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Hi!story〜歴史カードゲームで歴史教育を変える〜


2023/02/21追記:

Hi!story、ついに販売開始しました…!✨
本編は下にあります!



こんにちは、こんばんは。Hi!story(ハイストリー、略してハイスト)です!

1.今回のnoteで何を語る?


今回のnoteはHi!storyの自己紹介になります!(今更かい。)

というのも、ビジコンに出場したり、メンバーが5人に増えたり、AIの描いたイラストを使ったり・・・と様々な遍歴を経て

結局今のハイストはどうなってるんだ?という

”いまの”Hi!storyについての記事を出したかったからです!

このnoteさえ見れば今のハイストについて、

どんな組織で、

  どんな問題意識の元で、

      何を作っているか

といったハイストの全てを知れます!

その上で、私たちの考えていることに対して、

それ面白い!

ハイストが作るカード欲しいな!

と思ってくれたら幸いです!

子育てママ・パパさん達と仲良くなりたいっっっっ

2.改めて自己紹介


歴史を楽しく主体的にという言葉を掲げて小学生を対象にした歴史カードゲームを作っています!

東大生2人・慶應生1人・法政大生2人の5人です!

最低週1回はミーティングしてます!
  • 歴史ってコンテンツそもそもおもろいよな。

  • でも今まで俺らが受けてきた歴史教育って暗記偏重だよな。

  • 振り返ってみれば歴史との最初の接点で「楽しい!」って感情を抱ければ最高だよな。

  • 受験のために歴史暗記してきたけどそこどまりで、結局実生活に応用できてないよね。

等といった思いつきがHi!storyの原点です。

私達が描く未来は

「誰しもが歴史に対して興味を持ち、楽しく主体的に勉強できる世界」です。

今の教育システムでは、誰でも一生懸命に取り組めば結果を出すことができるという強みがあると思います。その一方、環境に恵まれ、小さいうちから歴史的遺産や科学などに触れている子とそうでない子では大きな差が生まれているような気もします。

「誰しもが気軽に歴史に興味を持つきっかけ」を歴史カードゲームを通して作りたい。

Hi!storyはそう考えています!

3.今までの活動

メンバー4人で武蔵大学、ソウル大学、東京都が主催する3つのビジネスコンテストに出場しつつ、SNSとしてnoteとTwitterで情報発信をしつつ、カードゲーム作成をしつつといった感じで今までやってきました!

(今思えば割とスローペースだったなあ。。。)

そして!先日待望の5人目がメンバーとして加わり、夏休み期間の今、急ピッチで作業を進めています!この夏ハイストが熱いっ!

*最終編集時(2022年11/14時点)でイラスト・デザインは完成して残すところ印刷だけ!あともうちょい!HPも8割方完成でそろそろ公開

詳細についてはこちらのnoteをご覧ください!

4.現状の歴史教育

歴史に暗記は必要です。
しかし学校の教育は暗記に比重が寄り過ぎています。(入試システムの問題でもある?)

事実として教科書で覚えなくてはならない単語の量は50年間で3倍にも増えています。

歴史総合といった新科目を導入して ”暗記<思考” の歴史教育を志向しているにも関わらず暗記量は増えているのです。

暗記の歴史教育

しかも歴史を学ぶ意義が学校では示されません。

高校生までは授業ではただ板書を移して暗記、テストの点で一喜一憂、受験終わったら「あれ、なんかめっちゃ暗記した記憶だけはあるけど全然覚えてないわーあはははー。」

ただただ勿体無い


現状の歴史教育は、貴重な学生の時間を、意義も示されない膨大な暗記のみにのみ費やし、実社会で生き抜くことと全く別の枠組みである、「受験」のなかでうまく立ち回るためだけの「ツール」でしかないのです。

5.親御さんたちは思う

94.4%


これはなんの数字でしょう?

これは「歴史は重要である」と考えている親御さんの割合です。
(Hi!storyで108人の親世代の方々を対象にしたアンケート結果より)

想像以上に多くの親世代の方が歴史は重要であるという認識を持っているのです。
(この記事を見ている皆さんも歴史は重要だと思っているはず??)

アンケート結果(Hi!story実施)

私たちがヒアリングを行った中で印象的だったのは

「歴史を暗記で終わらせるのではなく、歴史を理解、応用して未来を予感して欲しい」

と仰った親御さんがいたことです。

子供のために!!

そんな思いで受験勉強等のために子供が小さいうちから手を打ちたいと思ってる親御さんも多いのではないでしょうか。そんな時、子供に対して何をしてあげますか?

  • 塾に入れる?

  • テキストを与える?

  • 歴史漫画を買い与える?

たしかにこれらの効果も見込めると思います!

実際Hi!story5人も歴史漫画の道は通りました笑

全てが台無し。落とし穴に注意!


