見出し画像

小説家になりたい〜私の好きな本


私はいつか小説家になりたいと思っていた。
特に趣味はないのだが、小さい頃より読書がなにより大好きだった。
10年位前から図書館に行き、2週間でコンスタントに5冊借りていた。
ということは、単純計算で1000冊位は読んでいるかもしれない。
(コロナの時期は閉まっていたのでここ最近は借りられてなかった)

よく借りた本は、、、


①一番大好きなのは「湊かなえ」

イヤミスと言われるミステリーだけど後味の悪さが特徴。
湊かなえさんは広島の方で確か家庭科の教師をされていたので、学校関係の内容が多い。あと、毒親系の母親と娘が題材の作品が多い。
代表作は『告白』『贖罪』『Nのために』『夜行観覧車』
すべてドラマ化、映画化されている。
『花の鎖』は涙なしでは読むことができない感動作だ。
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』はまさしく毒親の話。
段落ごとに主人公が変わり、語りの目線が変わってそこがおもしろい。
また、シナリオがよくできていて映像化されやすい。
暗くて怖いけれどはまってしまう。


②「東野圭吾」の本

ベストセラーが多く、とても読みやすい。
東野さんは理系の方なので、『ガリレオシリーズ』のような物理のトリックや 『加賀恭一郎シリーズ』の刑事者、未来もの、復讐系、とにかくヒット作が多い。こちらも沢山映画化されている。


③「柚木麻子」の本

『ランチのアッコちゃん』のような、明るい料理ものが得意で読み始めると一気に読んでしまうほど面白い。『BUTTER』は実在の事件をテーマにして、かの有名受刑者に挑んだ作品でその作家魂に驚いた。


④「池井戸潤」の本

池井戸さんは元銀行員なので、銀行の話が多い。
『半沢直樹シリーズ』や『下町ロケット』は時代劇のように最後は悪人をやっつけたり、万事うまくいく所が痛快で後味がスッキリする。
毎回親切に、登場人物相関図が最初にあるので、見ながら本文を読むと更に分かりやすい。


⑤「吉田修一」の本

最初に『さよなら渓谷』を読んだ。男女間のもつれと罪。
『悪人』もそうだが、必死に人間が生きてもがき苦しむ姿を描いている。
独特の世界観が好きだ。
運悪くどんどん悪い方向に向かう主人公を、ヒヤヒヤしてみている。

同じような作品で『共喰い』がある。芥川賞を取った田中慎弥の作品で
こちらは人間の暴力と性を描いていてかなり衝撃的な内容だった。
映画化されて菅田将暉が主人公を演じている。


⑦「村上春樹」の本

ベストセラーで話題にのぼり、何冊か読んだ。
村上さんの『ノルウェーの森』は外国文学のような世界観で、ノーベル文学賞作家 「カズオイシグロ」の『わたしを離さないで』のような死に対してセンセーショナルな内容だった。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のように題名がユニークな本も多く、内容が気になってしまう。
熱狂的なファンがいて、ハルキストと呼ばれている。
毎回ノーベル文学賞の候補に名前が上がるが、未だに達成されていない。


⑧「山崎豊子」の本

山崎さんは元新聞記者で、丹念に取材されて、真実に基づいて忠実に書かれている。
『白い巨塔』や『華麗なる一族』などドラマ化させた作品が多い。
人間の欲望が渦巻く世界が描かれ、時に社会現象を投げかける、長編が多い。とても歴史的大作ばかりだ。



今、思い出せるのはこれ位だが、面白いと思った作家はトコトン読んだ。
作家は自分の経験を映し出すというから、そろそろ私も書いてみたいなと思っている。ちょうど、noteで創作大賞の募集をしているのを知った。

締め切りまで1ケ月しかないけれど、
やってみる!!
こういうきっかけがないと面倒だとやらないと思うから。
怠け者の私を返上だ。



小説って読むのは簡単ですけど、書くのって難しいですね。
今テーマを模索中です。
社会問題、なにか心に突き刺さるような文章が書けたらと思います。

同じ本好きな方、スキ💓していただけると嬉しいです。


この記事が参加している募集

スキしてみて

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?