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ひろこの部屋@波止場書房

波止場書房は、コザの古本屋さん。

波止場書房で、ボイジャータロットリーディングをはじめて、今回で3回目でした。おなじみになれて、嬉しい(にやにや)。

店主Hさんが命名してくれた
「ボイジャータロット専科 ひろこの部屋」。

ダサ可愛い…!!

なんと、今回はシールまで作ってくれた!

波止場書房のInstagramから転載。

嬉しい…!!

とても嬉しいのに、心の中で、というか思わず口走ってしまった言葉は、

「それ、欲しい人いるんですか…?!」

照れ臭くて、暴言を吐くのは私の悪い癖です(反省)。ごめんなさい。Hさん、ありがとう!

ひろこの部屋は、予約制ではないので、どんなお客さまが、いつ来るか分からない。誰も来ないかもしれない。それでも、いいや。

毎回、そんな気持ちで、波止場書房にお邪魔する。それなのに、毎回、波止場書房のインスタを見たお客さまたちがカードリーディングに来てくださる。とても嬉しい…(しみじみ)。

波止場書房の一室をお借りして、カードリーディング。お客さまの、いま話したいことを、お聴きする。お互いに初対面なのもあるし、悩みもあるだろうし、緊張した様子のお客さまが、リーディングが進むと、次第にほぐれていく。その変化が、リーディングが豊かな時間となっているかどうかの判断基準でもあるなあと思う。

今回、嬉しかったことがある。

「ひろこの部屋」のドアを閉めてリーディングすると、外に声が漏れ聞こえる事はない。

だけど、聞こえるものが、ある。

それは、笑い声

リーディングを終えて、お客さまと部屋の外に出ると、店主Hさんが、「楽しそうでしたね。話している内容は分からないけれど、たくさん笑い声が聞こえました。」と教えてくれた。

私自身は、そんなに笑ったっけ?と不思議な気持ちだったけれど、思い返せば、たしかに笑ったなあと気づく。

リーディング中に、カードのメッセージを伝える。それを聞いて、思わず声を出して笑うお客さま。それは、嬉しいメッセージだけでなく、自分でも気づいているけど、心の奥底にしまっていたり、見ないようにしているメッセージだったりする。

痛いところを突かれると、人は笑ってしまうのかもしれない。

本音に気づくと、笑い声ともに、体が開くような感じ。封印されていた想いが、笑い声として、体から放出されて、解放される感じ。

それが起きると、私も気持ちいい。

思わず一緒に大笑い。私も一緒に大笑い。

笑うと、邪気が逃げていくらしい。
めちゃいいね!!

リーディング前と後で、現実はまだ変わっていないはずだけど、お客さまの内側が変化するからか、どこかすっきりと穏やかな雰囲気になる人が多い。それは、笑うことで邪気を払っているからなのかもしれない。

私は、人を笑わせるような話術は持ち合わせていないけれど、カードのメッセージを素直に伝えるだけで、笑いが起こる。短い時間ではあるけれど、話して、笑って、いい気分を提供できていたら、私は感無量です!

今回、帰るお客さまを追いかけて、店主Hさんが、ひろこの部屋シールを配ってくれたのも、嬉しかったです笑

今回のリーディングでは、仕事や転職の話題も多かった。私自身が、現在フリーター改め非正規雇用労働者であることが、お客さまにとって、ひとつの事例となることもあって、人生に無駄な経験はないんだなと思った。

私自身が人体実験をするように、ふらふらと生きていることが、誰かの制限を外したり、新たな選択肢を増やしたり、いま現在のなにげない幸せに気づくきっかけとなる。

カードリーディングではあるけれど、私の生き様が伝わる。それが、本当におもしろいなあと思う。

15年勤務した相談機関を退職し、人の人生には関わりたくない、人の話は聴きたくないと思って、心理士以外の仕事を探していた2019年(約4年前)。

ボイジャータロットと出会い、タロットリーディングに打ち込んだ2019年。人の話を聴きたくなかったはずなのに、また、人の話を聴くタロットリーディングにハマっている自分に気づいた時は、本当に呆れた。そのことに気づくのが遅い自分にも呆れた。そして、やっぱり人の話を聴くことに戻ってくるのかと、私はそれしかできないのかもしれないと思ったりもした。

その2019年の私が、2023年の私を助けてくれている。

ボイジャータロットが、人との縁を繋いでくれている。

波止場書房に来るお客さまは、みなさん、とても温かい。店主Hさんの作る波止場書房が繋いでくれる縁に、本当に感謝しかない。

リーディング後に、また戻って来てくださって、あんまんの差し入れをしてくださったり。この日の沖縄は寒かったので、甘くてあったかいあんまんは、とても嬉しかったです(しかも、大好きな粒あんだった♡)。ごちそうさまでした!

あたたかいあんまん、美味しかった!

花SHIZENのRさんは、お花をくださって、とても嬉しかったです。私がバスで帰ると知り、丁寧に紙袋に入れて下さった心遣いも尊敬でした。

花を入れた一輪挿しの小瓶を片手に携えて、バスに乗るのも、なかなかシュールで、それはそれで絵になっておもしろいなとも思ったけれど、紙袋に入れて下さったので、安心してバスで帰宅できました笑

帰宅後は、さっそく部屋に飾りました!
素敵なお花を、ありがとうございます!

同じ沖縄に住んでいても、まだまだ出逢っていない人はたくさんいるんだなあと、ほっこりと喜びを感じた日となりました。

帰り道、胡屋のバス停まで店主Hさんと歩きながら、今日も幸せだったことや、ボイジャータロットをする場を提供してくれて、縁を繋いでくれているHさんに、感謝の言葉を伝えてみたけれど、言葉では充分に表現しきれなかった気がする。

なにげないことが、ほんとうにしあわせ。

それを言葉で伝えれば、伝えるほど、なんだか嘘くさくて、社交辞令みたいになってしまうのかもしれない。もどかしい。

個人的には、沖縄から茨城に引っ越す時期を、いつにするか、常に迷い考え中の私としては、私の引っ越し時期が延びるたびに、店主Hさんが「よしよし!」と喜んでくれるから、まだ私は沖縄に居ていいんだなあと、ほっとする。

私がいつ引っ越そうが、誰も気にしないし、困らないと、自分が消えた存在のように感じる日もあるけれど、そんな気分を払拭してくれる。

茨城の家族や友だちにも感謝。私が好き勝手にふらふらしていても、味方でいてくれて、ありがとう。

人生は、誰と出逢い、誰と過ごすか。
それが、大事なんだなあ。

ちなみに、ひろこの部屋シール、スマホケースに入れました(位置が下すぎるのはご愛嬌)。

最後にひと言。

ボイジャータロット、せんか(専科)ー!

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