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個性の捉え方 個人と会社、世代ごとの働き方の違い

個性と会社方針のバランスについて、世代間での考えや感覚の違いがあることも多いと考えます。世代ごとの重視しているポイントの違いや傾向について対話してみました。
(論点のズレ等あると思いますが、リアルな対話をそのまま文章にしているため、ご了承ください)

20代男性の意見

社員の個性を尊重する会社です!

就活をしていく中で、個性を大切にしています!
今の世代を狙っている言葉とも捉える事ができますが、
この言葉には、隠されていつつも理解するべきことがあると思います。

社員の個性を尊重する会社です! を深堀してみると、

方針以外なら、自由にしてくれていいよ~
方針やある程度の企業として、社員としての仕事ができていれば、個性なんて関係ないから、自由も何も、勝手にしていいよ~

雇う側と雇われる側。
組織に属している以上、会社方針諸々を守ってくれれば、問題ないということ。

個性尊重とはいっても、差別になりうる事柄について配慮しているという状態な気がします。別に特別なことでもないと思います。

感覚の違い(帰属意識)

あくまで、昔と今という形で分けて考えてみます。
昨今では、社員の帰属意識が課題となっている部分もあります。

昔の感覚としては、集団に合わせることを大切にしている気がします。
集団の特徴に、個人個人が合わせていくような。

今の感覚としては、個人が集まり、共通点をつくり、集団として機能する。
個人を第一にし、集団として、機能させる。

個性と会社方針についてですが、
1人の人間の中で、集団が優先か、個人が優先かの違い な気がします。

帰属意識についても、あくまで個人が第一で、優先する世代からすれば、
そこまで持ち合わせていないことがあり、時代としても転職が盛んになってきたことも、帰属意識を持ってもらうことが課題になっていると考えます。

50代男性の意見

意見をいえる時代ではなかった

何か上司に対して、意見をいえる時代ではなかった気がします。
上司の指示に従い、忠実に行動している感覚。
ダメなものには、ダメと言われ、なおす。
相手に対して、というより、仕事や会社に対してがもちろん優先で、
今の若い世代とはやり方が合わないことが多いかもしれないと思います。

自分たちは、はっきりとしていて、受け入れる事が第一の時代だったが、
今は、変化して意見を述べる時代になってきている。

加えて、時代背景として年功序列とか、上司と部下とか、パワーバランスがあり、上司が強かった。

怒られたり、指示にひたすら従い、会社のために働いていた世代が、
今となっては、役職として上になり、管理職になり、時にサポートする立場になっています。

共感できにくいからこそ、解決が難しい問題に感じています。

若者に求める事

あくまで、個人的な意見とはなるが、若者に求める事としては、

・自分の意見を持つこと
・発言すること
・真面目に取り組む姿勢を継続すること
・周囲の目を良い意味で意識すること
・自己成長のために努力し続けること

昔と違い、今は生きやすい世の中になっていると感じます。
自分の意思や考えをもって、発言することもできる。
自己成長のために手段を選択する事も昔と比べればやりやすくなったと思います。

真面目に取り組み、努力を続けることが大切だと考えています。

まとめ

双方、時代背景による違いはある。
その中で、どう進めていくのか。対話をしていくのか。関わっていくのか。

中高年世代は、時代に合わせるためのアクションをする必要があるし、
若者世代は、中高年世代との関係性をうまく行う必要がある

それぞれ、世代によっても悩みは違い、
個人も同様にそれぞれの悩みがある。

将来的に、世代を越えて、納得した形で共存できるようになるのは、
何年後になるだろうか。





  • 世代間のコミュニケーションを促進するために、定期的なワークショップやディスカッションセッションを開催する。異なる世代からの意見を集め、お互いの価値観や考え方を理解する機会を提供する。

  • 個性を尊重する会社風土を築くために、社員一人ひとりのスキルや特性を活かせるプロジェクトや業務のチームを作る。それぞれの個性や専門知識を活かし合い、成果を共有することで、チーム全体のパフォーマンスを高める。

  • コミュニケーションツールやメディアを活用して、世代間の意見交換を促進する。社内SNSやブログなどのプラットフォームを活用し、世代ごとの意見や考えを発信し合う場を提供することで、お互いの理解を深める。

  • 若手社員に対して、メンター制度を導入する。ベテラン社員が若手社員の相談役や指導者となり、経験や知識を共有することで、お互いの成長を支援し、世代間の共感を促進する。

  • 世代ごとのキャリアパスや研修プログラムを設けることで、各世代のニーズに合った成長の機会を提供する。若手社員には先輩社員の経験を学ぶ機会を与え、中高年社員には新しいスキルや知識の習得の機会を提供することで、世代間のバランスを保ちながら成長を促進する。

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