あの頃の私を知っている皆さんに、今の私で会いに行く
新型コロナ感染症の影響で、なかなか会えなかった元職場のみなさんと、久しぶりに集合。
私が沖縄に移住している間に、定年を迎えた方もいて、知らぬ間に時は流れているんだなと感じる。私が新卒で就職した(とはいえ、私は非常勤嘱託)22歳の時に、当時44歳だったTさんと、いまやほぼ同じ年代になった私。
大学を卒業したとはいえ、知識も経験もない私を支えてくれた皆さんと、退職後もこうやって会うことができることが、本当にありがたい。まじで信じられないことや、大変なこと、驚くことが次々と起こるなかで、愚痴を言ったり、くだらない事で笑ったり、優しく朗らかな皆さんのおかげで、耐えられた。本当に支えていただきました。ありがとうございます。
元々の職場があった場所は、今は駐車場になっている。その頃の通勤路を歩く。
約20年が経つなんて。
あの頃の私と、いまの私。
何が変わっただろう。
なにも変わらない気もするけれど、確実に年は重ねているなーとやや自虐的になる。
てくてくと坂道を下る。
昔、大きな商業ビルが建っていて、お昼ご飯を買いに、この路地を入っていったっけ。
あの頃、毎日当然のようにあったものが、
今は、もう、ない。
変わらないものもあるけれど、
変わらないものはないのかも。
あの頃の私だったら、分からないこと。
今なら、対応を考えることができる。
まだまだ未熟だけど、
経験や知識の蓄積は、確かにある。
それは、あの毎日のおかげだ。
なんとかもがいて、学んで、試行錯誤し続けた自分のおかげだ。
そして、まわりにいてくれたみなさんのおかげだ。
あの頃の経験が、
いまの私を作っている。
食事会も終盤に差し掛かり、沖縄のお土産を渡す。それを皮切りに、お菓子の交換会。陶芸を趣味とする方の作品をいただいたり、みなさんが持ち寄った大量のお菓子をいただく。
大きいかばんで行って正解だった笑
こうやって、たくさんのお土産を交換するのって、茨城あるあるなのだろうか笑。そんなことないか。どうなんだろ。
私は、お菓子交換会の洗礼をたっぷりといろんな場所で受け続けてきたので、どこかへ行けば、お土産を渡さないではいられない立派なオトナに成長しました。笑
茨城にいつ帰ってくるの?と言って下さったり、仕事あるよと提案してくれたり、私の働き方や人柄を認めて信頼してくれている事が、本当にありがたいです。
とはいえ、私の専門性は偏っていて、まだまだ未熟で、むしろ劣化している。学び続けます。
人生の先輩方に、40代にしておくといいことを聞いてみる。
「健康に気をつける。」
はい。ほんとその通りです。
40代に突入して、人生を折り返した気分でいたけれど、まだまだみたい。先輩方は活き活きとしている。
沖縄に移住した。それだけで、人生を謳歌しているようにみられることもあるけれど。
夢を叶えたあとも、毎日はつづく。
日常はつづくし、生きなければならない。
それでも、やっぱり幸せだ。
ここからまた、頑張ってみます。
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