#仕事 小さなDX。勤務地管理

当社は月に一定の回数リモート勤務だと在宅手当が出る。電気代だとかの足しにということなので、出社が多いと出ない。なので同じ人でも在宅手当が出る月と出ない月がある。

どういうオペレーションをしているかと言うと、勤怠管理はチームスピリットで行い、それとは別にMicrosoft formで勤務地を報告してもらって、労務が集計している。なので入力漏れも多く情報が正確ではない。不正確なインプットに基づいて手当を出しているという問題がある。社員にとっては、チームスピリットで打刻して工数を付けて、更にMicrosoft formに入力するという手間があり、労務はMicrosoft formを集計するという手間がある。

なぜこのような運用なのか疑問だったので担当者に訊いてみたところ、チームスピリットの備考欄に勤務地を入れて運用していたがその情報をダウンロードできないからだと言う。おかしい、そんなことはないと思いチームスピリットに問い合わせてみた。するとバージョンアップすればできるとの回答。2年分のバージョンアップができてないとのことだ。

少々呆れたが、未来志向で頭を切り替え、バージョンアップを進める。ここで受託開発を事業としている慎重さが出て(正しいプロセスなのだろうが問題が起ころうはずもないという文系の頭には慎重に映る)、sandboxでのテストを踏んでバージョンアップをすることに。ようやく先日アップデートできた。

8月から社員はチームスピリットで勤怠打刻と同時に勤務地を選択できるようになり、労務はチームスピリットのレポートで足りるようになり、無駄な工数を削減することができた。

DXというには小さな改善だが、ちりつもで工数削減の一つとなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?