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愛とは技術だろうか。

HITOGAKUです。今日も学んだことを発信します。

”愛”とは何か。それは人類永遠のテーマだと思います。愛について考えていたちょうどその時、1冊の本と出会いました。


愛は技術だろうか。もし技術だとしたら、知力と努力が必要だ。―――

衝撃的な冒頭で始まるその本は、多様な愛の解釈の中でも非常にユニークでした。

愛は技術、だから知識も努力も必要。
最初からできるとか、勝手にできるようになるなんてことはない。

愛は与えられるものではなく、能動的に「与える」ものです。見返りを求めません。

愛されたいと受け身で待つ人間ではなく、能動的に強い意志で他人を愛することができる人が幸せになれると著者は主張します。

愛されたいと思うことも、見返りを求めてしまうこともたくさんありますよね。

また愛の能動的な要素として、「与える」の他に4つの要素がります。これは成熟した人間でないとできません。

配慮 ・・・ 他人の生命と成長を積極的に気にかけること
責任 ・・・ 自発的に他人の要求に応えること
尊重 ・・・ 他人がその人らしく成長発展していくよう気づかうこと
知る ・・・ 相手の立場になってその人を見ること

つまり、難しいということ。だから修業が必要なんです。

愛が必要な現代社会において、愛は突然降ってくるものじゃない。ちゃんと理解して、努力していくこと、愛を持続させようとすることが大事なんだなと感じました。

内容は少し難しいですが、読む人によって刺さる箇所が変わる良本です。是非、興味のある方は読んでみてください。

最後に著者のエーリッヒ・フロムの名言を。

愛においては、二人が一人になり、しかも二人であり続ける―――

とても素敵でロマンチックな表現です。自分もそんな愛を与えられる人間になりたいと思いました。

皆さんは愛をどう解釈しますか?

読んでいただきありがとうございました!

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