アメリカのジムに3年間通ってわかったこと
こんにちはタナベです。
本日は題名にもあるように「アメリカのジムに3年間通ってわかったこと」を日本との比較も交えながら書いていこうと思います。
この記事の信頼性としましては、私は海外経験なし、パスポートなしで日本の普通の公立高校を卒業後、そのままアメリカの4年制大学に進学、途中で転校も経験し現在はミネソタ州の大学に通っております。アメリカでのジム通い歴は約3年になります。
当記事では私が経験したことを元に考察しておりますので、全ての情報を網羅できているわけではないという点をご了承ください。
皆さんは「アメリカのジム」と聞いたときに何を思い浮かべるでしょうか?
一部ではフィットネスの最先端を行く国といわれているフィットネス大国のアメリカ。
FITNESS ONLINEによると、2018年度日本のフィットネスクラブの売上高は47.9ドルに対しアメリカは323億ドル (https://www.fitnessclub.jp/)
単純にフィットネスクラブの売上高だけをみても約7倍の差があることがわかります。勿論人口の差などもありますが、日本よりも業界自体が発展しているのは確かな事実です。
その上で私が感じた点をいくつかまとめました。
アメリカのジムは:
その1:「価格が安い」
例えば私が主に通っているのは大学のジムで会費は毎月3000円程度で規模は日本の大型フィットネスクラブよりも大きく、フリーウエイトからマシーンまで幅広く揃っています。
その他アメリカの大手チェーンのPlanet FItness は月1000円という日本では破格の値段設定で、24時間営業、パーソナルトレーニングが無制限で利用可能、規模は店舗にもよりますが、大体が日本ではほとんど見ないであろう規模の大きさです。
勿論、上級者が通うようなハードコアなジムなどになってくると月5000円は超えてきますが、私のようなトレーニング歴3年程の人間にとっては大手チェーンで十分過ぎます。
日本とは根本的なビジネスモデルの違いなどもあるかとは思いますが、国民のフィットネス意識が高いからこその価格設定なのでしょう。ジムの価格競争が激しさを増してきている印象です。
その2:朝の仕事、学校前トレーニングの割合が高い
これについては完全に個人的な感覚になりますが、日本でトレーニングしていた頃の私の感覚としては以下のような感覚でした。
朝:基本的に空いている
夕方から夜:とても混雑
しかしアメリカに来てから感じるのは全く反対の現象で、早朝(6時〜7時頃)の人の多さです。これは前回の記事でも触れましたが、仕事や学校前にジムでトレーニングを習慣的に行う人が大変多いと感じます。
その3:小規模のパーソナル専用ジムが少ない
これも私の感覚になりますが、アメリカでは日本ほど小規模なパーソナルトレーニング専用ジムというのは見受けられません。
私の推測ですが、この1つの要因として以下が考えられます。
アメリカは国土が広く街と街の距離がかなりある→
トレーナーは対面指導が難しい→
対面パーソナルの需要が低くなる→
オンライン指導、SNS発信により距離の壁をなくす→
オンラインベースのサービスのニーズが増える
近頃はコロナウイルスの影響により、全ての事柄においてますますオンライン化が加速しており、オンラインでのサービス提供の需要はますます増してくると考えられます。
そんな中、常に変化している顧客のニーズを適切に捉え、常に一歩先をいくのがアメリカのフィットネス業界のように感じます。
最後になりますが、アメリカで生活していて特に感じるのが、普段から当たり前のように運動をし、健康管理をしている人の多さです。
私の場合、日本で「ジムに通っている」と周りの人に話すと何か特別視される反応が多い一方で、アメリカではジムなどで運動するのがもはや学校、仕事に行くような当たり前の感覚。
もちろん全ての人に当てはまる訳ではないですが、このような根本的な意識の違いが、日本とアメリカのフィットネスに関する大きな違いだと個人的に考えています。
以上が本日の内容になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
SNSの方も今後更新していきます。
是非覗いてみてください。
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