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【読書ノート2】「人生に行き詰った僕は、喫茶店で答えを見つけた」

先週、こんなnoteを書きました。

この記事は、最近、書いたnoteの中では一番読まれているようなので、この続きを少し書いてみようと思います。

このnoteの中で私はこんなことを書きました。

 自分が本当は何がしたくて、どのようにありたいのか。

世の中の先が見通せなくなった今、「将来のことを考えよう」、「新しいことを始めよう」と思っても、正直しんどいです。少なくとも、私はそういう気持ちになかなかなることができません。

でも、今までやらなければならなかったこと(たとえば、満員の通勤電車、あまり意味のない会議、無駄な書類の整理、よくわからない勧誘電話への対応など)がなくなった今、私にできるのは、少しずつ、自分の過去を振り返って、将来の姿を模索していくということです。

自分の過去を振り返るということは、嫌な自分と向かい合わなければならないことだけど、同時に、自分でも気づかなかった新しい自分にも出会える可能性があるということ。

今回、ご紹介する『人生に行き詰った僕は、喫茶店で答えを見つけた』は、喫茶店『珈琲文明』の店主である赤澤智さんが、ご自身の喫茶店経営の体験やそこで培ったノウハウも踏まえながら、仕事との付き合い方、人生に対する考え方を教えてくれる本です。

この本では、著者である赤澤さんご自身が確立されたメソッドを踏まえて、ひとつずつ丁寧に「人生に行き詰ったときの答えの見つけ方」を教えてくれます。

その中で、1番初めに書かれているのが、次のことです。

これまでの人生で、1万時間を使った3つのことについて考えてみること。

自分の人生で1万時間を費やしたものが3つ見つかれば、100万人に1人の逸材になることができるということです。その3つのものは、自分が意識して取り組んだものではなく、自分が無意識のうちに夢中になっていたものかもしれません。そこに、これからの進むべき道のヒントが隠されています。

そうは言っても、「1万時間なんて費やしたものないよ」とか、「自分の好きなものは趣味程度で、仕事には役に立たないよ」という気持ちになるのですが、それはまだ自分の人生をちゃんと振り返られていない証拠。きっと、自分の人生を振り返れば、だれしも1万時間費やしているものがあるはず。

今月は、自分の過去を静かに振り返って、自分の1万時間を整理してみるつもりです。それによって、自分がこれから何をしたいのか、もう一度見つめなおそうと思います。

<参考文献>

『天才!成功する人々の法則』マルコム・グラッドウェル著・勝間和代訳

『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』藤原和博著




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