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日本一わかりやすい自己分析シリーズ実践編<最終回>


長かった自己分析も、いよいよ総まとめです!

これまでの自己分析のnoteまとめ
自己分析モヤモヤの『原因と対策』(まず初めに読んで欲しい記事)
<過去>の分析
実践編第1回
実践編第2回
実践編第3回
実践編第4回
<現在>の分析
自己分析…やりたいこと、見つからなかったらどうする?
実践編第5回
<未来>の分析
実践編第6回
実践編第7回

ここまで、過去・現在・未来と分析をしてきて、下記のような項目でアウトプットができていると思います。

自己分析のアウトプット

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【過去分析のアウトプット】
①.自分はどんな時に頑張れるタイプか?/頑張れないタイプか?
②.どんな仕事が得意か?/苦手か?
③.どんな人や組織が居心地がいいか?/悪いか?
④.自分に合った人付き合いのタイプやチームでのキャラは?
⑤.長所は?/短所は?/(長所でも短所でもない)性格や行動特性は?

【現在分析のアウトプット】
⑥.仕事として携わりたいリスト

【未来分析のアウトプット】
⑦.将来の夢は何?
⑧.どんな生き方をしたい?
⑨.どんな人になりたい?
⑩.何を得たい?
⑪.どのように役に立ちたい(何を成し遂げたい)?
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ここまでの情報が出そろったら、今度はこの情報を元に、
「入りたい企業の条件」つまり「企業選びの軸」を出していきましょう!


「企業選びの軸」を作る

「あなたの企業選びの軸を教えてください」というのは、面接で特によく聞かれる項目です。自己分析が十分にできていないと、特に答えにくい質問でもあります。

企業選びの軸を作る方法は簡単です。

まず上記の①~⑪の要素を全部並べてみて、「どんな会社に入りたいか?(=軸)」と「その理由」を、5つ以上書いてみてください。

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軸は、必ず「〇〇〇〇〇〇の会社」という書き方に統一します。したがって、下の例のように、自己分析で出した①~⑪の項目を、「〇〇〇〇〇〇の会社」となるように言い換える必要があります。

例1)
細かくて正確な作業が得意
細かくて正確な仕事のある会社

例2)
初対面の人と話すのが得意
初対面の人にガンガン営業かけるような仕事の会社

例3)
ライバルと競争し合える環境でモチベーションが上がるタイプ
実力主義の会社、向上心の強い人が多い会社

例4)
ITにとても興味がある、携わりたい
IT業界の会社

例5)
20代で年収1千万円を得たい
20代で年収1千万円に到達し得る会社

こんな感じです。


ここまで出来たら、次は軸の順位付けをしてみてください。

この軸は絶対に譲れないもの(MUST)なのか、
できれば実現したいが譲ってもいいもの(WANT)なのかを、
一つずつ慎重に検討します。

どうしても順位が付けられない場合や二択でどちらが上か迷ってしまう場合は、「片方ずつ軸を消してみて、どちらがよりいいかを思考実験してチェックする」やり方をおススメします。

例)
軸1:アットホームでプレッシャーの少ない環境の会社と、
軸2:20代のうちに年収1,000万円稼ぎ得る会社、
の2つの軸の優先順位が付けられない場合、

軸1を消す:20代のうちに年収1,000万円かせげるが、アットホームではない
軸2を消す:アットホームで仕事のプレッシャーは少ないが、年収は1,000万円に届かない。

上記のようにイメージした場合、どちらがよりベターかを考えてみてください。


あとは、軸に合った業界や職種や会社を探すだけ(業界研究・企業研究をしましょう)

ここまで軸ができたら、あとはその軸にあう業界や職種・企業を探していきましょう。ここからは自己を分析するだけではどうにもならないので、地道に業界研究・企業研究を行っていく必要があります。

手前味噌ですが、自己分析⇒軸選択⇒合っていそうな企業のランキング表示
までをAIの力を使って簡単にやってしまうシステムを昨年出したので、よかったら使ってみてください。

開発にあたっての想いもこちらに書いています↓


軸はどんどん変わっていい!

企業研究をしていくうちに、もしくはOB訪問や選考でいろんな人の話を聞いているうちに、「就活の軸」や、「軸の優先順位」が変わるのはよくあることです。

例えば、最初はなによりも「残業が少ないこと」を最優先の軸にしてたけど、「残業があってもいいからこういう仕事をしたい」と思うようになった。
といったことや、

最初は漠然と、「人と話すことが好き!」って思っていたけど、いろいろな仕事を研究するうちに、「初対面の人にゴリゴリ話しかけていく仕事は苦手だが、いろんな立場の人と何度も話し合いを重ねて意見調整していくような仕事は得意」
といったことが分かるようになってきます。

自己分析で作った軸を、業界研究・仕事研究・企業研究でより明確化・具体化して鍛え上げていくようなイメージですね!

是非、この自己分析を土台として、どの企業の面接官にも納得してもらえる、確固とした「企業選びの軸」を作り上げていってください!

(ちなみにこの自己分析と軸形成のプロセスは転職の際にも使えますので、やり方を覚えておいて損はないはず🍀)


次回は番外編として、
「選考対策としての『軸』と『やりたいこと』」について書いてみます。


ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

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