日本一わかりやすい自己分析シリーズ実践編<第5回>
今回は、今の自分の興味や関心を改めて振り返ることで、
「仕事としてやりたいこと」
の種を見つける自己分析のやり方についてお伝えします。
これまでの自己分析のnoteまとめ
▶自己分析モヤモヤの『原因と対策』(まず初めに読んで欲しい記事)
<過去>の分析
▶実践編第1回
▶実践編第2回
▶実践編第3回
▶実践編第4回
<現在>の分析
▶自己分析…やりたいこと、見つからなかったらどうする?
今回、みなさんに自問自答して頂きたい項目は次の6つです
\( 'ω')/\( 'ω')/\( 'ω')/
1.研究内容や、好きな科目は何?
2.趣味・特技は何ですか?
3.おカネを払ってでもやりたいことは何?
4.気になっている社会問題は何?
5.昔ハマっていて、心のどこかで気になっていることは何?
6.就活をして、興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは何?
項目ごとに説明をする前に、このワークをやるにあたっての大切なルールを言っておきます。それは、
●とりあえず気楽に書くこと
●「仕事」を意識しないで書くこと
このワークの目的は、自分の興味関心の「種」を探すことです。この「種」の中には、将来どこかの企業で行う仕事の種となるものもあるかもしれませんが、「副業として趣味の延長線上で稼ぐ何か」に育っていく種もあるかもしれません。今はそんな時代です。
なのでいったん、「仕事である」「就活である」ということは無視して考えましょう!
つまり、
「これは仕事にならないしなぁ」
「これじゃそんなに稼げないしなぁ」
と言ったことを気にする必要はありません。
「漫画」でも「ディズニー」でも、気にせず出していきましょう。
それでは、項目ごとに説明していきます。
1.研究内容や、好きな科目や学問
2.趣味・特技
これらは特に説明する必要もないでしょう。該当するものを出して、ノートに書いていきます。
3.おカネを払ってでもやりたいこと
勉強はどの科目も好きじゃない、でもこれといった趣味・特技もない。という場合は、「自分は何にお金を使っているか?」ということを考えてみましょう。
ファッション/ゲーム/お酒…
何でもOKです。
4.気になっている社会問題
国際競争力の低下/格差問題/少子高齢化/温暖化…
現代社会には解決すべき問題が溢れています。特に自分が興味を持っているものがあるのなら、書き出していきましょう。
5.昔ハマっていて、心のどこかで気になっていること
「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼少期にハマったもの、そしてある時期からなんらかの理由でやめてしまったものの中には、自分が心から好きなものが潜んでいることがあります。
完全にあきらめたり興味が無くなったものであれば書く必要はありませんが、まだどこか、心の奥底で気になっているものがあれば、書き出してみましょう。
6.就活をしていて、興味を持ったこと、やってみたいと思ったこと
これは非常に大切です。
なぜなら就活で出会った「興味の持てそうなこと」「やってみたいこと」というのは、もちろん仕事に直結するからですね。
「やりたいことが見つかりません」という人の多くが、この項目を検討していなかったりします。
「自分のやりたいことや志望動機を語るには、幼いころの『原体験』が無いといけない」みたいなことが、毎年就活生の間でまことしやかに語られていたりしますが、そんなことはないです。
ただのまことしやかですw
「説明会で聞いて、その仕事をやってみたくなりました。」というのも立派な原体験です。
なので昔の経験と結び付けられなくてもいいので、就活中に興味を持ったことを書き出しておきましょう。
STEP②_書き出した項目を、選別する
ここまで出来たら、次は「選別」です。
上で自分で書き出したものを眺めて、
「仕事として携わるのはアリなの?ナシなの?」
という観点で選別をしていきましょう。絞りすぎてしまうと選択肢が無くなってしまうので、3つ以上はあった方がいいです。
注意点を3つお伝えします。
注意点1.気楽に考える。
「一生かけてやりたいもの」なんて見つからないものです。
よく、就活のお悩み相談をしていると、
「一生かけてでもやりたいこと」かどうかがわからない。
と悩んでいる方に出会います。
前回も書きましたが、そんなものは見つからないのです。少なくとも就活では。
プロ野球選手やプロ棋士など、幼いころから一つのことをやり続けてきたごく少数の人を除いて、大半の人は、人生において興味・関心のあることが何度も変わります。何かに興味・関心を持って取り組んでいるうちに、次のやりたいことが芽生えてきます。
それが普通のことです。
「一生それをやり続けたいか?」とか考えても、確信なんて持てるはずがありません。
「当面(例えば1,2年くらい)は少なくとも興味続きそうだな」レベルでいいです。
注意点2.携わりたいか?で考える。
例えば、「昔から音楽に興味がある、でもプロミュージシャンの道は完全に諦めた」という場合。
ミュージシャン以外にも、音楽に携わる仕事はたくさんありますよね。
プロミュージシャンになれないからと言って、音楽の仕事を諦める必要はありません。
「ミュージシャンではなくても、何かしら仕事として音楽に携わりたいかどうか?」
と考えて、アリかナシかの選別をしましょう。
注意点3.余計なことは考えない
今回のテーマは、自分の興味関心から、「仕事として携わるのはアリ?ナシ?」を考えることです。
この時点で、
「いや、でもこの業界は低賃金だからなぁ」
「こういう仕事は向いてないからなぁ」
などを考慮に入れる必要はありません。過去分析、未来分析、でどうせ検討することですから。
だから今は一旦、「仕事として携わるのはアリ?ナシ?」ということだけを考えましょう。
長くなってしまいましたが今日はここまでです。
やりたいことの「種」が、少しでも見つかりましたか??
今は、昔よりも、「やりたいことを突き詰めてやる」人が注目され、お金も稼ぎやすい時代です。
今回考えた『やりたいことの「種」リスト』は、仮に全然関係ない会社に就職したとしても、人生の宝物として、大事に心の中にとどめておいてくださいね。 (°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°キラーーーン
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
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