こだわりとガンコの間
こんにちは、高塚アカネです。
昨日、高塚が2か月間時間を要した、価値観リストの上位をこのnoteにて告白しました。
もちろん、この価値観は変わっていいとも思えます。現在もうすぐ40歳を迎えようとする高塚が思っている、価値観としては…
①ありのままの自分を受け入れてもらう
②身のまわりの美しいものを味わう
③変化に富んだバラエティ豊かな人生を送る
④喜びに満ちた快適な人生を送る
⑤健やかで体調よく生きる
…という結果でございました!
これをあぶり出した時に思ったのですが、高塚アカネ39歳、35歳前後で、「ミニマリストになりたい」と思った結果、ミニマリストになることに成功しました。
その時、本気でコミットしたのは、②の、「身の回りを美しく」だったような気がしたんです。
なんでもよくない!!
最近、休日のたびに実家に帰っているのですが、実家のいろんなところが「気に入らない」と感じておりました。
例えば老齢の親が暮らし、毎日洗濯物が干されているベランダのカーテンレールには、紙袋に入ったスリッパが下がっており…。
これ!!気に入らん(;'∀')!!
特に紙袋が、ベランダ付近に下がってるの、嫌!!(;'∀')
漫才のようなんですが、本当に、人生において、気にならない人には本当にどうでもいい…と言うか、スリッパが使いやすい位置にあれば、紙袋に入っていてもいい。…という、親との価値観の違いが明確になるようなことがらであるような気持ちがひしひししました。
これが「価値観」という、人間の底にあるような部分からくることだとは私は考えていなく、そこらへんぼんやりしてる…というか!
ちょっとうつ状態も体験して、頭が働いてなかったポイントだと感じているんですが、「価値観」を明確にしていくと、わかることがたくさんあるな、と思いました。
私の価値観を優先した結果、紙袋に入ったスリッパは、山崎実業様なるおしゃれインテリアのメーカー様のグッズ購入により、窓に取り付けてスリッパを引っかけられる収納グッズで、空中に浮いた収納が出来上がりました。
紙袋で下がっていたスリッパはステンレス製の日光でも傷まないような素材でできた収納グッズにしっかり収まりまして、見栄えも、拭いたりするのも難なくできる、「キレイ」を追求した収納にすることができました。
こういうものが、「キレイなものを味わいたい」という価値観だったのか。
正直、私の中から来る「きれいな場所で、きれいな空間で、きれいな見た目を実現したい」という情熱が、どこからくるか私自身わかっていなかったんですね(;'∀')
そして老齢の親が暮らす家なら親に任せればいいじゃん、と言う思考にも至らないポイントには、「家族を大事にする」とかという価値観もあったんですが、ここもけっこう突き詰めました。
私は4畳の部屋を借りて平日は暮らし、休日は親の家を掃除する、という2拠点生活に、「変化にとんだ暮らしがしたい」という価値観を導き出すことになりました。親の暮らしを支えているのはたぶん、「きれいに暮らしたい」からで、場所を移動していることこそ、アドレスホッパーに代表するように、「変化を楽しみたいのだ…」と。
その結果、親が喜んでくれているならば一石二鳥だ!…と思いまして、喜びも生む、素晴らしき循環だ!!…と、開眼したような思いがしている日々です。
こだわれ、私(;'∀')
こうしてみると、少し私自身、過去を思い出して反省することがあります。
実は、「掃除をするなら天井から」…とか、「ここはこうしなくてどうする」…という、「こだわりが「ガンコ」になっている人」が、昔からあまり好きではなかったのです。
その、「そういう人押し付けてきて、ちょっとうざい(;'∀')」…と、ちょっとはねっかえりだった若き高塚は、反抗期だったんですよね。
ただ、そういう「正義を押し付けないでおくれ」…とは、今も思います。だからこそですが、自戒して、ミニマリストになった今も、家人の物を勝手に捨てたりすることはありません。
ですが、そういう「ガンコ」に見える人が嫌い、と思った反抗期高塚は、その気持ちの反動で、「どうでもいいじゃん」「どうでも好きなようにすればいいよ、あなたも、私も」…と思うところがあって、その気持ちが進みすぎて、「自分すらどうでもいい」と言える投げやりな感情を生んでしまったような気がしております。
こだわりは、あれば自分をよくするものになれる。
こだわりを「悪」とみなしていた、若い私にちょっと注意を促したいな(;'∀')。どうでもいいことばかりじゃないんだと。こだわって、突き詰めることには悪さはないんだと。
人付き合いが下手だった自分に、「こだわり」の良さを語るなら、それがあれば「自分軸」になれるぞと。
「なんでもいいよ」「どうでもいいよ」ばかりじゃないんだぞ~。
何食べたい?と聞かれたときに、「とんかつ食べたいから食べにいこうよ」…とか、言える人間のほうが、人生で多くの好きなものを食べられるんだぞと。
自己主張の大事さ、自分軸の大事さ。これ、もっと突き詰めていきたいです。
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