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もう一歩、深まるために

(繋がりのある方の投稿を見て、わたしも記しておきたいことがあることに気づかされた。丁寧に感じ綴る、そのための時間をつくり書きました。合気道家のTちゃんありがとう◎)

※この記事は音声でもよめます↓


ていねいに感じ続けることは、あわただしいペースにすっかり慣れてしまっているわたしにとって、たやすいことでは、アァないなあ。
それでも少しずつ、気づくたびに時を止めること・繋がり直してみてみることを試せるようになってきているとおもいます。試すとか、止める繋がるといった「行動」以上に、自分の願いを聴きとれるようになってきていること、どうじにそれを尊重・選択できるようになってきたのかな、ともおもいます。

そういった日々の中で、今はまた深まるときみたいです。まだまだうわすべりだな、うわすべりになりやすいな、そういうときがあるな、という気づきがありました。願い(ほんとうの声・魂の声とも)はもっと奥の層から聴こえるのです、どちらかというと、そっちに気づけたのかもしれない。その深さに。ともかく、願いの出もと(根っこ)と、行動・表現のアウトプット。その差を縮め一致させたいと感じています。たぶん人生をかけて。

自分のこととはいえ、ほんとうのシンプルな願いをちゃんと知って繋がり続けるって簡単なようにみえてそうでもない。わたしには、あたまの声(こうしたらいい、こうしたら楽)は大きいし、もっともらしくて、その肥大した魅力は説得力もあり選びやすいです。それも生き方だとわりと平坦に眺められるようになりつつも、奥の方からの振動がわたしを呼んでいるのです。

週末に、京都行きがせまってきました。

身近な方にはこのことが、わたしにとって大きな出来事だとたぶんお分かりいただけると思います。そもそも新幹線も乗り慣れていません。子どもを持ってから、ひとりで関東を出るのは初めて。しかも一泊を決心した。

まず仕事のつごうで京都行きを決めた。(子連れでなく)単身を決めた。日帰りを決めた。そこからやっぱり一泊!と決めるまでに、ひと月。この間に、二度めずらしく左の首すじを痛めて、数年前にあった右腰奥の疼きが少し前に出てきた。それらを日々のヨガやストレッチで見つめ、ある日の呼吸法で、ハッと右の鼻腔があまり使えてないことに気づきました。

2年ほど前、あることをきっかけに、これまでの人生ほとんどのあいだ悩んでいた鼻詰まりが改善し、普段すっかり通るようになっています。でも気づけば左の鼻腔ばかりが活性していて、右鼻腔が使えていない。しかも内観し呼吸に集中しているときだったのに。これにはちょっと驚きました。
すぐさま、頭の頂点から右鼻の穴を通して空気をひっぱりあげるようなつもりで息を吸うと、ちゃんと通る。意識は偉大。光は通せる。とても、心地のいい息が入りました。

こうやって、ひとつひとつなのです。改善したと思っても、それで放置ではなくて、本来のとおりに繋がり直すには、意識をむけるその気持ちは必要で、不調だった月日が長ければ長いほど、何度でも「だいじょうぶ」と、心身とものアプローチから癒されるプロセスは欠かせないんだなあと思います。


さて京都一泊を内心決めて、でもまだ言い出せない数日間。
自分が何に躊躇しやすいのか、自分にとってどんな恐怖がそこにあるのかを見つめました。そこにはよく知っている馴染みの自分がいた。ただ、理解はしても=解放というわけではなくて、ブロックをそのままに、夫に相談すると、案の定以上の、反応(わたしがことを大きくしているだけということは気持ちでは分かっていたので)。

どれだけ自分が都合のいいフィルターを通して世界を観ているかまたよくわかりました。(都合いいというのが、自分にとってネガティブでもポジティブでも、それはやっぱり自分にとって選択しやすいという都合があるみたいですね)

もちろん、まだわたしと離れて寝たことのない娘をまかされて、夫も自宅仕事をこなしがらの大変さや気苦労はあるけれど「それがうちだから」というようなことを言ってくれました。(長男の剣道の試合と重なったのはわたしがざんねん)

なんていうか、甘い言葉とか、すごい優しい~とか、そういうんじゃなくて、単純な事実として「そうか、これがうちなんだ」とわたしには響き、夫がどんなふうにこの暮らしや家族(の選択)を受け容れているか・眺めているかを、ちょっとだけまたわかった気がしました。ありのままということ。わたしもあと数歩、そうあろう。

まだ数日間があるので、いろいろな気持ちになるはず。やっぱりやめたという瞬間もきっとある(笑)でももう決めています。

現実には新幹線のチケットも宿泊先すら決めてないところ。これはわたしにとって、大きな大きな旅になりそうです。
いえ、安全に、行って、しっかりと仕事をして、そして安全に帰ってきます。ささやかでいい。それで充分。たくさんの観光もするつもりはありません。でも、何をして生きていくかという願いに、もう一段階ふかく繋がるために、ひとりになる決心を、このタイミングでさせてもらっているみたいです。ほんとうにありがとう。

わたしの創作活動をサポートしてくださる方がありましたらぜひよろしくおねがいいたします。励みとし、精進します。