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最近話題の多様性。何のこと?何が正解なの?

今回は最近話題の多様性についてのお話
私が経験した多様性についてお伝えします。

そもそも多様性ってなに?

そもそも多様性って言葉の意味がわかんない…
辞書でしらべてみると、

多様性‥ある集団の中に異なる特徴・特性を持つ人がともに存在する

ことらしいです。
つまりは
いろんな異なる特徴を持った人達がまぜこぜになっている
ということですかね。

でもまったく同じ人間なんか多分いないし…
基準もないし、はっきりとは分けられなさそう。

人間みんな100%善良ではない

勝手な憶測ですが、この世の中には困った人がいても助けない人は一定数いると思っています。
例えば交通事故。
目の前で事故が起こって、他の方が助けに行っている。
誰かがいるから自分はいいやと考える人もいると思います。
もし人手が必要な場合であっても。

優しい人がいれば、悪い人もいる。
それもある意味多様性と近しいかもしれません。
異なった違いを受け入れる事こそが、多様性を受け入れるということかもしれません。

受け入れるための一歩目は知ること

時代の流れとしてとてもはやく、情報過多な社会になっています。
多様性といっても情報が多くあります。それだけ色んな人がまぜこぜになっているということ。
最初から受け入れようとする姿勢は素晴らしいものですが、難しいものです。
そのための一歩として「知る」ということ。
なにか多様性の一部、個人的に気になるものについて調べてみる、少し接点を持つことで不安とか、こわさなどのマイナス部分が薄れると思います。

入院したこども病院。多くの違う患者がいた。

私は昔から先天性の病気で10年間こどもの総合病院に通ったり、入院・手術をした経験があります。
この病院は総合病院のため、病気と向き合っている様々な子がいました。
私は生まれつき腸が悪かったため、周囲にはわからないものでしたが、義足の子や下半身不随の子、精神疾患の子などたくさんの子供をみていました。

病院に通いながら、様々な病気とむきあう子達をみていたことで、最初はあった恐怖心が見て、知る・感じることで良い意味で慣れていきました。

私の小学校では特別支援学校に行き、精神疾患や身体障がいなどを患っている子達と触れ合う機会がありました。
一緒に行く同級生たちが戸惑いをみせるなかで、私は病院での知る行為のおかげで戸惑うことなく、その学校の子達としっかりと向き合い、触れ合うことができました。

ときがたった今でも、病気と向き合う子達をみかけると、心の中で頑張れと声をかけています。

私に相談してくれる人たち

私はありがたいことに日常生活で相談を受ける事が多く、
特に社会の普通から外れている人たちが多いです。
まあ、社会の普通ってなんだ!?って話なんですけどね。

吃音とか、持病とか、様々な特徴をもつ方から相談を受けるのですが、
最初に打ち明けられたときは正直、私も受け入れがたい、飲み込めないことの方が多いです。

知らないこと、知らなかったことを打ち明けられると人間はすぐにのみこめません。
徐々にのみこめるようになる。
受け入れられるようになる。

多様性を受け入れるとは

今までの社会は同じように教育され、大多数から外れるものを敵とみなし、嫌うようにできていました。
これからの社会は違います。

自分と違う人、何かのパーツが欠けている人を受け入れることは簡単なことではありません。
私ももともと、精神疾患を持っている子達に偏見を抱き、避けてきました。
しかし、知ることで徐々に慣れていき、受け入れる事ができました。

多様性を受け入れる=すべてを好きになること

ではないと私は考えています。
好きも嫌いもあるのが、人間です。
嫌いも、あなたの立派な意見です。
全てを無理矢理好きになる必要はありません。

ただ、好きも嫌いも個人的なことでしかありません。
あなたが嫌いであったとしても、助けを必要としている方はいます。


あなたと違う特徴をもった人たちのことを知ってください。
知ったうえで判断をしてください。

嫌いでもかまいません。
ただ、目の前にあなたしか助ける人がいない場合、頼りになるのはあなたです。

偽善でもいい。
ただ助けてください。
そして助けた自分を褒めてください。

建前であったとしても、
この世の中が助け合いの世の中でありますように。

私自身も行動を継続していきますし、
この世の中が、ぬくもりのあるまぜこぜの社会になりますように。

この記事を読んでいただいたあなたが
ぬくもりのあるまぜこぜ社会の一員でありますように…

お読みいただき、ありがとうございました😊
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