI 生成コンテンツはスパムポリシー違反」だそうです。

AIによるコンテンツは、現時点ではGoogleのスパムポリシーに違反し、でもAIであるという判断をさせる技術は難しく、人間によるチェックが必要だとのことです。

クリエイティブの職がAIに押されず残る…という議論も聞いた私の記憶ですが、どうやらAIは絵もそしてデザインも可能になるのかもしれないですね。

ほか参考


アイデアに投資するという価値観の変化に順応していく時代の流れとは

アイデアに投資することは、今までのモノに対してお金を払うことと少し感じる価値が異なってきます。

モノではないものにお金をかけるイメージとなると、旅行、外食、ソシャゲが思いつくでしょう。
じっくり考えてみると、課金している理由はなんでしょうか。
レアなアイテムが手に入る、のもありますが、時間を短縮する(広告を見られなくする)という理由も大きくあるサービスはあるのでしょうか。


例えば、Twitterの「Twitter Blue」という機能は、「なぜ無料で使えるTwitterにお金を払うのか」という意見も見られました。

しかし、日頃twitterを使っているから、感謝の気持ちを込めて課金ができるということでTwitterに応援の気持ちを込めて課金している投稿も見られました。

私自身この考え方はなかったので、とても勉強になりましたね。



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