9.才悩人応援歌/BUMPOFCHICKEN

デート9人目!


・出会い方⇒マッチングアプリ(Tinder)

・年齢 4つ下

・デート前やりとり★★★☆☆
⇒過去一爆速で会う約束が決まる。これがTindeのいいところ。やりとりも違和感なく進んだ。

・犬顔レベル☆☆☆☆☆
⇒犬ではないのかなあ。神尾楓珠を薄くした感じの顔。

・ビジュアル★★★☆☆
⇒おしゃれとかに頓着ないんだろうなあ、清潔感はあったけど。痩せてはいて、太ること、健康などにも気を遣っている様子。磨けば光るタイプ。

・デート内容★★★☆☆
⇒チェーン居酒屋で飲酒。わたしより飲まないし食べない。会話はまあほどほどに盛り上がる。この企画をしていて思うけど、初回デートはおおむね楽しく会話するスキルをわたしは持っている。問題はその先。2回目以降に会いたいか、何したいか。
飲み足りないからもっと飲もうと言われたけど眠い気持ちが勝ってほどほどの時間で帰った。

・会話★★★☆☆
⇒昨日のことを書いているけど何話したかあんまり覚えていない。大したこと話してないんだろうな。なんとなく楽しい会話をすることはできるけど、2回目以降に具体的に会う約束に至るくらいの盛り上がりって思ってみればこの企画始まってからないなあ。

・人間性★★★★☆
⇒いい子だなあ~と思った。それ以上でも以下でもない。

・学歴、職業
⇒院卒。旧帝大。ド理系。でもこの経歴かつお仕事でここまで会話弾んでお顔きれいだから優良物件ていうやつなのかな。なんだかこの企画で男性を評価しているけど、自分はどうなんだって日々罪悪感で胸が痛んでいるところもある。せめて胸張れるわたしでいれるように努力はしよう、という戒めの気持ち。

・対 執着してしまっている男
⇒タイプは全然違うだろうなあ。この人とあんまり恋愛系の話まで踏み切ってすることもなかったな。もう1回会ってみようかなあ…。

・ときめき★☆☆☆☆
⇒お顔が可愛いなと思ったのでときめき★1つ。


この人とのデートを終えて師匠とラインをした。この企画ももう9人目となった。ここにきて得たものは、「顔がタイプではなくても軽い気持ちで会える」ようになったこと。だからとりあえず1回目のデートは億劫な気持ちがなく臨めるようになってきた。

よっぽど変な人でない限り楽しく飲むことができ、相手からもそこそこ気に入ってもらえる。だからまた会おうと言われ、誘われる。
でもわたしはとりあえず30人と年内デート!という目標もあり、お金も時間も有限なので、よっぽど時間とお金を持て余していない限り2回目のデートをしようという気持ちになっていない。

この話をすると、師匠は実は自己肯定感が高いんじゃないの?と話す。
結局のところわたしは、相手からの好意とかは正直どうでもよくて、わたしが好き!会いたい!という気持ちで人と会っている。誘ってくれる(好きでいれてくれる)人を大切にしよう(=わたしはこの行為ができる人が自己肯定感と思うのだけど)ではなくて、わたしが好きで会いたい人としか会いたくない!(=師匠はわたしのこの性質を自己肯定感が高いと話す)のである。


まあさすがに傷つくことを男女問わず友達に言われ続けると会いたくないなーと思って距離をとったり、絶交だ!くらいに思うこともある。でも愛情があれば寂しくなってまた連絡をとることもあるのがわたしだ。

わたしは自分の軸がないな、芯がないな、と師匠とのやりとりの中で気付く。師匠にわたしの人生の核心迫るような質問をされて人生を思い返した。


勉強しよう、仕事頑張ろう、とあれこれ何かを頑張ろうとするわたしだけど、その気持ちが続くことがない。

そこで思う、
わたし、何にもしたくなくて、楽したい人間だった、と。


でもどうしても他人の目が気になる私は、とりあえず他人の目が気になるなら、悲しくなるなら、つらくなるなら、そうならないように頑張ろうと思った。

幼いながらに、楽に生きていくために、頑張ろうと思ったのだった。


そう思うようになったきっかけが、シャーマンキングという漫画の浅倉葉という主人公だったなあ。わたしの原点です。

最初、この記事のタイトルをこのアニメの主題歌にしようと思って、師匠にもその心づもりにしておやすみ、と連絡を終わらせたのね。


朝起きて、タイトルの曲が浮かぶ。
この曲の歌い出しさ、

得意なことがあったこと
今じゃもう忘れてるのはそれを自分より得意な誰かがいたから
ずっと前から分かってた自分のための世界じゃない、問題ないでしょう
一人くらい寝てたって
生活は平凡です、平凡でも困難です

みたいな感じでさ。
師匠とのやりとりの中の話まとめるとこれだな~って。

結局デートの内容をまったく反映していないけど、このデートの結果から今後の課題が見えたよね、師匠とのやりとりのおかげで。

以下、これまでのふり返りと今後の課題。

とりあえず抵抗感なく、デートに臨めるようになった。それはここまでデートを積み重ねてきたから。とりあえず30人とデートしようと躍起になっていたけど、ただただ人数を稼ぐために新規のデートの回数を重ねるだけではあんまり意味がない気がしてきた。
飲み友達が増えることは嬉しいけど、言葉が悪いけど友情を維持するのには維持費がかかる。時間もお金を有限で、わたしは大好きな人たちに遣う時間もお金も全く惜しくない。
でも、このデートに関してはすぐ知り合ったばかりの人たちばかりで情もないのに時間もお金も費やそうという情がわきにくい。

今、わたしは疲れていて、楽になりたい気持ちが大きい。そのために結婚という安定、社会的な安定を手に入れたうえで今のような自由な生活を続けたいと思っている。
なんてわがままで傲慢なんだろうね。
でもそれがわたしで、多分変えられないと思う。


執着している男を手放すためには新たな執着だと思うし、でもその執着は決して自分を不幸にするものであってはいけないと思っている。
自分を幸せにすることに執着したいな、自分が毎日ご機嫌でいたい。


今までは自分より年下の学生気分が抜けたか抜けないかの若い人たちを中心に、Tinderというお手軽アプリでほいほいデートしてきたけど、そうじゃない層とのデートもしていかないといけない。

もちろんTinderも続けるけど、他のアプリももう少しマメに開いて年上のともデートしていこう。


そして2回目のデートもして関係を深めることもしていきたいな。

次回デートで10人目だもんね。
色んな気付きが生まれていいね。


余談

今日は大好きなカフェで坂元裕二を筆頭にいろんなお話を店員さんとした。店員さんは自宅にネット環境なく、携帯も持っていないらしい。生活の話を聞くと、本当にドラマとか本とかに出てきそうな人みたいな生活をしていた。なんだかその話を聞いてその人のことをもっと知りたくなった。そして気持ちがきれいになった気がして、その人から出てくる言葉も好きで、またこの店員さんと会って話す!という気持ちの他に、わたしは言葉が好きな人が好きだって思った。


その人が口から出す言葉、書き出す文章が自分に刺さると自ずとその人が好きになる。
あとは言葉にこだわる人がすき。わたしが執着している男はラインなどの文章は拙すぎるのだけど、実際に会話すると漫画の名言とかネットスラングとか私が面白くて拾いたい言葉をたくさん持っている人だったな。
彼も、この漫画のこのセリフが好きで!と嬉々として語るもんで、その時の表情とかも好きだったな。


うん、わかったぞ、好きになるタイプ。


実りあるデートをしていこう。


ではまた!

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