ひろしまサンドボックス【公式】

山を作ったり崩したり、穴を掘ったり、水を足して固めたり…。県内外の企業や人材がみんなで…

ひろしまサンドボックス【公式】

山を作ったり崩したり、穴を掘ったり、水を足して固めたり…。県内外の企業や人材がみんなで試行錯誤して、様々な産業・地域課題の解決を目指す実証実験の“砂場”です。広島県を丸ごと“砂場”にして、失敗をおそれず挑戦するプロジェクトを応援します。(広島県主催)

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  • サキガケ ニュース

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  • TheMeet インタビュー

    革新的なアイデアや技術を持ったスタートアップ企業が、 広島県内の市町との協業により地域課題・行政課題を解決。 活動状況について取材しました。

  • サキガケ インタビュー

    「D-EGGS PROJECT」のうち、さらなる社会実装や県内展開に向けた事業開発上、障壁となる規制の緩和や、新たなルールメイクを試行することが重要な、新市場の開拓に取り組むサキガケファイブを取材しました。

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  • RING HIROSHIMA インタビュー

    山積する社会課題を解決し、次の世代に誇れる広島を目指す。 そんな熱い闘志を燃やす人々を広島県は全力で応援します。 そして、いつの世もイノベーションをブーストするのは、運命的に出会った挑戦者の最初のフォロアーです。 ゲームチェンジを目指す挑戦者と、そのパートナーとなるセコンド。 ここ広島で彼らが紡ぐ軌跡を取材しました。

最近の記事

サグリ㈱が開発中の農地マッチングアプリ使ったマッチング会を実施しました!

"サキガケセブン"のサグリが開発しているのは、農地マッチングアプリ「ニナタバ」です。 2月某日、このアプリを使ってマッチング会が行われました。貸し手として尾道市農業委員会の皆さんが、借り手として農業法人、や農業専門人材マッチングや農地活用事業を行う法人が参加し、アプリ上の地図に表示された農地情報を見ながら活発な意見交換が行われました。 現在は帳簿上の情報を元に候補地を探すので、現地のイメージが湧きにくく情報収集に時間もかかるそうです。借り手としても候補地情報を地図で見られる

    • 住民の心の声が見えたなら?(安芸高田市)【スタートアップ共同調達事業】

      安芸高田市といえばいま日本でもっともホットな自治体と言っても過言ではない。市長と議会の対立が日本中の注目を集め、市の公式YouTube登録者数はついに全国の自治体でトップとなった。そこに目を付けたスタートアップが持ってきた提案とは……「Citizen’s Voice」はパンドラの箱を開けることになるのか? 住民のホンネを可視化する サイト「Citizen's Voice」 ある意味、これほど安芸高田市らしい案件はないかもしれないし、これぞスタートアップと言えるチャレンジ魂か

      • 口腔ケアは健康への第一歩(安芸高田市)【スタートアップ共同調達事業】

        人生の幸せを考えた時、「食」というのは大きな要素であり、いくつになっても「食」を楽しむために必要なのは歯の健康になる。また近年、口腔の健康を保つことは身体全体の健康を維持することにつながるという研究結果も出ている。歯医者が減っていく過疎のまちで、口内を守るために何ができるだろう? 過疎化により歯医者が減り さらに口腔ケアが遠ざかる 「The Meet」では自治体最多となる4つの案を採択した安芸高田市。今回紹介するのは「口腔写真のAI解析による歯周病検査技術及びペンライトによ

        • 脱炭素アプリで行動変容を図る(安芸高田市)【スタートアップ共同調達事業】

          世の中で声高に語られている課題のひとつにカーボンニュートラルがある。安芸高田市も例に漏れずこの問題に取り組んでおり、今回の「The Meet」でも二酸化炭素削減量を可視化するアプリの導入を採択した。しかしこのプロジェクトの目的は、単にCO2排出量を減らすことだけではないという。一体どういうことだろう? まずは市民にCO2問題に 関心を持ってもらう 今回の安芸高田市の採択案は「脱炭素量を可視化・ポイント付与するアプリ『SPOBY』と連携した廃油回収によるCO2抑制量の可視化

        サグリ㈱が開発中の農地マッチングアプリ使ったマッチング会を実施しました!

