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【令和4年度コアメンバー紹介!第2回】藤田浩一さん~若者の居心地良い空間づくり~

こんにちは!ひたち若者かがやき会議です。運営に携わるコアメンバーを不定期で紹介していきます!今回は日立市十王町にある老舗和菓子店『風月堂』3代目の藤田浩一さんのインタビューです!

人物紹介

藤田 浩一 ふじた こういち
株式会社常陸風月堂 代表取締役社長
茨城県日立市の和菓子屋「常陸風月堂」3代目として生まれる。 東京の製菓専門学校を卒業後、神奈川県で5年修行し事業承継を目的にUターン。 2019年9月 日本初開催の世界博物館会議にて日本のお菓子店で唯一参加し世界各国のV I Pに和菓子の実演、体験を行う。 2020年 代表取締役社長に就任し3代目当主に。 2021年 茨城県北ビジネススクールにて最優秀賞を受賞。 クラウドファンディングにて支援率471%を達成した後に、茨城産の高級栗を使用した1本1万円の日本初の高級栗蒸し羊羹を商品化。 笑顔が生まれ連鎖する世界を実現するべく、付加価値を高めた和菓子販売や地域の和食店、コーヒー店とのコラボ商品を手掛ける。 和菓子業界の伝統を承継すると同時に、枠にとらわれない独自性と創造性で「笑顔の循環」を目指す。


ー 去年、コアメンバー加入して間もない中で産直講座の講師を務めていただいたのが懐かしいですね!その時には伺えなかった、そもそも…みたいなところも含めて今回はお伺いできればと思います。

藤田さん(以降:藤田):そうですね。もう去年の9月の話ですもんね。よろしくお願いします。

ー そもそも、ひたち若者かがやき会議というものの存在をどこで、どうやって知ったんですか?

藤田:同じ日立のプレイヤーということでかねてより面識・交流があった設立時のメンバーから話を聞いて興味を持ちました。既存の組織ではない、ゼロからイチを生み出せる…他にはない可能性を感じました。また、イトーヨーカドーの閉店もあり、本業以外に何か地域のために行動を始めるべきだとも思っていたタイミングでしたので、コアメンバーに立候補しました。

ー 藤田さんは『つなぐプロジェクト【通称:CAPI】』のリーダーとして、ひたち若者かがやき会議の組織活性策の展開および、市に点在する他若者団体との連携を図る役割を担っています。どうしてこのプロジェクトを立ち上げることになったのか、ひいては、プロジェクト含め藤田さんがひたち若者かがやき会議で成し遂げたいことをお聞かせください。

プロジェクト自体の構想はメンバーから出てきたものでした。それら想いをまとめ、より進めやすくするために、リーダーの役割を引き受けました。

先ほどヨーカドー撤退の話を出しましたが、正直な話、閉店後の日立市に感じたことは、「閉店閉店って騒がれた割には、その後は結局今までの日常が良くも悪くも戻ってきてしまったな」ということでした。【本当に地元愛を持って行動している人はどのくらいいるのか?】【どこかまちづくりに他人事になっていないか?】という疑問が、自分に対しても、他人に対しても、湧いていました

なので、これから本気でまちづくりを進めていくためには、既存の組織を横断し、すべての垣根を超えられるような…そんな、”まっさらな状態で自由にチャレンジができる環境”が必要だと思っています。そして、そこには若い人のパワーが必要不可欠だし、先ほどの問いに答えるとすると、僕みたいな中堅以上は見守ってその環境を整備できるような存在でありたいですね。少なくとも、ひたち若者かがやき会議に対してはそうありたいです。

先日の総会では司会を務め、コアメンバーの意見を優しく聞き入れ、まとめてくださいました

ー ひたち若者かがやき会議での活動が他にも活きている!といったようなことはありますか?

藤田:うち(風月堂)の若手従業員の接し方が少しずつ変わってきましたね。今までは、業務の工夫や自己研鑽に役立つ手法について、「これはやったほうがいいよ、おススメだよ」というコミュニケーションを取っていましたが、「こういう方法もあるよ」といい意味で”投げっぱなし”にするようになりました。若者って、ああだこうだと言われると逆にやる気がそがれてしまうし、頭ごなしに指示しないほうが、きちんと考えて動いてくれるんですよね。若者の考えに触れ、”気持ちよく動いてくれる・アドバイスを聞き入れてくれる接し方”が分かってきたことで、「なんでやってくれないんだろう?できないんだろう?」と自分を責めすぎることも無くなりました。

次世代に少しでも残るものは何か…それは『若者が柔軟に思考・行動ができる居心地良い空間づくり』。ひたち若者かがやき会議で日々思考錯誤しながら、そんな環境づくりに努めている、藤田さんのインタビューでした!

引き続き、ひたち若者かがやき会議各種SNSのチェックをよろしくお願いいたします!

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