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プロセラピスト【無料ノウハウ・スキル】

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セラピストに役立つ無料のノウハウ・スキル記事を集めました。 少しでもお役に立てればと思います。
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【理学療法士向け】回内足と回外足について

【理学療法士向け】回内足と回外足について

回外足と回内足とは?足部には、前額面・矢状面・水平面での運動を同時に含む動きが二つあります。

それらの動きを回外と回内といいます。

つまり回外と回内の動きは、三平面運動になります。

この回外と回内は、距骨下関節の前額面運動として捉えることができますが、三平面運動を測定するための指標として用いています。

なので、回外または回内位を把握できれば、距骨下関節の三平面の動きを簡単に把握できますよと

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【理学療法士向け】アキレス腱炎へのアプローチ

【理学療法士向け】アキレス腱炎へのアプローチ

アキレス腱についてアキレス腱は、腓腹筋内側頭・外側頭とヒラメ筋の腱が一体となり、踵骨隆起に付着する、人体の中で最大の腱になります。

成人では踵骨の後面に2×2cmの大きさで存在するといわれます。

この腓腹筋とヒラメ筋を合わせて下腿三頭筋といいます。

下腿三頭筋は足関節底屈の作用があり、ランニングやジャンプ、方向転換時の蹴り足側で強く作用し、歩行時には求心性収縮と遠心性収縮が切り替わり、強いス

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【理学療法士向け】扁平足とハイアーチ

【理学療法士向け】扁平足とハイアーチ

扁平足とはよく一般では「アーチが潰れた状態を扁平足」とか言いますね。

扁平足の特徴として、

・ 踵骨外がえし
・ 距骨底屈位
・ 中足部の外転・外がえし位

これらによる、内側縦アーチの過剰な低下が扁平足の原因になります。

さらに、扁平足が強くなれば、横アーチや外側のアーチも低下してしまう事は想像ができます。

なので内側縦アーチだけではなく、アーチ全体を考える必要性があります。

足部のア

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人工股関節全置換術(THA)を理解し、理学療法に活かす

人工股関節全置換術(THA)を理解し、理学療法に活かす

こんにちは!
茨城県で理学療法士として働いている佐川修平です。

セラピストの皆さん、もしくは医療従事者の皆さんは、人工関節の手術をされている方に関わった経験がある方も多いと思います。

また、新人の方でもこれから担当する事になるという人も多いのではないかと思います。

私は長年、整形外科領域で働いていますが、手術も以前より間違いなく改良され、進歩しています。

そんな技術進歩が早い、手術について

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医学の進歩はここまできてる!?遠くない未来の医療について解説!

医学の進歩はここまできてる!?遠くない未来の医療について解説!

最近流行りのnoteですが、少しずつ流行りに乗っかってやってみたいと思います。

今回は「未来の医療」について書いていきたいと思います。

「貴様なんかに未来が語れるか!」という声が聞こえてきそうですが、書きます!笑

最近の医療技術はものすごい速さで進歩していますね。大手企業がヘルスケア産業に参入してきた事が大きな要因だといわれています。特にウェアラブル端末によるヘルスケア産業の勢いはハンパでは

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セラピストが知っておくべき手術の知識-人工股関節と人工膝関節-

セラピストが知っておくべき手術の知識-人工股関節と人工膝関節-

こんにちは!
茨城県で理学療法士として働いている佐川修平です。

セラピストの皆さん、もしくは医療従事者の皆さんは、人工関節の手術をされている方に関わった経験がある方も多いと思います。

また、新人の方でもこれから担当する事になるという人も多いのではないかと思います。

私は長年、整形外科領域で働いていますが、手術も以前より間違いなく改良され、進歩しています。

そんな技術進歩が早い、手術について

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