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シンプルな情熱~映画の選択、相手の選ぶかも?


昨日、現在上映中の『シンプルな情熱』を観に行った。映画館に行くこと自体久しぶりだった。映画は一人で観るに限る、なんて自分に制限をかけていたわけではないけれど。人を誘って観に行くって、時間が合わなかったり、趣味が合わなかったりしたら、面倒だな、、なんて思うことここ数年。

だから、映画は大抵一人で観に行くものだった。

だけど、昨日は友人と観に行くことになった。映画を観ようといったのはわたし。『シンプルな情熱』を選択したのもわたし。

少し前、新聞か何かでこの映画の紹介記事を読んだ記憶がふっとよぎり、S・ポルーニンが出ている。懐かしいな。彼はバレエダンサー。実際の公演は観たことがないけれど、ドキュメンタリー映画を観て、わたしは魅了されていた。パフォーマンス力が素晴らしく、動きが躍動的。そんなポルーニンの映画ってどんな感じなんだろう。

そう、ポルーニンが観たくて、『シンプルな情熱』をチョイスした。ただそれだけだった。過去には、一緒に行く相手と趣味が合わなかったら、と考慮していたのに、そんな感覚、すっかり抜けていた。相手もいいよと返事がきたので、まあいいかなあ、なんて感じだった。

映画といえば官能シーンが多く、それは内容的に必要なんだと思う。久しぶりの濃厚なアムール、フランス映画。コロナ禍となった昨年以来、人との接触が制限されているなか、それとは真逆な人との関係を映像で観たといえる。

ただ、内容よりもその「官能シーン」だけをとらえると、人によっては誤解を与えてしまう可能性があるかもしれない。つまり、互いに「官能的」でありたいと…。だから、だれかと連れ立って観に行くには、リスキーな映画になり得る。

今回、内容をちゃんとリサーチして相手を誘ったのではなかった。面倒なことに相手は「官能シーン」自体に影響を受けてしまったようだった💧

気になる映画、映画館に観に行くなら、一人で観に行くべし!

これが、今回の気づき。映画に限らず芸術は人の感性を揺さぶるものでもある。だからこそ、皆それぞれ受け取り方が違うのだ。

本当は、観た感想を、変な意図なく語り合えたらベストなんだけどなあ。残念💧



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