見出し画像

『そうだ、ミニマリストになろう。Day-39: 断捨離を祭でやるか、コツコツやるか』

モノを手放すために、(A)数日間「断捨離祭」でわーっとやるのがいいか、(B)毎日や毎週少しずつコツコツとやっていくのがいいのか。どちらがいいのかを考えていました。

もちろん万人に当てはまる正解はなく、人によりけり、同じ人でもその時によりけりとなるのでしょう。ただ、目安とするならば「すっきりさせたい!」「これ以上モノがあるのはいや!」と思う自分のエネルギーに比例して選べ、ってとこでしょうか。

モノが雪崩を起こす部屋に心底うんざりし、これほんとなんとかしないとヤバイ!と強く思った日、この部屋を片付けないことには恋人や友人を一生招待することはできないのだとアハ!モーメントが降ってきた日、あるいは単純に仕事やプライベートで嫌なことがあってストレス解消に何かをしなくてはいられない日には、「祭」にして一気にゴミ袋に詰めて詰めて詰めまくるのがいいと思います。

断捨離の良いところは、成果がはっきりと目に見える、手で触れられることなんですよね。しかも一気に1日でやってしまった場合、即効性があります。

これ、ダイエットなどではそうはいきません。1日にどれだけ食事を制限しても、運動しまくったとしても、悲しいかな一日でドカンと体重が減ることはない。でも断捨離だと「数十袋捨てました!」が可能なんですよね。

若いころは、劇的な何かが起きて、人生が変わるのを夢見ていました。(今でも、まだちょっぴり・・・てへ。)

でも、素敵体形になってモテたければ、毎日食事に気を配り、定期的に運動をするしかない。お金持ちになりたければ、お金についての情報を収集し、克己心を持って戦略的に投資していかねばならない。仕事で大成功をおさめたければ、毎日きちんと成果をだしていくしかない。何事においても「積み重ねの結果」で、他人の目を引く結果が初めて出てくる。

もちろん、あこがれの君にある日突然ひとめぼれされて、「そのままの君が好きなんだ」と耳元でささやかれるとか、ジャンボ宝くじにあたるとか、そういう人生がまったくないとは言えない。ですが、正直確率は低い。かなり低い。少女漫画やウェブにはそういう話にあふれていないこともないですが、あれは「夢」だと割り切ってしまったほうがいい。

断捨離祭りでは、1日汗だくになって手足を動かせば結果が目に見える。すばらしいじゃないですか!(パチパチ!!!)

その一方で片付けるのが苦手な方もいます。あるいは、断捨離祭りが終わり、だんだん落ち着いてきて、後はぼちぼちやっていくしかないな、という段階に入った人もいるでしょうね(←今の私がこれです)。

断捨離エネルギーが低いときには毎日少しずつやっていく方が良い、というか少しずつでないとやれないってこともあります。ただ毎日でも毎週末でも月末でも良いのですが、大切なのは「習慣化」すること。「必ずまたやる」状態を作り出しておくことなんでしょう。

自分の経験から言えば、有効なのは

1.目標を決める。
処分する個数だったり、あるいは1日XX分、あるいは1日1か所や1引き出しを片付けるというような具体的な目標を持つ。

2.周囲に宣言する。
Noteでもブログでもあるいは友人に口頭でもいいのですが、宣言することで、自分にプレッシャーをかける。

3.仲間を募る。
友達同士でも、みんチャレなどのSNSでもいいのですが、一人でやるより励ましあい、刺激をもらえる仲間がいると、成功率がぐっとあがる。

4.成果を見せる場を作る。
これは2・3ともかぶりますが、「ここまでやったよー」と写真などを見せる場があるといいですね。あるいは片付きつつある部屋に人を招待してお茶会をするとか。

結局、「できるときにできれば」だと、いつかやらなくなっちゃうんですよね。ダイエットが続かず失敗するのとおんなじ。

私の場合、年末まで30日にわたって500個ほどを処分したミニマリストゲームをしましたが、それが終わった今、平均1日3個、1週間に20個ほどを目標にすることにしました。毎日3個見つけられなくても、週末までに20個ほど放出できればOKとしてるので、忙しい日はしなくてもいい。

ただ、小さくても何かくくりを作っておくこと、習慣にしておくことが必要なんですよね。食べるのが楽しいのと同様、買い物も楽しい行為なので気を付けないと、いずれリバウンドしてしまいます。

ほんと、何事でも成果を出すためには習慣が必要ってことですね。

このNoteの冒頭で正解はないと言いましたが、Aから始めて弾みをつけ、Bで継続するのが一番モチベーション維持に効くように思いますが、Aの祭があってもなくても、いずれにせよBは必須のように思います。

Day-39: Linen, comb, glasses, earplugs

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?