音を日常の彩りに Vol.1 / 晴れ渡った昼下がりの秋空を見ながら / 山中千尋 「Lucky Southern」

人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。

色が我々に与える影響が大きいように、日常に漂う音もまた我々に、知らず知らずのうちに影響を与えていることでしょう。

都会や人が暮らす街には自然の音と人工の音が入り混じっていて。そんな中で音をうまく生活の中に取り入れていくには。

音は奏でられると、音楽となります。それは何百年も前からずっと形を変えて受け継がれてきています。

自分が楽器を演奏できなくても、歌がうまく歌えなくても。歴史に残された音楽という音をセレクトして誰かに届けることができるのでは無いか。そしてその音楽からマインド的に生活の豊かさ、彩りが生まれないだろうか。

そんなことを考えて、あるシチュエーションを仮定し、そこに流れていると良いと感じる音楽、楽曲を紹介して見ます。

誰かが奏でた音。音楽。

そんな音に力を借りて、毎日に少しでも彩りをもたらす事ができれば幸いです。

第一回は、秋の晴れ渡った昼下がり、午後3時くらいの空を見ながら、身を任せたい音楽です。

ジャズピアニスト、山中千尋さんは、メロディセンスが素晴らしく、アルバムを聴き流していても、必ず耳に残るフレーズがあって。

この曲は、一曲目。いきなりグイッと心をつかまれました。

秋の空、午後3時あたりになると、日は早めに西の空に向かい、なんとなく1日の終わりを感じます。この曲は、そんな気分を、少しだけ、引上げてくれるのではないでしょうか。

ぜひ、聴き流してみて下さい!

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