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DIC川村記念美術館

 川村記念美術館を前に訪ねたときは、コロナの前で異様に混んでいた記憶がある。久しぶりの再訪だが、以前の記憶が薄れる中、さすがと思う空間が記憶に残った。
 常設展示のロスコルームの「シーグラム壁画」は多分、この美術館の看板なのだろう。オリツキーの「高み」という一枚の絵のために、左右に緑が見える大きな部屋が用意されていたが、壁画のある密閉された部屋とは対称的だった。また2階の広々とした展示室でウオホールのマリリンモンローと、久しぶりに対面した。
 今回は「芸術家たちの南仏」(3月18日から6月18日まで)の展示を見に出かけたのだが、シャガールのタピスリー(tapisserieなお英語ではtapistryタピストリ)、そしてピカソの花瓶vaseや水差しpitcherには目を奪われた。
 なお敷地内のレストランBelvedereは普通に美味しい。
 アクセス 東京駅八重洲北口から直行バスが1日一便ある。JR佐倉、京成佐倉とは無料送迎バスが結んでいる。

2024年5月1日再訪時


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