夏バテ・ダイエットの悩みは、この食材が助けてくれる。

こんにちは!HIS(ヒスチジン)と申します。

前回はトマトについて、前編後編と書いてきました。
今回も夏が近いということで夏野菜の代表である


なす🍆


について、書いてみようと思います。




低カロリーでダイエット食にも使えちゃう


まずはどのぐらい栄養が含まれているのかざっくりと。


【なすの食品成分(可食部100g当たり)】
エネルギー:22kcal
炭水化物:5.1g
たんぱく質:1.1g
脂質:0.1g
カルシウム:18mg
鉄:0.3mg
ビタミンA(β-カロテン当量):100㎍ 
ビタミンB₁:0.05mg
ビタミンB₂:0.04mg
ビタミンC:4mg

※可食部:食べられる部分のこと。

【参照:日本食品標準成分表2015年版 (七訂)】


なすの90%は水分であると言われ、他の野菜と比べるとビタミン・ミネラルが少ないのですが、エネルギーが22kcalなのでダイエット食として利用できるんですね。

また、なすにはこれらの栄養素以外に


・【ナスニン】というポリフェノール
・抗酸化力の強い〈クロロゲン酸〉


という成分が含まれておりまして、美肌効果や老化予防・コレステロールを下げたりなど、様々な効果があると言われているんですね。
痩せてきれいになりたい方には必見のお野菜さん。




もしかしたらその成分、結構捨てちゃってるかも…

さきほども書いた通り、ナスニンとクロロゲン酸は美容と健康には持って憩いのお野菜。実際にどの部分に含まれているのかって話です。




【ナスニン】
主に皮に含まれる色素成分。青紫色の正体はこの方。
ポリフェノールの1種であるアントシアニンで、コレステロール値を低下させることが認められていると言われています。そのため

・高血圧などの血管トラブル予防に効果あり
・脂質異常症の予防にもなる


といった期待もされているそうです。


ただ、この【ナスニン】は水に溶けやすといわれています。あく抜きで水にさらしすぎると一緒に水の中に溶けて流れてしまうので、さらす際は短時間がいいそうです。放置は厳禁ですね。




【クロロゲン酸】
なすに含まれるあく。この正体は【クロロゲン酸】と言われています。
ナスニンと同様、ポリフェノールの1種で、強い抗酸化作用を持っていると言われています。抗酸化作用により

・美肌効果
・老化予防
・生活習慣病予防
・ダイエット効果


があると言われているんですね。
しかし、このクロロゲン酸も水に溶けてしまうのが難点。あくをとるために水にさらす際は、なるべく短めがお勧めですね。




食欲がない…そんな悩みも解消してくれる!

実は「食欲がない…」といったときにもなすは大きな味方になってくれるなんて話も。


なすに含まれる栄養素として【コリン】というものがあります。

水に溶けやすく、ビタミンに似たような働きやビタミンを助ける効果があると言われています。(ビタミンではないそうです。)

このコリンは、コレステロール値を下げる効果があると言われ、高血圧予防や動脈硬化を防ぐ働きを持っていると言われています。さらに、胃液を分泌して消化を助ける働きもあるので、夏バテの回復食としても役に立つそうです。

夏バテで食欲がなくなったときは、なすを食べるもも1つの手かもしれないですね。(豚バラとなすの味噌炒めなんかどうでしょう。)





本日はここまで!
なすについてざっくり書いてみました。

【本日のまとめ】
・なすは低カロリーで、ダイエットにお勧め食材。
・【ナスニン】と【クロロゲン酸】による効果でより健康に。
・食欲不振にも効果あり。(この夏必見!)


なすはほかの食材との組み合わせが良く、炒め物やおひたし・つけものなどいろんな調理方法でおいしく食べることができます。
なすを食べて、暑いこの夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか。




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最後までご愛読ありがとうございました。




※本内容は、参考資料を元に情報を共有する目的として記載した内容です。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。







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