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#35ポジティブ思考の落とし穴!

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。


今、午前10時。
もっと早くnote書きたかったのに。

昨日は仕事をやり残してしまった。
昨日の晩はすこぶる眠たかったさ。
今朝早起きして、やり残したタスク、終えましたとさ。

出張でないといけなかったため、とりあえず出て、
高速パーキングでこれを書いています。

めちゃめちゃ時間タイトじゃなかったから
自宅でパパっと書き終えて出てもよかったんだけど。

なんか、目的地の近くに来てからじゃないと落ち着かなくて。

まだ、〇〇分で書ききるぞ!の訓練ができてないんですね~
練習、練習


さて、先日、仕事でのやり取りでタイトルのように感じたことを書き留めたいと思います。


伝統工芸の世界の大きな課題

ある、仕立物の複数口の注文が舞い込んできて、
いつもお願いするところに頼んだところ、
「今、パツパツでその納期ではできないんです~」
と。

頼んだことはなかったけど、別の想いあたりがあったので
そちらに依頼をしてみることに。

同業者さんなのですが、気前よく、前向きに検討してくださり、
受けていただけることになりました。
本当にありがたい。

そこで、その同業者さんとの話題になったのは、

「売ってくることができても、作る方がこれから大変やで」
これがまさしく伝統工芸界隈の大きな課題です。
職人不足、高齢化、担い手不足。

以前、伝統工芸テーマで、こんな記事も書きました。

危機感を持て

同業者さんは、私よりもうんと経験が豊富で、色々な物事も私の何倍も知っておられ、多々教えてもらうことがあります。

前段の話の流れから、
「作り手さんを確保しとかんとやばいことなるぞ」
「知ってるとこで、こうこうこんな風に大変なことになったとこもあったわ」
「お宅んとこもしっかりやらな」

どれもその通り。業界の危機感はもう何年も前から言われていることです。

ちょっと気持ちがどよーーんとなりました。

ポジティブ思考のボク

私は、基本的に前向きな性格です。
いや、昔はそうではなかったのですが、色々あり、今のような性格を手に入れた、とも言えるかもしれません。
(それについては長くなるので機会があれば)

火を見るよりも明らかな、業界の危機感を抱き、それを突かれ、
どよーーんとした気持ちになりましたが、
私の性格だと、
「よし!大丈夫!!」
「なんとかなる!!」
と気持ちを前向きに向ける、思考切り替え力を持っているつもりです。

今回も、そのように気持ちを前に向けようともしました。

ポジティブバカになるな(←自分への言い聞かせ)

前向きな思考にある程度コントロールできる、自身の能力については、すごくありがたいと思っています。

しかし、しかしながら、
これは、私が本気で取り組んでいる、久柳の経営に関わること。
ポジティブ思考だけではいけないのではないか?
と思うようになりました。

さまざまなネガティブな課題についても向き合い、
真摯に対応していかなければならないのではないか?

例え、それが、重々しい課題で、それに向き合うことで、精神が多少削られたとしても。
(削られすぎはよくないけど)

個人事業主で、ごくごく小さい所帯でやっているから、関係人口もそう多くないけど、
これが、大企業とか上場企業の社長クラスだと、かかるプレッシャーは想像を絶するものなのでしょうね。

そもそも、ポジティブと課題を放っておくといくことは全く別の次元ではありますが、
ともすれば、私のこの持ち前の性格は、
「楽観」にもなりかねず、
課題を放置するリスクもはらんでいると思いました。

危機感・課題を、単に持ち前のポジティブマインドで受け流さず、
真摯に向き合う。
ビジネスマンとしては必要なマインドだと改めて感じました。

それを気づかせてくれた
気前のいい同業者さんには感謝!

では。

(30分で書けた!)



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