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【第2話】陸上から学んだ浪人時代

どうも。川瀬です。

インターハイの中止が決まり色んな意見が錯綜してますね。高校生のことを思うと僕からは何も言えません。とりあえず今の感情を紙に書いておいてみると、ほんの少しはすっきりするかも?としか言えません。
たぶん感情は誰かに何かを言われても変わるものじゃないと思うので。不安なことがあるなら自分のロールモデルになる人を探してみてください!

前置きが長くなりましたが「医学生箱根ランナー爆誕」シリーズ、今回は浪人編です。ちなみに今回も題材が違って同じ話をします笑
前回はこちらから。

さて、インターハイが終わった僕はすぐに受験に切り替えました。浪人したので1年半走ることから離れました。

全く走らなかったことは競技生活上あまり良くなかったかなあと思いますが、当時そんな心の余裕はありませんでした。ただ浪人時代は少し走れた気はします。今の自分から見たらアドバイスできたな〜と思います。
もし悩んでる人いたらツイッターでDMください!笑

さて、1年半陸上競技から距離を置くことになりました。
インターハイが終わってからの1度目の受験は、足りない学力を伸ばすのに必死でした。ひたすら問題集を解いたり、単語帳覚えたり、、インプットしてはアウトプットの繰り返し。やってないことに対してやらなきゃいけないことの多さにひたすら悩殺されていた気がします。

一生懸命勉強しましたが浪人

さて、浪人することが決まった春休み、1年間どうしようかなと考えました。そして勉強に関して本当に色々と計画を綿密に立てて浪人生活をスタートさせました、、、案の定2ヶ月くらいで破綻しました笑
計画を立てましたがそれは理想なだけで、現実性がありませんでした。そもそも数学を何時間やろう!みたいなタイムスケジューリングであって、数学の成績を伸ばすために何をしようかっていう本質を掴めてもいませんでした。

ただまぁ授業はあり、ある程度方向性を決められた中で過ごせていたため、問題集に手が回らなかっただけで最低限の勉強はこなせていたように思います。
さて夏休みに入りましたが毎日勉強、勉強。
授業がなくなり、各自に任された40日間。何か目標を立てたいなと思った時に陸上を思い出しました。目標に対しての努力の仕方や、その努力の心理的負荷が足りてるかどうかは陸上で学んだことだなと思うんですがそれよりも良かったことがあります。

もちろんやって良かった勉強方法とかやらなかったほうが良かったこと、陸上からヒントを得たことや、陸上に繋がるなあなんて考えながらやってみたこと、色々あるんですけど、たぶん大体のことはドラゴン桜に書いてあるんで、参照にしてください。(あと浪人が6年前なのでさすがに今の受験事情を知らなくて具体的なことが言えないです。センター試験なくなるし?)

自分がやって良かったことでオススメできるのは勉強を楽しむ心を忘れないことです。これは本当に陸上に教えてもらったことで、楽しい時ほど意欲的に取り組める。面白くないと思ってしまうとどうしても受け身になる。

具体的には勉強そのものを楽しむのも大事だと思うし、例えば国語や英語だったら作品を楽しむ。現代文や古文、漢文、英語の文章題だって、出題者が問題として選ぶ前にそれを書いた人が訴えたいこと、世間に問いたいことがあるはず。読書する感覚で問題を解くのをやめて、文章そのものを楽しんだりしたこともありました。
数学は問題解くスピードの限界や集中力の限界を試す実験にしたりしました。モンスターエナジーやレッドブルを飲んだら解くのが速くなるかなんて遊びもしました笑
理科社会は気になったところを受験に関係のないところまでググったりして。

そうやって無理やりでも知的好奇心を呼び起こして、受験の枠組みを大きく外れない範囲で楽しめることってたくさんあると思うんですよ。
そして意外とそういった自分の感情を揺さぶらせたものが記憶に長く残ったり、、、残らなかったり(苦手な英語は残らなかった気がする…笑)

辛い思いを我慢し続ける努力には無理があるなあって言うのを僕は陸上で学びました。中学生、高校生活の初期に陸上を嫌々にやっており、何が面白いのかを探そうとしませんでした。同じ轍を踏まないようにと思って夏休みを過ごしました。
(それでも模試で問題が解けなかったり、勉強しかしない毎日に心が不安定になることもありましたし、センター試験で思ったより点が取れなかった時は死にたくなりましたが)

そして浪人時代振り返りあれこれやって気がついたのは、楽しむことはその物事に対して腰が重くなる前に意欲的にやってみる、見えない先のことを考えてしまう前にとりあえず手を動かす、周りの目を気にする前に自分の気持ちに素直になってやってみる、と言うふうに繋がっているというか等しく結ばれているように感じました。そしたらちょっとでもプラスに感じれるものは思いつきで飛びつく癖に繋がると思います。

この考え方は今にも生きていて、現在コロナウイルスで自粛生活が強いられていると思います。出来ることは物凄い限られていて、退屈に思うかもしれません。
でも無情なことにも時間は流れるんですよ。
ここで毎日を充実させるって目標だと漠然としてしまうので自分が面白そうなものを列挙してどう消化していくか考えるのがいいかもしれません。

そして勉強でもゲームでも、読書でも映画鑑賞でも、音楽でも美術でも、家の中で出来ることに対して少しでも興味があれば飛びついてみる。こんな生活の中でも楽しむことをきっと平坦な毎日も豊かにしてくれると思います。

てな感じで英語に苦戦しながらも自分をあれこれ試してモチベーションを長く続ける方法を見つけた浪人時代でした。一歩も走っていない現実は果たしてどうなったのでしょうか、、、

次回、筑波大学入学。お楽しみに✨✨

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