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『そうだ、ミニマリストになろう。Day-22: じゃあ、お金は何に使うの?その2』

<30日かけて500個近くのモノを処分(主に寄付)する30日ミニマリストゲームを実践中>

「資本主義の本質を知れば、お金に振り回されなくなって、幸せになれる」。一語一句覚えているわけではないですが、本のキャッチコピーか記事のサブタイトルだったかと思います。「ええっ!?」とびっくりして、それから、資本主義の本を読み漁った時期があります。

数十冊、資本主義やお金に関する本を読みましたが、株で一山当てることも、商売を始めることもなく、特にお金持ちになることも、超絶ハッピーになることもなく、フツーの日々を変わらず送ってるわけで、あの読書はなんだったんだ?と言えなくもないですが、お金について考えるのは楽しかったし、今でも好きなジャンルではあります。

このフレーズのいわんとしていたことは、「お金とはそもそも物々交換のツールである。つまり、大昔、集めた木の実を魚と交換するための媒体として貝殻が使われていたのとおんなじで、それ以上でもそれ以下でもない。ただ、物々交換とは異なってお金は腐らず、ほとんどのモノといつでも誰とでも交換可能という大変よい利便性のために拝金しがちだけれど、しょせん貝殻同様ツールですよ、という話。だもんで、何かと交換してなんぼの世界なわけです。交換しないで貝殻を山ほど積んでもね、ってことですね。

問題は、いつ何と交換するの?ってことなんでしょうね。よく起業家や商売上手な方が「お金は使ってなんぼですよ」と言いますが、使わないでツールをため込んでいても価値を生みませんからねぇ。

若い方は、物より体験型消費に向かう。それは、私も実感しています。うちには3人子供がいますが、お小遣いをためてゲームのキャラの武器やら服やらを買いたがったりする。あれは、私も元夫も不思議でした。自分の服ならわかるけど、キャラのため・・・??? よくわからんと思う自分、それこそが昭和生まれの証ですかね。

そんなにモノはいらないなぁと思うならば、じゃあ何に、と考えたときに、お金の使い方を自分はほんとはよくわかってなかったんだな、と思います。自分や家族、友人たちを幸福にするお金の使い方ってなんだろう?何にいくらぐらい費やせばいいのか?

参考になるのはこちらのTED(日本語字幕の設定が可能です)

それから藤原和博著の「中くらいの幸せはお金で買える」という本に、お金で買える幸せの例が出ていますが、私が好きなのはこれ。

「いいモノ」を買う
「体験」を買う
「仕事」を買う(給料ダウンしても、面白い仕事につく)
「カラダ」を買う(快適に感じるために身に着けるモノに投資する、メンタルや体調を整えるモノに投資する)
「プロフェッショナル」を買う(プロを雇って仕事をしてもらう)
「賑わい(コミュニティ)」を買う(自分の興味を受け入れてくれるコミュニティに参加する)

こう考えると、モノ以外にもお金の使い道って結構あるんですよね。

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30 day minimalist game

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Day 22: kids clothes, socks, bag, leotard, lamp, picture frame, wrist band, badge, ointment, power, glass bowls

30日ミニマリストゲームとは、

1日目に1個
2日目に2個
・・・
30日目に30個というふうに、モノを手放していくゲームです。無事30日を終了すれば、500個近いモノを減らしたことになります。




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