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「サキガケ」 今年度のキックオフイベント開催! 新たに2つの事業者が仲間入りし、活動スタート

 社会実装の障壁となる規制への対応や、運用のためのルールメイクが必要な事業を支援する「サキガケプロジェクト」。昨年度は7つの事業者が「サキガケメンバー」として活動を続け、さまざまな実証実験を行うなど、実用化に向けての一歩を踏み出しています。
 そして、今年度新たに2つの事業者が「サキガケ」に仲間入り。8月1日にキックオフイベントを開催し、9事業者が「サキガケメンバー」としての活動をスタートしました。

 イベントには、新たに加わった2社をはじめ8社が参加(うち3社はオンライン参加)。イベントに先立ち、広島県商工労働局イノベーション環境整備担当部長の川野が挨拶。「各社が目指す社会実証に向けて、さまざまな障壁を突破するため、県のスタッフも一丸となってサポートしていきたい」と述べ、その後、各社のピッチが始まりました。

 自己紹介の他、事業概要の説明・最近のスタートアップのホットニュース、サキガケでの取り組み、思い思いのフリーテーマでプレゼンが行われ、情報を共有しました。各社のプレゼン後には、次のプレゼンターからの質問もあり、技術的な質問からエンジニア確保などの悩みの共有、事業内容への素朴な疑問、協業の可能性まで、さまざまな質問や意見が飛び出し、時おり笑いが起こる中、和やかに進みました。

 休憩時間にも意見を交わすなど、交流を深めた「サキガケメンバー」。メンバー同士のネットワークやコミュニティー作りも活発に行われました。今後の活躍に期待したいですね。
 

新しく加わったメンバーは…
(株)Nocnum:浄化槽遠隔監視ソリューションの開発・提供 
(株)Blossom Energy:安価で安定的な蓄熱式ボイラーの開発

昨年度から引き続き参加のメンバーは…
(株)エイトノット :小型EV船の自律航行と海上交通DX
LOMBY(株):商用目的の自動配送ロボットの公道走行
(株)MITAS Medical:スマホ接続型デバイスによる眼科オンライン診療
(株)ユーリア:スマホアプリでAI健康診断する尿検査キット
サグリ(株):衛星データ×AIの農地情報管理システムによる農地流動化
(株)ビーライズ:医学教育用症例・診察データプラットフォームの開発
セレンディクス(株):3Dプリンターによる住宅の建築

サキガケプロジェクトとは?
デジタル技術を活用し、社会課題の解決に向けたアイデアの実現を支援する、「サキガケプロジェクト」。社会実装や、障壁となる規制の緩和、新たなルールメイクに取り組んでいます。

https://hiroshima-sandbox.jp/sakigake/


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