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「変身願望を捨てる」が最終章っぽい

こんにちは、高塚アカネです。

私の過去の浪費っぷりはすさまじく、過去のnoteを振り返ると記載がありますとおりに、九星気学で「七赤金星」というものを持っていて、「これが私に必要」と思うと背伸びしたものでも買ってしまうと占いでも出てしまうような「高飛車」っぷりがあった気がしております。

この性格の露呈は、間違いなく就職がきっかけだったと思います。学生の頃は貧乏学生で、なんだか欲しいものが手に入りませんでした。

その思いを抱えたまま就職した際に、初任給は一般的でしたが、過去学生時代とはくらべものにならない収入に、「稼いでいるのだから」「働いている女性ならはこれは必要なもの」…などの、言い訳をしながら、「投資」と思い込んだ「浪費」をやってきたような気がしています。

筆者とメイク

仕事をするとき「ノーメイクだとマナー違反だ」と言われてきたギリギリ最後の世代(40手前)でして、今ですとそんなこと言おうもんならセクハラもいいところ、という時代かと思いますが、私の記憶だとけっこうこの説が強く焼き付いています。

ただ一方で、若いころって、少しメイクをするだけでもバツグンにきれいになる時期ってあります。肌もキレイで、徹夜をしているのに、それをうまく隠す発光ぐあい。

特に、私の同僚に「しごでき女子」がいたとは過去のnoteにも書いたことがありましたが、とにかく美人で仕事ができ、ネイルをばっちり決めた同僚女子は、誰よりも仕事をしているのに昼間になるとメイク落としでメイクを落とし、メイクをやり直すようなところがありました。

あるタイミングから、私の中で、「仕事が出来る人ってこういうところがある」と観察する目が養われました。その結果おそらく、同僚のしごでき女子は、「メイクをすることで、鎧を作っている」という結果を導きました。

ばっちりメイクをして「女子です!」という主張をしながら、男性社会に戦いを挑んでいた、素晴らしい同僚です。彼女が今の時代、管理職になっていることは、やっと「女性のまま上に行ける」というロールモデルが出来上がったような…。

そんな女子が身近にいたので、どちらかというと冴えないタイプの女子代表・高塚アカネ(;'∀')。

朝メイクをしたら1日落とさないくらいには仕事に追われ、ボロボロだったんですけれども、睡眠不足をメイクでカバーし、(私にも鎧をおくれ)(「秘密のあっこちゃん」というアニメコンテンツがありましたが、「変身」して、仕事が出来る現実を私におくれ)と願うようにメイクを続けてきました。

口紅を捨てました

私の部屋に、最後の最後のコスメ(カラー系)として、口紅が残っていました。

変身願望、防御願望があったメイク用品の残骸ですが、今でもメイクをすると、「自分でないなにものか」になれたような気がし、嬉しかった記憶です。

しかしながらここにきて、筆者39歳。このあたりまでくると、「自分は自分のまま、暮らしていった方が幸せだ」ということを目の当たりにしています。

幸せの尺度で行けば、ですが、

(例①)
メイクするよりも、少し断食やファスティングなどをして、「痩せた!」というほうが嬉しかった経験をした。

(例②)
毎日シートマスクをしたら、加齢はしているが、ノーメイクでも心がはずむような、「健やかさがある肌」が嬉しい経験をした。

(例③)
口紅で色が差すと気持ちは上がるが、その日中にくちびるの皮がむける認識をしていた。スクラブできれいにし、リップクリームを塗るのが一番きれいである自覚をした。

筆者、一般に「中2病」と言われますけれども、まさに若いころ「中2病」を盛大に患ったひとりです。

X JAPANの故・hideに傾倒したこともありまして、「ビジュアル・ショック」を目の当たりにした世代です。「メイクをすれば「何か」になれる!」という恐ろしい中2病だったのですが(;'∀')、思い出すのはhideも言ってました。

モテようとしてギター持つやついるけど、かっこいいやつはギター持たなくてもかっこいいからね。

hideの発言録

32歳で旅立った彼は、今39歳の私よりも、人生をしっている(;'∀')。

素でいいよ。素がいいよ。

私はあくまで私のまま、このもらった人生を全うするのだ!

執着なしへ

別の人に成り代わりたかった願望があった人生ですが、39歳にして、リボーンしつつある高塚アカネです(;'∀')。

私は私のまま!…という思いと、素のままでいて、でもそれがいいと思える暮らしに向けて、今なら突き進んでいけそうです。

とりつくろわない、って幸せだ。

自然回帰…っというのかな(;'∀')

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