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          ハッカソンで起業家招致(安芸高田市)【スタートアップ共同調達事業】

          昨今はリモートワークやワーケーションの定着によって、エンジニアなど一部の職種では「都心以外でも働ける」という考えが広がってきた。しかしいざ移住となるとなかなか難しいのが現実だ。そんな中、安芸高田市が目を付けたのはハッカソンやワークショップといった取り組み。こうした場を創ることでまちに関係するデジタル人口を増やすというが……そもそもハッカソンって何ですか? スタートアップを誘致して3年 市内に13のサテライトオフィス 2023年度の「The Meet」では、自治体最多となる4

          ハッカソンで起業家招致(安芸高田市)【スタートアップ共同調達事業】

          DXでコミュニティ・スクール活性化(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          学校教育が変わろうとしている。文科省の旗振りの下、地域住民と一体となった学校運営を行うため「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」の設立が進みつつある。新しいシステムには新しいツールが必要だ。教育をめぐる環境の変化を取材した。 地域全体で子供を育てる 新しい学校運営のカタチ 今回の三原市の採択案は「学校業務の地域移行に向けた地域の有償/無償ボランティアの登録プラットフォーム『polyfit』によるコミュニティ・スクールの活性化」。これに関してはコミュニティ・スクール

          DXでコミュニティ・スクール活性化(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          LEDイルミ in ベイサイドビーチ坂!(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          今回の坂町の採択案は基本的にすべて「ベイサイドビーチ坂の魅力向上」がテーマだが、アート、キャンプに続く3つめの案はイルミネーション(注:アートはその後、別エリアに変更)。さまざまな手法で課題を解決しようとする姿が印象的だ。一方で実証実験に臨む職員たちの間にも、それぞれの想いが去来していた。 坂町の職員にとっては 復興のシンボル 今回取材した坂町の採択案は「写真や映像をリアルに映し出し、人の動きに反応して変化する最先端のLEDイルミネーション技術を活用し、今までにない驚きや楽

          LEDイルミ in ベイサイドビーチ坂!(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          キャンプ in ベイサイドビーチ坂!(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          ベイサイドビーチ坂の魅力向上を中心に、The Meetでは3件の取り組みを進めている坂町。その活用の仕方がユニークだ。20~30代の有望な若手職員3人がそれぞれ1案件ずつ担当。そこにはスタートアップとの協業の矢面に立つことで社会人として一回り成長してほしいという願いが見て取れる。The Meetは役場の人材育成にも活用されているのだ。 ベイサイドビーチ坂を 通年型のスポットに 今回取り上げる案件は「ベイサイドビーチ坂の美しい自然を満喫するキャンプ場を構築し、地元企業と連携し

          キャンプ in ベイサイドビーチ坂!(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          ウォールアートで坂町の魅力を表現(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          海外に行くとビルや建物のあちこちに大胆な絵が描いてある風景に出会う。いわゆるウォールアート(壁画)だが、そこにはまちの風土や文化が描かれていることが多く、それが芸術を愛する開放的なムードと共に伝わってくる。日本ではまだマイナーなアートを起点にした地域振興。その第一歩を坂町が踏み出そうとしている。 移住促進を進めるため 坂町の魅力を知ってほしい 今回の坂町の採択案は「海外アーティストとのコラボにより坂町ならではの風土や文化を壁画に表現し、アートを起点とした地域交流の創出と魅力

          ウォールアートで坂町の魅力を表現(坂町)【スタートアップ共同調達事業】

          子音を強調すれば屋外放送は聞きやすくなる?(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          夕暮れになったら歌が聞こえる。電柱の上に付けられたスピーカーから流れる「夕焼け小焼け」。それは里山に広がるのどかな光景のように思えるが、あれは災害時に放送がきちんと流れるかテストするための試験放送だと知っていただろうか? 実は住民の生命を守る大事な役目を負った屋外放送。そこにDXが一石を投じる。 職員が読む告知放送の 声が聞きとりにくい 今回の三原市の採択案は「子音強調により高齢者の聞こえを向上させる音声デジタル加工技術を用いた屋外放送(非常時・地域情報等)等の行政サービス

          子音を強調すれば屋外放送は聞きやすくなる?(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          XR技術で、医学部生と教員の負担を減らす~ビーライズ【サキガケ】

