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上場企業のCFOとして企業再生、1→10に取り組んでいます。中期経営計画を達成するには…

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上場企業のCFOとして企業再生、1→10に取り組んでいます。中期経営計画を達成するには経営管理の基盤整備が必要。散逸しているデータがきちんと取得できるよう日々の業務改善をしてます。一緒に働く仲間を募集しています。趣味はラグビー観戦。

最近の記事

管理部門組織を業務委託を含めて構築する

組織を作っていく上で業務委託を含めて構築していくという選択肢が有効だと考えるようになった。 当社は上場しているとは言え、認知度は低く、収益は現時点では芳しくない。給与水準は同業他社と変わりないか低い。そのため、採用は非常に難しい。フルリモート、フルフレックスという働き方の柔軟性はあるが、それだけでは十分な数の優秀な人材を採用することは難しい。 当社の売上高は長年、ボックス圏内で推移していたが、数年内での倍増プラスαを計画していて、従来のままでは管理部門が成長のボトルネック

    • 仕事/経営管理/DX/月次決算早期化に向けて外注の活用

      月次決算の早期化と正確性向上に取り組んでいるのだが、仕訳を外注することにした。その結果、2営業日近く短縮化した。 取り組んできたことは次のとおり。 ・給与支給日の変更と概算値による給与計上 ・原価計算のプロセスの改良 ・経費精算のフロー変更 これで理屈的には月次決算を1日から1.5日ほど短縮することができるはずだった。しかし、実際はあまり短縮化していない。 要因は単純でメンバーのスキル不足。あまり言いたくないが事実ではある。1年近く待ったが改善の兆しがないので、仕訳入力を

      • 文系の管理部門の自分がプログラミングの勉強を始めた

        素敵なイラストを拝借しました。ありがとうございます。 世間ではリスキリングがキーワードのようで、だからという訳ではないけれど、プログラミングを勉強しようと年初に目標を立てた。そして、独学では絶対挫折するので、スクールに入った(オンラインの)。 企業と企業、企業と人を結びつけるサービスを作りたいと考えている。自分で好きなようにデザインしたり仕組み作ったりしたいし、趣味で作るので、人と調整したり工程を管理したり煩わしいことは避けたいので、自分で作ることにした。 まずはスクー

        • 仕事/経営管理/DX/月次決算早期化の現在

          さて、月次決算の早期化を図るため、いくつかの手を打ってきたが、徐々に効果が出ているところ、まだ手を入れる必要があるところが見えてきた。現状をまとめておく。 まず振り返り。 月次決算は会社のPDCAを回していくため、早期に行うことが必要であることは周知のこと。会社によっては数営業日で行っている。理想としては着地見込みをローリングしていくこと。それに対して、当社のこれまでの状況は次のとおり。 ・経理の月次の締めは7営業日 ・そこからチェックをして8営業日 ・すぐに対応できない

        管理部門組織を業務委託を含めて構築する

          採用の効率化/DX/仕事/効率化

          一歩効率化が進んだ。今回は採用領域。HRMOSを導入する。これにより事務作業が軽減されて採用活動に割ける時間が増える。 当社はエンジニアを積極採用中。事業を拡大するにはエンジニアの数が必要不可欠。エンジニアの人数で売上が決まってくる。なので、エンジニアの人数を増やしていく必要がある。 年間10人採用するとして、CVRが5%とすると、1年間に必要な母集団は200人。20人採用すると400人の母集団形成が必要となる。多い。 母集団形成ルートは色々あり、採用には様々な業務があ

          採用の効率化/DX/仕事/効率化

          業務改善が徐々にスタート/仕事/経営管理/DX

          四半期決算が終わってひと息ついている今、経営管理の改善に本格的に着手し始めている。10月になったら四半期決算が始まる、その他も何かありそうなのでここで要件を詰めてスタートダッシュをしたい。 先ず財務会計。会計ソフト内で個別原価計算を行うというもの。ただの勘定奉行を勘定奉行個別原価計算編にアップグレードし、その運用に向けてフリーのコンサルタントと契約し、またOBC社との打合せをした。ネクストステップは松竹梅のプランを作成して監査法人と相談。 財務会計に関連して、経費精算の仕

