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私のトラウマ18

小学生の時の交通事故。
家族旅行中の事故だった。

ホテルに到着する直前、ホテルの目の前で、父の運転する車が右折した際に、対向車とぶつかった。

その日、移動中の車のなかで、ずっと同じイメージが、私の頭の中で繰り返されていた。

父の運転する車が事故を起こし、
相手の運転手が、車から降りてきて、
父の乗る運転席のドアを開け、
父を怒鳴りつけてくる。

なぜ、そのイメージが浮かんでいたのかは分からない。なにかで見たことがあった映像なのか。そんなイメージ、それまで考えた事もなかったのに、ぐるぐると浮かんで、何度も思い浮かべていた。

そうしたら。

ホテルの目の前で、父が事故を起こした。
相手の車から、運転手が降りてきて、
運転席のドアを開けて、怒鳴りつけてきた。

イメージと同じ事が、起きた。

私は、そのあと熱を出した。

あの時から、イメージする事が怖くなった。
イメージする事を、恐れるようになった。

今なら、良い事をイメージすれば、良い事が起きるという事でもあると思えるんだけど。

当時の私は、事故のイメージが思い浮かんでいた事を、両親にも、誰にも、言えなかった。

私がイメージしたから事故が起きた訳ではないのに、事故を起こす前に、事故のイメージを父に伝えれば、事故を回避できたかもしれないのに、伝えなかった事で事故を回避できなかった事に罪悪感があった。

私の思考を止められれば、回避できたのかな。
それとも、虫の知らせだったのかな。

誰にも話さないまま、大人になり、仕事を始めて、心理臨床セミナーなどの勉強会で、自分の体験を話して、質問してみたりもしたけれど、当然かもしれないけれど、納得できる回答は得られなかった。

スピリチュアルでいえば、引き寄せの法則が一番しっくりくる。

正解は誰にも分からない。
答えは誰にも出せない。
私が納得できれば、いい。

交通事故も、
トラウマも、
心理士の仕事をしたことも、
沖縄に移住したことも。

すべてに意味はなくて、
その事実だけがあって、
それをどう捉えるかで、意味は変わる。

過去は変わる。
過去の出来事は、変わらなくても、
過去の出来事の、捉え方は変えられる。

私が捉えたいように。私が納得するように。

私と私の大切な人達の幸せが続くように。

願いと望みを、具体的にイメージする。
イメージするのは、自由だし、無料だから。

ヒントを受け取り、行動していく。

ここで終わりではない。
まだ私の人生はつづく(たぶん)。

私の命を、何に使うか。

まずは、常に自分を幸せにする。

そして。

車の運転は、常にご安全に!!

おわり

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