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美人の奥さんと結婚しても続かないのはなぜ?

ひろ健作です。

かわいい女性や美人の奥さんと結婚したがる男性は多いです。

奥さんが美人だと自慢できるし仕事に励めるからです。


一方女性は男性の容姿にそれほどこだわりません。

女性はフィーリングや相性、価値観など内面を重視するからです。


顔は悪くても人を笑わせる才能があるお笑い芸人や、お金をたくさん持って養う力を持つ起業家が美人の奥さんと結婚するのもそういう理由からです。


ではどうして男性は女性の容姿にこだわるかというと、本能的な理由があります。

美人でかわいい女性を置いておくだけで仕事に精を出せたり、自慢できるからです。


俺はこれだけ力があるんだゾ という支配欲・影響力を満たすんですね。


社長さんなんかでたまにまったく不釣り合いな女の子を奥さんにしてる人いますよね。


甲斐性がなさそうでかわいこちゃんタイプ。こうした女性を奥さんにしている。


家のことは何もしなくていい。きれいでいてくれれたらいいのです。


奥さんのほうはせっせと美を追求したり、高いバッグや靴、ブランドものの服をたくさん買って家でコレクションする。友だち仲間を呼んで家でパーティーをする。


芸能人だったらコスメブランドを企業とコラボして発表したりして好きなことで人生を楽しんでいる。家事のことはお手伝いさんに任せつつときどき”料理に挑戦した”姿をインスタにアップすると、ファンが”ステキ!”と♡ボタンを押す。ファンが憧れる姿を演出してくんです。


けれども3年、7年、20年と経ってくると、そうした関係に溝が生じてきます。


男性がほかの女性に目移りしはじめるからです。


女性はその兆候を見逃しません。


やさしいことばかけが減ったり、気づかいがなくなる。そのうちほかの女性の影がちらつく。


愛が冷めているのに気づいた女性は夫を責める。責められた夫は妻を罵倒し、手が出してしまう。


むかしもいまも、ずっとこの問題が続いていますよね。


これ、人間の性(サガ)であり、本能に刻まれた記憶。だから理性ではどうしようもできないんですね。


奥さんが美人でいてくれるのは男性にとって、価値があるわけです。それだけで。

連れて歩いて自慢できますし、支配欲・所有欲がかきたてられる。力を誇示できるんです。


昔、お殿様や王様が何人もの奥さんとめかけを持っていたのもそのせい。男たちに力を見せつけられるわけです。


しかしいまはそういうわけにはいかない。ルール上・社会通念上1人に制限されている。


その結果本能とかみ合わず、結婚=夫婦関係が続かなくなるんですね。


あとこういうのもあります。


美人の奥さんを捨てて、お母さんみたいな女性を選ぶ、というパターン。


ダイアナと別れ、カミラ婦人と結婚したチャールズ皇太子がその例ですね。


美人の奥さんを選ぶと、見た目にばかり目が行ってしまう。性格や家事の能力、仕事への理解や交友関係などほかの点を見落としてしまう。


料理や家事ができなかったり、子どもっぽかったりする。そのせいで男性をうまく扱えないんです。


逆に言えば、美人でなくても気づかいができたり、料理が上手だったり、家のことをちゃんとできてたら奥さんとして選ばれることがあるんです。


イケメンの男性にごくふつうの女性が結婚してたりするのはこのパターン。見た目ではなく伴侶にふさわしいかどうかで選んでいるんですね。


ただ話がややこしくなるのは、男女の問題は、こうあるべきという理想論が出てくること。


男性が「家事は女性がするもの」と決めつけるのは間違いとか、「女性は男性と同等に働き、自立していい」、「女性を容姿で選ぶのは差別」といった主張が入ってくること。


本能とスジ論は相容れない。


だからうまくいかなくなったら「どっちが悪い」論に終始するんですね。


しかし、男性の特性、女性の傾向、相性、仕事観、年数に応じた関係性の変化、子育ての考え方、コミュニケーション力(理解力)、トラウマ、育った環境、お互いの家族関係、これらのひとつでも理解が及ぶようになれば、結婚はより新鮮で、おもしろく、興味深いものになっていくんです。


まるでネバーエンディングストーリーみたいな感じで。

ケンカをしたらしたで。価値観が合わないと感じたら感じたで。溝が生じたら生じたで。お互いに橋をかけるようにしていくと、ひと皮むけたような感じになり、より結ぶ付きが強くなっていくんです。


結婚した当初のような新鮮さがあふれ出し、仕事にも精が出る。健康面にもいい影響が出てくる。


もちろん問題の渦中はそれどころじゃないし、もうこの世の終わりだ! という気さえしてくる。


かくいうぼくもそういう気持ちになったことが何度もありました。


けれどもそのたびに、学んできた教えを生かし、相手の言い分を聴くようにし、こちらの想いの丈も伝え、関係を修復してきました。


だから結婚のむずかしさもわかるし、すばらしさも同時にわかるんですね。


結婚ってしなければいけないものではないし、続けなければいけないものではない。

どうしてもむずかしいならしなくていいし続けなくてもいいんです。


そうした結婚へのとらわれがなくなり、自由になっていけば、もっとしあわせになっていける、そんな気がします。














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