リコピンの王者「Tomato」🍅(前編)
こんにちは。HIS(ヒスチジン)と申します。
今日はトマトについて書いてみようと思います。
夏野菜の代表でもある「トマト」。
タキイ種苗株式会社の「2019年度 野菜と家庭菜園に関する調査」によると、大人が好きな野菜 トップ10でトマトは令和初の栄冠を獲得するほど、人気があるそうなんですね~。
皆さん。トマト、、、お好きですか、、、?
ということで、ざっくりとですがトマトについていろいろ書いてみたいと思います。
トマトに含まれる豊富な栄養素
まず、ざっくりとトマトの成分をまとめてみます。
【トマトの食品成分(可食部100g当たり)】
炭水化物:4.7g
たんぱく質:0.7g
脂質:0.1g
カルシウム:7mg
鉄:0.2mg
ビタミンA(β-カロテン当量):540㎍
ビタミンB₁:0.05mg
ビタミンB₂:0.02mg
ビタミンC:15mg
※可食部:食べられる部分のこと。
トマトには、
・ビタミンC、ビタミンA(β-カロテン当量)
・体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム
・便秘解消やコレステロールを抑える水溶性食物繊維
が豊富に含まれる、栄養価のとても高い食材の一つです。
トマトは、世界に8000もの品種があると言われ、日本でも昭和時代から盛んに品種改良が行われ、今でも新しい品種が生まれて市場に出回っています。
赤い色はリコピンの色
トマトと言えば赤い色が特徴の野菜。
この赤い色はトマトに含まれる「リコピン」という色素成分で色づいています。
【リコピン】
・赤い色素成分のリコピンは、強い抗酸化作用があり動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病やがんなどを予防する効果があると言われてる。
・シミやそばかす、くすみやシワを改善する美肌効果も期待されている。
1日の摂取目標量は15mgと言われています。体内で作ることができないので積極的に摂取したい成分ですね。
~食材に含まれるリコピン量ランキング(食材100gあたり)~
1位 トマトジュース・・・19.0mg
2位 ミニトマト ・・・8.1mg
3位 スイカ ・・・3.2mg
4位 ピンクグレープフルーツ・・・3.2mg
5位 トマト ・・・3.0mg
6位 柿 ・・・0.7mg
(普通のトマトより、ミニトマトのほうが多い・・・)
ジュースにするとリコピン吸収力が上がるのはなぜ?
リコピンは、トマトの細胞を強く覆っている壁(細胞壁)の内側にあり、吸収力を高めるにはその壁をぶち壊すことが必要とされています。
細胞壁を壊す方法として、
・加熱して壁を柔らかくする。
・すりつぶす。
・ミキサーにかける。
が挙げられます。
生で食べるよりも3~4倍も吸収率が上がるとされているので、市販のトマトジュースを飲んだり、トマトソースにしたりして取り入れると効果的だと言われています。
本日はここまで。トマトについてざっくりまとめてみました。
【トマトのまとめ】
・ビタミンミネラルが豊富な栄養価の高いお野菜
・大人から最も愛される、リコピン豊富な存在。
・生で食べるよりもジュースや加熱してリコピン吸収率UP⤴
次回は、リコピンの王者「Tomato」(後編)ということで
・トマトをいつ食べたほうがいいのか?
・熟しているトマトの見分け方は?
・実はトマトには毒が・・・
の3本について書きたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひ読みに立ち寄ってみてください!
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最後までご愛読ありがとうございました。🍅
※本内容は、参考資料を元に情報を共有する目的として記載した内容です。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
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