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「バタフライプロジェクトひろしま」とは


誰もがありのままの自分でいられる広島へ

私たちは、
誰もがありのままの自分で暮らしていける広島になるよう活動し
支援の輪を広げながら
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの取り組みを進めていくことをビジョンに掲げています。

主な事業としては、
・居場所づくり
・啓発活動
・政策提言

特に政策提言は、様々な課題に対して、実際に影響を受けている人たちの声を政策決定のプロセスに取り入れることが重要だという考えから
当事者のヒアリングを議員にしてもらい、各自治体の議会で問題を取り上げ、質問することにより、政策の改善や新たな政策の導入に向けた動きを促します。

具体的には、自治体の出す文書の性別欄に「その他」や「指定しない」などの選択肢を増やしてもらったり、ものによっては性別欄が不要のものは削除してもらうなども
これまでの、決して小さくはない、未来に繋がる成果の一つです。

一般社団法人広島県セクシュアルマイノリティ協会の歩み

このプロジェクトは「一般社団法人広島県セクシュアルマイノリティ協会」
(通称、セクマイ協会)が運営しています。私たちは、当事者×アライの合同チームで活動を行っています。

※「日本セクシュアルマイノリティ協会」とは無関係ですので、お間違いなく。。

協会の歩みを箇条書きでご紹介します。

▼2014年:「かも?」カフェびんご発足。交流会活動スタート
▼2015年:法人化達成。フラワーフェスティバル初参加
▼2016年:広島県議への啓発活動が実り、広島県議会で初のLGBT問題取り上げ。東京レインボープライドコンペ参加、レインボーバタフライとアライプロジェクト開始
▼2017年:広島城レインボーカラーライトアップ。アウトインジャパンひろしま開催
▼2018年:福山市議会における初のLGBT関連質問。地域LGBT支援の重要性を強調
▼2019年:東ちづるさん企画のLGBT映画広島上映会に協力
▼2020年:福山市LGBT相談窓口運営。オンライン開催の九州レインボープライドで特別対談実施
▼2021年:新型コロナウイルスの影響で活動自粛。講演活動と電話相談中心
▼2022年:自殺防止対策の一環としてオンラインイベント開催
▼2023年:フラワーフェスティバルで企業ブース出展、レインボーパレード参加
▼2024年: 「バタフライプロジェクトひろしま」居場所カフェ@樹と鯉の運営開始

「バタフライプロジェクトひろしま」の由来・思い

バタフライプロジェクトひろしまは、
小さな蝶の羽ばたきが、やがて大きな変化を生み出す「バタフライエフェクト」に願いを込めて
様々な活動を展開するスローガンとして掲げました。

これまでのレインボーバタフライのロゴを一新し、新しいロゴになっています。

このドットは個人や個性を現し、
大小様々なドットが集まってバタフライを形作っています。
蝶の触覚は「BUTTERFLY PROJECT HIROSHIMA」の文字でできていて、
このスローガンのもとに様々な個性が集まって羽ばたいていくことを現したものです。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを目指して

なぜ、私たちが
色々な人たちと関わりながら、当事者×アライの合同チームで活動を行っているかというと
まさに、「多様な視点」の重要さに繋がります。

◇DE&I・・・もともとはアメリカで、性別や人種、皮膚の色や出身国などによるすべての差別を禁止した公民権法が施行されたことで生まれた概念。1960年代にアメリカの企業社会で広がりはじめた。

【ダイバーシティ・Diversity】
LGBTQやSOGIEの視点を含めることで、ダイバーシティ・多様性といった
誰もが自分自身をありのままに表現できる社会の基盤を作ることで、個々人の違いが集団全体の強みとなること。

【エクイティ・Equity】
そういった個々人の違いがあるからこそ、全員が能力を発揮するために一人ひとりに合った環境を整えることが重要という考え方。

【インクルージョン・Inclusion】
単に多様であるだけでなく、その多様な人々が尊重され、平等に扱われ、マイノリティであるがゆえの差別や壁を感じることなくいっしょにやっていけている包摂な状態。

ダイバーシティ・インクルージョン(D&I)はよく耳にする言葉だと思いますが、
今はD&Iの先の、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)が言われ始めています。
東京レインボープライドの説明会資料にも説明があり、
ダイバーシティ先進国のアメリカ企業では今、多様な人材が真に活躍するためには「インクルージョン」とともに「エクイティ」が重要であるという考えが主流で、日本でも目指しているそうです。

当事者×アライの合同チーム

LGBTQ施策を行わず、差別が温存されている企業や地域は、心理的安全性が低く、様々なリスクがあるといわれています。

人口流失もリスクの一つ

さまざまな社会的困難に直面しがちな、地域に住む人々への支援を進め、人材の流出に歯止めをかけるだけでなく、誰もが『来たい、住みたい、生きたい』と思える場所になってほしい。

そのために、私たちはDE&Iの取り組みを進めていくことをビジョンに掲げ
行政や文化人、政治家、医師、弁護士、メディアなど様々な人たちを巻き込みながら当事者×アライの合同チームで活動を行っています。



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