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意識して一年を振り返ってみる ~頭の中のキャリア地図~

2023年も残り1か月を切り、振り返りを
読者の皆様もしているところか
と思います。

中には超絶お忙しくて、振り返りどころか
前を見て進むことでやっと、という方も
いらっしゃるとは思いますが、

ただ、忙しい中「だからこそ」
チラッ、チラッとでも
「来た球を打つ」と奮闘してきた
その内容を(自分の中で)見える化して
残しておくことも良いのでは?

思い浮かんだ「地図」、
辿ってきた「道」
を、何らかの
形にしてみても良いのでは?

…私は、SNSで発信を始める以前は
「手書きの日記」を書いておりました。

しかし日々発信をする中、そちらに時間を
割くために日記は一時休止。
「まとまった時間が取れる」時にだけ
手書きで書くようにしたのですが、

先日、思い立って書いてみたんですよ。

面白いもので、自由に手書きで書いていくと、
PCで入力したり
口に出してみたりするのとはまた
異なる角度から、
その時の光景が浮かんでくる。


よく言われますのが、
「自動車から見る風景」と
「自転車から見る風景」と
「歩きながら見る風景」は
違う、ということ。

人間の空間認知能力、とりわけ
地図に描き表せる力は
「自転車くらいの速度」が限度だ、
とも言われています(個人差はあります)。
自動車の車窓から見た風景は、
その場では覚えておりますが、
後からは思い出しにくい。速いから。

しかし、自転車を漕ぎながら見たり、
散歩をしながら見たりした風景は、
鮮明に思い出しやすい。
「こんなところにこんな家があるのか!」と
感情を伴いながら移動しやすいから。
地図上においても、
想起しやすい、と言われています。

手書きで書きながら来し方を
思い出すのは、それに似ている。


手を動かしてペンで書いていく。
いつもとは違うもどかしさが、
良い塩梅で記憶を蘇らせてくれるようです。

前置きが、長くなりました。
以下、私の2023年のここまでの振り返りに
お付き合いいただけますと有難いです。

私は今年、転職を考えました。

ただ、私は中年世代でもあり、
一度、腰を据えて
自分のことについて考え直すことにした。

急がば回れ、とばかりに、
CTH、キャリアツーリズムアットホーム
というサービスを受けました。

これは「せんのみなと」さんのサービスで
自分自身のキャリアについて
深掘りをしていくもの。
「自分一人では辿り着けない
新しい選択肢が見つかる」
その言葉通り、このサービスを受けることで、
改めて自分がこれまでに歩いたり
考えたりしてきたことを「見える化」
することができました。
本当にありがとうございます。

(その過程を報告してきた
記事へのリンクを貼ります。
よろしければぜひ)

…ただ、これはあくまで
「スタート」であって「ゴール」ではない。

見えてきた自分を踏まえて、
どのようにこれからのキャリアを
歩んでいくのか、そのために
どのように行動していくべきなのか?

今年の六月からは、その試行錯誤の
連続であったかのように思います。

◆『「選択肢を増やす」時空間ひろげマスター』

「選択肢を増やすお手伝い」をする。
そのために時間的・空間的な世界を広げる。
歴史や地理を取り入れた作品や提案を通して、
それらに触れた方の世界を
広げるきっかけを生み出していく。

やりたいことは固まりました。
CTHを受けて、鮮明になった。
この私のやりたいことは、六月の時点から
いま、十二月になっても変わりません。
深掘りしていただいたおかげ。

五月末~六月初めにかけて、
私は、新しい小説を書き始めました。
『凸凹バラ「ストロングリリーフ」
ミシェルとランプ』
という作品です。

これは、今年の一月~三月にかけて
LinkedIn上で連載をしておりました
『凸凹バラ姉弟 ミシェルとランプ』という
長編小説の続編です。

前作で書ききれなかった
「個人と組織のかかわり」
「やるせない決められた(かに見える)
レールの上から、どのように
自分が生きる道を模索していくか」
などをテーマにしたもの。

「…転職を考えているのに、
そんな小説なんか書いているヒマ、
あるんですか? 転職、なめんなよ。
余裕をぶっこいてないで、
ガンガン会社に応募していくほうが良い」

そう思われる読者の方も
いらっしゃるとは思いますが、
「私の中では」これは必然だった。
この作品を書ききらないと
前に進めない、とすら思った。


四か月くらいで草稿を
エピローグまで書き上げました。
書き上がったのは九月の終わり頃です。
(校正は今でも続いていますが…)

十月十日からは
リンクトインとnote上で連載を始めました。
日々、小出しにして、会社(団体)ページで
連載をしていくのです。

それに先立って、中林まどかさんという
漫画家・イラストレーターさんに
表紙・地図・図表などを依頼していました。

素材を提供して、小説の世界観に合った
絵を描いて頂く。
ラフの校正などを経て、
表紙が出来上がったのが連載前くらい。
地図・図表は、連載と並行でした。

…現在、十二月初旬ですから、
連載は六十回を超しています。
全六章で、第五章までを公開しますので
年末には連載が一段落する予定です。

ただ、六月~十一月においては
もちろん、小説「だけ」現職「だけ」に
注力していたわけではなく、

◆「自分に合う仕事は、職場は」
◆「そもそも具体的に何をするのか」
◆「どんな活動、場なら、それが為せるのか」

それをひたすら考えて行動していました。
今も考えている。
キツいけどほぐれる、ストレッチのような時期。

「起業」を視野に、自分の作品を
提供することを考えてみたり、
サービスを構想したり、

「就業」を視野に、その職場と
自分のライフワークを掛け合わせて
相乗効果が生まれる手立てはないか
ひたすら情報を集め、行動したり…。

SNSで知り合った方に
直接会ったり、オンラインで話したり…。
私の作品を手に取っていただけたり…。

色々、やってきました。

そんな中で、気が付くと
十二月になっていた
、というのが
正直なところなのです。

最後にまとめます。

本記事では、私自身の
約一年の振り返りを書いてみました。

読者の皆様は、この一年、いかがでしたか?
たまにはアナログに振り返ってみては?

※私の活動についてはこちらの記事をぜひ。

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