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『マザー・テレサCEO』にリーダーシップを習う

マザー・テレサという人物を思い浮かべる時、どんなイメージがあるでしょうか?

利他の人・愛のあふれる人・軸のぶれない人・・・。

私は子どもの頃に「マザー・テレサ」を伝記で読んだ覚えがありますが、心に残っているイメージは彼女のマインド部分がほとんどです。


「貧しい人びとのなかのもっとも貧しい人びとのために働く」

このビジョンを掲げたマザー・テレサはその思いを成し遂げるために、驚くべきリーダーシップと組織マネジメント力を発揮します。


彼女が発足させた組織「神の愛の宣教者会」は、活動のフィールドを世界中に広めました。
また、情熱を持って組織活動に取り組む人々をまとめ、さらに活動資金の調達も必要でした。

マザー・テレサは大企業のCEOとなんら変わることのない組織マネジメントをしていたわけです。


ビジョンを明確にしたら、次は準備が必要です。

この本の中では「3つの準備」が挙げられています。

・感情
・ファイナンス
・オペレーション(手順)


どれかひとつでも欠けていたらあなたはまだ前に進むべきではないと。


また、マザー・テレサが自身のビジョンをこれほど大きな組織にまで作り上げた能力のひとつに「純粋でシンプルなコミュニケーション」が挙げられています。


マザー・テレサがいくつもの言語を流暢に使えたわけではありません。
言語を超えたコミュニケーションこそが彼女の専門分野だったのです。


心からのビジョンとそれを実現するためのリーダーシップについて、学ぶことのできる一冊でした。


「平和は笑顔からはじまる」と彼女はよく言っていたそうです。
(*´ω`)

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