          2022年12月、メタバース空間にマツダ スタジアムが誕生し、カープファンが集結したことをご存知だろうか。 いきなり医療と関係ない話題から始めてしまったが、今回はこの「メタカープ」の生みの親のひとり、(株)ビーライズが、今度は医療教育の現場に切り込んだというからインタビューした。 ここ数年での普及が目覚ましいXR。 現実と仮想を融合して新しい体験を生む技術は、一体どこまでいくのか。 XR技術の先端を行くビーライズ広島に本社を置くビーライズは、VRやメタバースの企画開発など

          XR技術で、医学部生と教員の負担を減らす~ビーライズ【サキガケ】

          家族で取り組む健康アプリ(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          The Meetでもそうだが、地域が抱えた課題の中でもっとも関心が高いのは高齢化対応、特に「健康×DX」の分野である。だが、さまざまな施策は行われているもののコレといった決定打がないのも事実。さらなる浸透を目指すには、現状にもう一段階テーマを加えること、つまり「健康×DX×〇〇」という思考も必要なのではないだろうか? コロナで壊れた日常を いかに回復させるか 今回三原市が取り組む案件は「認知症予防総合サービス『脳にいいアプリ』との連携による健康ポイントをきっかけに家族で取り

          家族で取り組む健康アプリ(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          課題解決コンテストで三原ファンをGET(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          The Meetは地域の課題をスタートアップと組んで解決する試みだが、この企画にどこよりも前のめりな姿勢で臨んでいるのが三原市だ。本気でDXを行い、業務を改善してこうとする熱意が感じられるこのまちは、The Meetのみならず独自の課題解決の場を立ち上げようとしている。 The Meetでの採択は4件 課題解決に本気の三原市 今回三原市がThe Meetで採択したのは全4件。それは安芸高田市と並んで自治体最多となっている。 その事実からもわかるように、三原市のThe Me

          課題解決コンテストで三原ファンをGET(三原市)【スタートアップ共同調達事業】

          安く・早く作れるだけじゃない3Dプリンター住宅のスタートアップ~セレンディクス【サキガケ】

          「プリント」といえば紙など2次元の表現だったのに、いまや3Dプリンターの話題を耳にすることもかなり増えた。 そのたびに「そんなものまで作れるの!?」と驚く筆者だが、今回の“サキガケセブン”は、なんと3Dプリンターで家を作ってしまうのだ。 ……家をプリントする…?どういうことか、詳しく聞いてみよう。 家が24時間以内でできる!?セレンディクス(株)は2022年3月、日本初の3Dプリンター住宅を愛知県小牧市に作った。その施工時間はわずか23時間12分。24時間かからずに、家が

          安く・早く作れるだけじゃない3Dプリンター住宅のスタートアップ~セレンディクス【サキガケ】

          歴史的文化財VRアーカイブ化計画(福山市)【スタートアップ共同調達事業】

          福山市といえば「ばらのまち」で有名だが、実は「歴史のまち」でもある。お色直しが済んだ福山城、潮待ちの港だった鞆……など。貴重な文化財を記録として残しながら、その魅力をもっと知ってもらえないか? そこにVRを活用するという案はどうだろう? 文化財修理の際の情報を 立体的・多面的に記録 今回の福山市の採択案は「空間データ活用プラットフォーム『スペースリー』を活用した文化財のVRアーカイブ化による修理記録及びプロモーション活用」。「福山と文化財」と聞くと一瞬「ん?」と思うが、少し

          歴史的文化財VRアーカイブ化計画(福山市)【スタートアップ共同調達事業】

          笑顔検知カメラで地域に幸福循環(北広島町)【スタートアップ共同調達事業】

          広島県の事業「ひろしまサンドボックス」で嵐を巻き起こしている男がいる。「RING HIROSHIMA」第1期、第2期に連続して採択され、あまりに規格外の発想と行動力で広島はもとより、世界中を熱狂の渦に巻き込んでいる「Smileの伝道師」……このたび彼が北広島に上陸。「The Meet」でも実証のゴングが鳴り響いた! DXで地域を1つにする 仕組みが作れないか? 今回の協業相手である「一般社団法人One Smile Foundation」はひろしまサンドボックス界隈では有名だ

          笑顔検知カメラで地域に幸福循環(北広島町)【スタートアップ共同調達事業】