          業務改善が徐々にスタート/仕事/経営管理/DX

          仕事/経営管理/DX/月次決算早期化

          月次決算の早期化。現在7営業日かかっている月次決算を5営業日にすると決めて、さて、どうしようかと始めたプロジェクト。労働時間でどうにかなるものではなく仕組みを整えて早期化を図る。 月次決算早期化の目的は3つ。 ①分析をして施策を考える時間を確保する。 ②月次決算をチェックする時間を確保する。 ③経理メンバーの労働時間を短くする。 ①は、現在の7営業日だと取締役会まで時間がなく、分析や施策を考える時間がない。取締役会を遅くするという考えはない。PDCAを早く回さないと手遅れ

          仕事/経営管理/DX/月次決算早期化

          #仕事 小さなDX。勤務地管理

          当社は月に一定の回数リモート勤務だと在宅手当が出る。電気代だとかの足しにということなので、出社が多いと出ない。なので同じ人でも在宅手当が出る月と出ない月がある。 どういうオペレーションをしているかと言うと、勤怠管理はチームスピリットで行い、それとは別にMicrosoft formで勤務地を報告してもらって、労務が集計している。なので入力漏れも多く情報が正確ではない。不正確なインプットに基づいて手当を出しているという問題がある。社員にとっては、チームスピリットで打刻して工数を

          #仕事 小さなDX。勤務地管理

          #仕事 小口現金を廃止する。DX準備

          #経営管理のDX 着任して色々目に付いたことの一つに小口現金がある。管理方法は統制が取れてない。誰でも小口現金にアクセスでき、許可なく使っている。 本社移転した5月、移転でバタバタしていたのだろう、小口現金の残高が合わない。金額の多寡で判断するものでもないが、決算やケイパビリティを考えると探すメリットはあまりなく、雑損で処理した。 そういったこともあって小口現金を廃止することを決定した。前職では立替金でやっていたが、現職では経費立替はきついということで、経理チームに方法

          #仕事 小口現金を廃止する。DX準備

          #仕事 DXの前に。システム化は手段

          管理部門のDX化を進めるにあたり、1つ意識しておこうと思うことがある。それはシステムが全てを解決するというものではないということ。別の言い方をすると、システム導入が目的化してはいけないということ。 何が言いたいかというと、既存業務の見直し、業務の必要性の検討、蛸壺化している業務の統合、などを通してスリム化、標準化させることが先ずやることだ。これなしにシステム導入をすると構築に時間がかかるかシステムでは対応できない部分が多く残ったりするだろう。 これを進める方法として、業務

          #仕事 DXの前に。システム化は手段

          #仕事 DX化する管理部門の現状

          2022年5月から検討し始めた管理部門のDX化。先ずは現状の姿を記録しておこうと思う。 経理 ・会計ソフト:勘定奉行クラウド ・経費精算システム:チームスピリット ・工数管理システム:チームスピリット ・売上管理:エクセル ・原価計算:エクセル 人事 ・採用管理:エクセル ・労務管理:エクセル ・給与計算:社労士に委託 ・給与明細:ネットde顧問(社労士) ・年末調整:オフィスステーション(社労士) 法務 ・クラウドサイン 既存システムを使い倒し、連携させ、足りないと

          #仕事 DX化する管理部門の現状

          # 仕事 管理部門をDX化するぞ

          今日は快晴。本社移転の初日。それとは関係ないが、中小規模の会社における管理部門のDX(デジタルトランスフォーメーション)について、自分が今からやろうとしていること、できたことなどを書こうと思う。 #こういうのもあるよ、という方は勉強させていただきたいのでぜひご連絡ください。 現職には2022年5月にジョインした。ジョインして約1ヶ月、観察してみるとシステムは入っているものの使い倒せておらず、また、システム間で連携がなされていないことが日に日に明らかになってきた。そのため、

          # 仕事 管理部門をDX化するぞ