『そうだ、ミニマリストになろう。Day-45: 段取りと断捨離と脳の関係』

仕事や家事がたまってくると、「あああー、やることがこんなにもいっぱい!」と余裕がなくなり、「小さいパニック」とでも呼べばいいのか、プレッシャーで他のことに気をくばったり、落ち着いて考えたりできなくなる時があります。脳が「それどころじゃないんだぁ!」と思ってるわけですね。

この場合、頭の中に散乱するのは「やらなければならないコト」。

片づけでも同じ状態になることがありますね。モノが部屋のあちこちにたまってきて、「片付けなければならないモノ」があふれかえる。すると圧倒されてしまって、どこから手をつければいいのか、おろおろしてしまう。あるいは、無力感を覚えたりする。

頭の中にある「やらなければならないたくさんのコト」も、
部屋の中にある「片付けなければならないたくさんのモノ」も、
脳が整理し、判断しなければならないのは同じ。

前者が段取り力ならば、後者は断捨離力ってとこでしょうか。

この脳の機能が弱いADD・ADHDの方たちは、段取りや片付けが苦手なことが多いですね。うちの長男もADHDボーダーなので、なんとなくわかります。脳って、得意・不得意があるんですよね。

私の場合、これまでの断捨離の成果により、圧倒されて無力感を感じるほど部屋にモノがあふれかえることはないのですが、仕事や家事では「やることが!こんなにも!いっぱいで!どうしよう~」と脳がフリーズしそうになることたびたび。

これ、パソコンのデスクトップにファイルやフォルダが散乱してるのとおんなじで、デスクトップで作業メモリを食ってしまい、落ち着いて作業するスペースが脳に残ってないってわけです。

そうならないためには、コトでもモノでも、何かが入ってくるにきちんとさばいていけばいいのですが、そういつもイーブンペースでコトやモノがやってくるわけでもない。

じゃあ、それらが山積みになり、脳の作業メモリ残量が少ないです、となった時にはどうするか?脳にきちんと整理・判断してもらう体系だったもの、よりどころが必要なんですよね。いやゆる仕組み化、系統立てってやつです。

何から、どう手を付けるか?

そもそも、仕事だったらどうしてるんだっけ?

私の場合、書きだすことが多いです。まずは深呼吸して、紙にやることを書きだす。すると思ったより作業量が多くないことに気が付きます。どの作業の締め切りが一番近いか?どれが一番重要か?どれが一番複雑で時間がかかりそうか?そんなことを考えて優先順位をつけるわけですね。ほとんどの社会人が似たようなことをしてると思いますが・・・。

断捨離も同じで、どこを片付けたいか?それは場所でくくるのか(例えば、台所、子供部屋、物置など)、モノでくくるのか(食器、おもちゃ、工具類)?

ピンポイントに絞って、今日はこれ!(あるいは今からの30分はこれ!)と対象物を細分化してしまうと、集中すべきモノが明確になるので、脳の負担が減り、とりかかりやすくなるんでしょうねぇ。

英語でいうところの Divide and Conquer (細分化して、征服せよ)ってやつ。脳にはこれが効く!と思います。

Day 45: binders and hangers

白いモノくくりで断捨離した...わけではないのですが、そういうアプローチもゲームしてるみたいでいいかも〜。「今日は白をやっつける日!」みたいな、ね!

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