カマキリ写真本を買ってみた。フランス語の。
フランスパンを見るたびに懐かしさを感じるのですが、
それは私の前世が高貴なフランス紳士だったからでしょうか。
ぼんじゅーる。昼杉です。
凱旋門、エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、パリミキ。
世界の上品の全てを詰め込んだオシャレな国で
いま最も熱いものをご存じですか?
───そう、髙橋ユタカ氏のカマキリ写真本です。
フランス詩人マリーさんの詩文で彩られたカマキリ写真の数々。
A4ソフトカバー。圧巻の145ページ。
髙橋氏自身も、そのお写真からも分かるように
優しくあたたか、まさに生命の美しさに
輪郭を与えたようなお方ですが、
フランスでカマキリ写真の個展経験もある暴れん坊な怪物。
写真集は淡い作風を中心に小サイズから迫力のある見開きまで
読んでいて動きのある構成となっております。
カマキリの写真本ですが、写しているのはカマキリだけにあらず。
自然界に確かに存在する、数多ある小さな命の瞬間と
そこにある世界が切れ取られた、空間が美しい一冊です。
国境を越えて愛される彼と彼の作品に更なる活躍をお祈り致します。
・髙橋ユタカさんのTwitter
https://twitter.com/yutakamakiri
・インスタグラム
https://www.instagram.com/yutaka_the_mantis.ism
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