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本当は教えたくない美食店〜東京都 とんかつ店3選〜

こんばんは、もののふです♪
今回も美味しい料理と出会ってみませんか?

今回は国民的メニューであるとんかつの中から、東京で一度は行くべきとんかつ屋3選を紹介します。

1つは研究を重ねて編み出した唯一無二の白いとんかつ「とんかつ成蔵」です。

1つは40年間守り続けるこだわり抜かれた人気店「とん太」です。

1つは究極のとんかつが味わえる実力店「車力門ちゃわんぶ」です。

東京に行った際の参考になればと思いますので、是非最後までご覧ください。

とんかつ成蔵

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南阿佐ヶ谷にあるとんかつの行列店として有名な成蔵は、白いとんかつが名物の完全予約制のお店です。

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今や超人気店である成蔵にもお客様が来ない辛い時期もあったと言います。そんな時に生まれたのが、白いとんかつです。ただこの白いとんかつが完成するまでに改良に改良を重ね、なんと3年はかかったといいます。それほど店主のとんかつに対する想いが強いということです。

しかも店主は、このように言っています。
「とんかつを口に入れて、最初に舌に触れるのは衣です。なので、僕がとんかつで一番大事にしているのは“衣の食感”なんです。」

成蔵のとんかつは、ほとんど泡が立たないほどの低温で揚げ、ロースの場合、110℃(通常は170〜180℃)ほどで揚げているそうです。こだわりは、裏面を長く、表面をその2/3ぐらいの長さで揚げ、1枚を20分ほどかけて揚げています。こうすることにより、肉汁を外に逃がさず閉じ込め、パン粉の水分をゆっくり飛ばせるので油を吸わせず軽やかな衣に揚がるそうです。しかも油から取り出してからさらに10分ほど寝かすことで、余熱で肉の中心まで均一に火を入れています。

こだわり抜かれた実際の成蔵の白いとんかつです。

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3種セットで、特ロースかつ・シャ豚ブリアンかつ・ミルフィーユかつを注文。特ロースカツは熟成も選べるそうなので、お願いしました。

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特ロースは驚くぐらいに柔らかく、旨味と甘味が心地よいハーモニーを奏でています。
こちらの胡麻油をかけて食べると、一段と甘みが増したように感じます。

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シャ豚ブリアンは中心部まで柔らかく、とんかつがとろけてしまうほどです。とんかつの色もロゼ色で美しい仕上がりです。

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ミルフィーユかつは、上品な香りと、ほのかな甘み、さっぱりとした脂肪が特徴的です。

この極上のとんかつと一緒にいただく白いご飯と豚汁も絶品です。

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とん太

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とんかつの名店がひしめく高田馬場の中でも、ひときわ人気なのがこのお店です。高田馬場駅から歩いて約6分の場所にあります。開店前から約20人並ぶほどの人気ぶりです。

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このお店の揚げ方は、40年間変わっておらず、豚肉は高温度で揚げると肉が硬くなってしまう為、低温度で揚げています。

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今回は特上ロースかつ定食を注文しました。

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まずは何もつけず、そのままいただきます。

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脂と柔らかいお肉の調和が絶妙で、何もつけなくても美味しいです。

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続いては、塩を少しとんかつに振りかけます。すると、トロけるような脂身から最高の甘みをこの塩がより一層引き立ててくれます。もう一気に口の中に脂の旨味と甘味がジュワァ〜と広がる感じがします。まさにとんかつの醍醐味も感じさせてくれます。とんかつは揚げ方次第で味が変わるとよく言われますが、とんかつ職人の匠の技を堪能できました。そのあとはソースや醤油、からしをつけていただき、味の変化を楽しめます。

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又、セットの豚汁は、野菜と豚の旨味が優しい味わいのスープで、くどくなく、とんかつとの相性もいいです。

車力門 ちゃわんぶ

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東京都新宿区にあり、東京メトロ四谷三丁目駅から徒歩約4分の場所にある、とんかつの名店です。

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使用しているとんかつは、米沢三元豚で、キメが細かく、つややかでしっとりとした豚肉で、これを厚切りにカットしてくれるのが、こちらのお店の特徴です。しかも毎回注文が入ってからカットしてくれて、揚げたてを提供してくれるのも嬉しいポイントです。

豚肉に衣をつけた後は、低温から揚げて、じっくり約15分かけて均一に火を入れ、完成です。

米沢三元豚のとんかつ、手切りのキャベツ、ご飯に味噌汁、漬物と、自家製ソースのセットです。

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まず何もつけずそのまま、ひと口いただきます。豚肉の身に寄り添う甘みとコクを感じることができ、「柔らかい、美味しい、甘い」という言葉がひたすら頭の中でリピートされます。

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二切れ目は、塩をとんかつに振って食べてみると、とんかつの甘い脂の旨味がより一層引き立ててくれます。

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三切れ目は自家製ソースをつけていただきます。肉の甘みをより引き立てる組み合わせで、ほんのり温かく、とんかつの熱を冷まさず、美味しくいただけます。

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四切れ目は、からし醤油でいただきます。からし醤油を出すとんかつ屋さんはなかなかないですが、あっさりしていて、非常によく合います。とんかつのジューシーさも活かしながら、くどさもなく美味しくいただけます。

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セットでついてくる味噌汁は、鰹だしと昆布だしに3種類の麹味噌で仕上げていて、絶品の一言です。元日本料理をしていた大将の腕がうなります。

今回紹介したお店は、どこもこだわりが強いので、値段はそこそこしますが、それに見合う匠な技があり、非常にレベルの高いとんかつ屋さんだと思いました。

最後までご購読いただき、ありがとうございました。

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