ですが。一点留意していただきたいのは

”歴史を楽しく学んでもらいたかった。そのはずが結局、子供に負担としてのしかかってしまった”という可能性がある点です。

実際歴史漫画を楽しんで読めるのはある程度歴史に興味がある子供なのです。

「子供に歴史を嫌いになってほしくない。」

「まずは歴史に興味を持ってほしい。」「まずは歴史に触れてみない?」

その気持ちわかります。親御さんの子供を思う気持ちはみんな一緒です。

親vs子供 ~埋まらぬギャップ~


6.Hi!storyの可能性と提供できる価値

Hi!storyは歴史×カードゲームです。

従来の知育玩具とは違います。というか、知育玩具ではありません。

この先、

「日本一のゲーミフィケーション」

になるカードゲームです。

ゲーミフィケーションは、コンピュータゲームのゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲーミフィケーション

私達のカードゲームのキーワードは3つです。

「入口」「遊び×学び」「おもしろい」

①「入口」

まず私たちのカードゲームは歴史への興味の入口となります。
「カッコいい」カードで「教科書に出てくるレベル」の歴史を子供たちに触れてもらいます!

②「遊び×学び」

従来の知育玩具は学びに強引に遊び要素を加えただけに過ぎず子供にとっては少し抵抗感があるものになります。(親御さんが与えたいものと子供が欲しいものにギャップがある。)
そこで私達は、遊びを第一に、学びを第二の要素として付け加えます。
「楽しいゲームを遊んでいるつもりが自然と学びになっていた!」
このような構造を生み出します!

遊びに学びを混ぜ混ぜ


③「おもしろい」

ゲーム性には一切妥協しないつもりで開発中です!(そもそも面白いゲームじゃないと話にならない。)
ボードゲームをはじめとしたアナログゲームのファンの方にも楽しんでいただける?

7.実際のカード紹介

①いままでのカード

これらが今までに考案してきたカードゲームで、全部で5種類です。作ってはテストプレイをしてを繰り返しました。自分たちがやって満足いくものでも小学には難しいんじゃないかという理由からボツになったものもたくさんあります(トホホ)
厚みでみるとこれくらいはあります。一番右のカードは創るのに慣れていなかったのもあって相当手こずりました。(手作業で80枚分作るのは地獄でした笑)
そしてようやく、小学生でもできそうで自分たちがやっても楽しい物の原型が出来上がりました。(ここらへんで、カード自動製作化をIT強いメンバーが入ってきてくれたので作業効率一気に上がりました!)
このようにしてカード作成を行ってきましたただし、これでも「イラスト費」「難しさ」「総合的な製作費」等の問題で、もっとうまくまとめてくれとメンバーから言われ、②に至ります。

②いま開発中のカード(売り出し予定)

制作していく過程で
「史実に忠実に作ってくとなると、既存の歴史コンテンツと差がつくポイントはゲーム性のみ→キツくね」
ということになり、史実だけにこだわらずある程度他のものと混ぜ合わせるのが良いという結論に至りました。

そこで我々は「小学生を主人公にした物語」を作り上げ、その物語と史実を融合させようと決めました。

小学生3人組が主人公(イラストはバグが起きています笑
これはたまたま絵が描けたのでイタズラで作りました(笑)

人類が土地を失いつつあり、新たな次元と新たな土地を生み出しそこへ移り始めた時代。順風満帆に見えた新次元空間だったが、マッドサイエンティストであるピスコ博士がAI実験と称し、新次元空間内を支配しようと「偉人AI」を送り込むことを考え始める…
それをきっかけに多くの偉人AIが暴走し、人間や偉人AI同士との戦いが始まる。
新次元空間における覇権を手にした一部の偉人AI達は、次々と現実世界のルールを変え、脅し、新次元空間における権限を強めていった…。
だがしかし、人類はまだ諦めていなかった。新次元空間創始者のゴードンが新次元空間の権限キーを自分が作った古来日本ワールドのどこかに隠したというのだ。
小学5年生の3人組は、キーを探すためにゴードンが作った「古来日本ワールド」へ旅立つことになる…

produced  by Hi!story


*イラストはどうする??

歴史人物のイラスト全てをイラストレーターさんに依頼するとなると莫大なお金がかかってしまうのでMidjourneyというサービスもハイブリッド利用しています!(人間とAIの融合、新時代到来!)

AIの力は偉大です。著作権の問題もクリアしつつ、描いてほしい絵のイメージを伝えるだけでものの見事な絵を届けてくれるのです。

*最終編集時(2022年11/14時点)でイラストについては全てAIで完成させました!なかなかクオリティも高いぞ!


8.Hi!storyのこれからと決意

ここまでたくさん、真面目な話をしてきましたが一番の想いは

「どっちみち勉強しなくてはならない。せっかくなら楽しく勉強してほしい!」

自分は一生懸命勉強してもうまくいかない科目もたくさんありました。その時はもれなく結果ばかり求めてしまって楽しく勉強できなかった自分がいました。
だけれども、やっぱり勉強するときは楽しく学べた方が良いと思うんです。
嫌々やっていてもその場しのぎにしかならないし、自分の知識として身についてくれる可能性は低いです。

というわけで

この世界の全ての人に、歴史と楽しさを届けたいと思っています。

「歴史を楽しく主体的に」
この世界を実現します。

応援よろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

自己紹介

全力で推したいゲーム

現状の日本の歴史教育は暗記メイン・受験のための道具であり、本来学ぶ意義があるはずが蔑ろにされています。まずは歴史に触れ始める小学生が楽しめるような歴史カードゲームを通じて、私たちのビジョンである「歴史を楽しく主体的に」を実現しようと考えています。応援よろしくお願いします!