全体像を見ながらマーケティング施策を考える〜「売上の地図」 ver.02
池田紀行さんのご著書「売上の地図」をテーマにしたnoteイベントを以前書きました。
再び池田さんをゲストにnoteイベントが開催されるようなので、「売上の地図」を読んだ感想を交えながら、アーカイブも改めて見直し。
今回はそのような前提のもと、イベント前にご覧いただければと思います。
▼次回のnoteイベントはこちら
手段が目的化していませんか?
YouTubeアーカイブの冒頭、池田さんはWeb2.0の時代、AIDASのフレームワーク、口コミの時代、TikTok売れ!…など「こうしたマーケティング手法が主流だ!」という潮流について紹介しています。
「売上の地図」を書いた理由
全ての施策は売上に通じている
ここで池田さんはサッカーのポジションと絡めて現状のマーケターの課題を仰っています。
池田さんは「それやったらどれくらい売れるの?」という問いが、FWによるシュートの方法だけに注目してしまっていることを、懸念されているようです。
そこで「売上の地図」は売上に影響を与える要因の全体像をざっくりと把握するという意図で書かれたそうです。
「売上の地図」を読んで私が感じたこと
私はこの「売上の地図」の本を読んで、ようやく点と点が線で繋がったような感覚を覚えました。
マーケティング施策に関する本はたくさんある中で、1つの手法があたかも全部の課題を解決するかのように表現されていることに、明確に気づいたのです。
私は自分の仕事でマーケティング業務に携わり、分析をし改善提案する中で違和感は持っていました。必ずしもマーケティングのフレームワークに頼れば解決することはなく、同じ会社の別部署と連携して改善をした方が売上が上がるのでは?と思ったこともあります。それを適宜上司と相談しながら、提案に持っていったりしています。
何となくその違和感に気づいてはいましたが、これがマーケティング初心者から見れば勘違いのままマーケティングの学びをスタートしてしまうのでは、と。
そして「売上の地図」の本の中では、売上の施策について、全体図のここについて話しますよ〜という流れで紹介されています。なので、全体像を思い出しながら個々の施策への学びを深められる(経験者の方は振り返ることができる)ので、バイブルとしてもいいと思います。
この「売上の地図」から派生して、例えばオウンドメディアについて調べよう、とか、SNSマーケティングについて、店舗での施策について調べよう、となると応用できると思います。
合わせて読みたい
noteさんでも池田さんのイベントをまとめたnoteが投稿されていますので、そちらもぜひ振り返りにどうぞ。
私のver.01のnoteはこちらからどうぞ。
他イベントレポや読書感想文をまとめていますので、よろしければご覧ください。
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