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東京ステーションギャラリー Tokyo Station Gallery

郵便配達夫(1928年)についての英文説明


 佐伯祐三展(2023年1月21日から4月2日 展示替作品あり。前半1月21日から2月26日、後半2月28日から4月2日)が始まったら、改装されたギャラリーを訪れようと以前から考えていて、たまたま東京駅近辺で人と会うことを口実に、ギャラリーを訪れた。展示室はかなり混雑していたが、入場制限に会うこともなく、当日券で入場できた。
 展示品のリストをみて、個人蔵のものも含め、各地から作品が集められていることに心が震えた(展覧会中に展示される総作品数は143作品)。佐伯の画業とこうして対話できるのは幸せなことだが、この規模の回顧展が、歴史に残るものであることは間違いない。
 今回、多数の作品の展示を得て、佐伯が同じ対象を繰り返し描いていることや、同じ場所でかなりの速さで次々に作品を生み出していることに、改めて気付かされた。そこに天分とあふれるような創造への意欲を感じた。また、その作品が各地に残されていることは、幸い佐伯作品が多くの人によって愛され、今まで守られてきたことを示している。
    以下はプレス向けのギャラリーレポートで展示室内写真多数あり。

 東京ステーションギャラリーは、JR東京駅丸の内北口改札前にある。改装されて、規模が大きくなった。駅を降りると、駅の中に美術館があるというコンセプトは、なんとも素敵だ。
 アクセス:JR東京駅丸の内北口改札前

ギャラリー内3階階段ホールのシャンデリア
ギャラリー内ラウンジから駅前広場を望む

 なお佐伯祐三展のあと、「大阪の日本画」(2023年4月15日ー6月11日)を見た。私も父も大阪出身なので、亡くなった父をこの美術展に連れて来たかったと思った。展覧されているのは、第二次大戦前の大阪の日本画。商業都市として、繁栄していたときの大阪の日本画だ。大阪中之島美術館のものが中心だが、全国から集められた作品は見ごたえがあった。

生田花朝『天神祭』1935年頃 大阪府立中之島図書館蔵
北野恒富『宝恵籠』1931年頃 大阪中之島美術館蔵


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福光 寛  中国経済思想摘記
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