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『広報×SNS 今、求められるスキル』の動画を視聴!

SNSを運用しているけど伸びない…。
「いいね」が知り合いからしかつかない…。
そんな方はいませんか?

「経営者がSNSを運用したほうがいい理由は?」

『令和PR』小澤 美佳 さんが
松本 淳 さんにインタビューした動画が
公開されています。その動画を視聴して、
内容を(自分なりに)まとめてみた。
本記事では、そのまとめを書きます。
リンクから、ぜひ実際の動画を!↓

◆「 」内は、聞き手の小澤さんの質問。
字数制限内で、私の視点で取捨選択して
要約して書いていることをご容赦ください。

(ここから動画のまとめ)

◆「松本さんは、テレアポ営業が苦手だった、
SNSでアポを取るほうが良い、と
よく発信されていますよね。
SNSを始められたきっかけは何ですか?」

本格的にはFacebookから、2008年頃でした。
その後、私は会社を売却し、東南アジアへ。
海外でもつながりやすいんですよ、Facebook。

その後、2016年頃、新卒採用支援に関わり、
学生さんと絡む機会がありました。そこで、
Facebookは「おじさん交流専門」と言われた。
やはりTwitterですよ!と言われたんです。

当時、私のTwitterは、フォロワー300人程度。
2017年くらいから本格的に参入しました。
フラットに発信ができるのが良かった。
Facebookは、良くも悪くも同質の人たち、
知り合いや身内間でのツールです。
でもTwitterでは知らない世界の方とも交流できた。
何と消防士さんからも連絡がありました。

しかし、2019年頃、課題が見えてきた。

炎上リスクです。特にHR業界は燃えやすい。
匿名性という要素が強いからです。
リアルな出会いも難しい。
アカウント主の人となりがわからないから。
ファンタジーな部分があります。

そのような経緯があって、
様々なSNSを併用しつつも
LinkedInをSNS運用のメインにしました。

◆「炎上のご経験は?」

あまり無いですね…。
炎上する理由は二つある、と思います。
一つは社会的に悪いことを発信してしまう。
これはしょうがない。もう一つは、
例えば人事の立場から悪気無く発信して、
それが燃えたりする。気配りやメタ認知。
それができれば炎上はしないはずですが…。

◆「燃える時は、明確に非がある場合と
非が無い場合とがありますよね…。
広報としての配慮が必要ですよね!」

広報担当としては、非があるんです。
コンプラ意識、バランス感覚が必要です。

◆「SNSとPRを接続するには?」

悪い例から挙げましょう。
一方的に宣伝しかしないアカウント。
これはダメ! 受け手がよく思わない。
受け取るほうも、面白くない。

交流する意識が大事です。
どうせ宣伝するなら役立つ情報をシェアしたい。
人間性も含めて「知って頂く」という気持ちで…。
これは大企業でも同じですね。
中の人の「人となり」をこそ、知らせたい。

貢献心や誠実さと合わせて、
「自社の利益になるように」発信する。
ビジネスのアピールとのバランスが難しいです。

◆「ですが、松本さんのご発信には
あまり宣伝要素が見えませんが…」

例を挙げましょう。
「ブランディングの効果は自分では見えにくい…」
そんな内容を伝えた後、サラッと
「私がアドバイスしたらとても良くなりました!」と
宣伝を入れてみたりしています(笑)。

宣伝には見えないような宣伝です。

◆「SNSを通じてビジネスの相談は来ますか?」

来ますね。
でも、私はただ待っているわけではない。
「営業活動」が必要なんですよ。

発信せずに「ひたすらDMを送るだけ」の人もいる。
これは最悪。
受け手からすれば、あんた誰やねん、って感じです。

「投稿・交流だけ」をする人。
何かいい話が来ないかな…と待つ人。
これもビジネス的にはよろしくない。
皆さん、直接プッシュを受けないと動かないんです。
「この人からDMが来た!」と思われると動く。
自分からの努力と、相互コミュニケーションです。

◆「松本さんはご返信など、
コミュニケーション量が凄い印象がありますが」

投稿「だけ」を頑張っても
「俺が俺が」になりがちですから…。
コミュニケーションを意識して取っています。

◆「経営者はSNSをしたほうが良いですか?」

社長さんなら、やらない理由がない。
「時間が無い」とおっしゃる方もいますが、
大事な仕事なんだ!と思って運用するべきです。
社長さんほど運用効果が高いと思います。

◆「何を発信すればいいのでしょう?」

ビジョンを語るといい。泥臭く。盛らずに。
インナーブランディングにも効果がある。
社内にもビジョンが浸透します。
社長が外に発信する言葉で勇気づけられる。

採用される方が会社を深く知りたがるのは、
採用前ではなく、内定の後なんですよ。
ホームページではわからない。
過去の社長のSNS上の発言などを見る。
SNSでは本音が発信されがちですから。
社長を筆頭に、SNSを運用すると良いですね。
全員で盛り上げる採用、全員が広報になるといい。

◆「各個人がそれぞれの立場で
発信すると、ブランディングになりますよね!」

メンバーさんの人生にとっても良い話です。
一生の財産になる。
自分のためにブランドをつくりましょう!
会社と個人の関係も良くなると思います。

◆「広報はどんな右腕になればいいのでしょうか?」

…これには正解が無い。
「発信力が高い広報」がもちろん良いですが、
そうじゃない場合には
「社長のメタ認知の役割を果たす広報」が良い。

社長は、なかなか自分のことが見えません。
イケイケ過ぎて空気を読まず、トゲが多い人もいる。
社長と話して、
「こう見せたほうがいいですよ!」と
コントロールしていきたい。
ある種の「翻訳」です。外の視点を伝える。
もちろん、焚きつけるのもあり、です。
プロデュースをしていく。

◆「広報はコミュニケーションプロデューサー!
誰にどう発信していただくのがいいのか、
一緒になって言語化をしていく…。
そうすれば、会社はぐっと強くなりますよね!」

広報が介入して、こんなミッションやビジョンを
掲げるべきです!と言ってもいい。
これぞ「右腕」の広報です。

◆「最後にメッセージをお願いします!」

ご自身がSNSで発信していくことは、
最終的には自分自身のためになります。
自分から交流して、信頼を積み上げて、
良いチャンスを得ていきましょう!

(動画のまとめ、終わり)

最後に私の感想を書きます。

この動画からは、お二人の
惜しみない「シェア」の気持ち
あふれていました。

フラットな対談形式の動画だからこそ、
「こうすべき!」という上からではなく、
「こうするといいな」というヒントがある。

上記は、要約に過ぎません。

ぜひ「実際の動画」のご視聴を
リンクからどうぞ!

※小澤さんの会社「令和PR」もぜひ。

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