見出し画像

楽器の練習を習慣化させるコツ

私は小学生の頃からピアノを、長女は4歳からバイオリンを習っています。

が…練習、嫌ですよね。
したくないときもありますよね。

もちろん、練習しない日もあって良いけど
そんな日ばかりだとなかなか上達しないのも事実。

そこで、今回は私が感じる
「楽器の練習を習慣化させるコツ」を紹介します!

"コンクールに出ることを目指していない、趣味で好きな曲をいい感じに弾けるようになりたい"という方を対象にしたアドバイスになります。

練習を習慣にできなくてお悩みの方の参考になれば嬉しいです♪


練習を習慣化するコツ①1日10分でいいから練習する

長女のバイオリンの伴奏をするため、数年間ピアノをまともに触っていなかった私は、練習を再開することに。

仕事や子育ての合間の練習時間は、30分取れることもあれば、10分しかなさそう…なんて日も。
以前の私は
「10分じゃ、何にもできないじゃん」
と、即諦めていましたが、そんなことはありません!

10分あれば、片手の譜読みはできる。
次の日は反対の手、それを何日か続けて両手で弾いて…と、積み重ねていけば、確実に一曲仕上がっていきます。

これは、私が長女の伴奏を約2年半務めてきて実感していることです。
いつも発表会に向けて数ヶ月かけて仕上げていくので、最初は
「大丈夫かな、できるかな」
と不安でも、本番から逆算してコツコツ練習すれば、舞台上でも落ち着いて演奏できるレベルにはなっています。

子育て中のお母さんは毎日本当に忙しいですが、だからこそ「ほんの10分」の価値はとても大きいとしみじみ感じます。

子どもの場合も同様で「練習したくない」という日も、さらっと10分通して弾くだけでも、できそうならやってみてください。

ここで、10分弾けたら親は欲が出て
「さっき間違えたところをもう1回やったら?」
と言いたくなるのですが…!
ぐっと堪えて、子どもの気が乗らないときは1回弾いたら終わらせてあげてください。

たかが10分、されど10分。
親は最低限の種まきをして、子どもが自発的にやる気を出すのをじっと待つのが吉です。

楽器の練習を習慣化させるコツ②弾きたい曲を弾く

私の長女が練習を嫌がらなくなった一番の理由がこれだと思います。

今、YOASOBIの「アイドル」を弾いているのですが、長女がハマっててすごく弾きたがっていた曲なんです。
それまでは「バイオリン止めたい」と度々言っていた長女ですが、この曲を始めてからは嫌がらず一生懸命練習していますし、何なら他の課題曲も続けて弾いています。

私も学生時代「あの曲を弾けるようになりたい」というのは大きなモチベーションでしたね。

自分の実力に対して、弾きたい曲の難易度が合っていないときも当然あります。
そんなときは簡単にアレンジされた楽譜で弾いても良いし、努力して自分の実力を上げても、どちらでも良いと思います。

長女にとって「アイドル」は簡単にアレンジされていても難しい曲ですが、長女の持つ課題を克服するチャンスの曲でもあります。

好きな曲だからこそ、大変な練習も頑張れますよね。

楽器の練習を習慣化させるコツ③小さな成功体験を積み重ねる

長女は、バイオリンを始めた当初から、教本と並行して自分の弾きたい曲を弾かせてもらっていたと思います。

今まで弾いた曲は、こんな感じです。

  • ミッキーマウスマーチ

  • Let it go〜ありのままで〜

  • 風のゆくえ

しかし、当初は「練習が辛い」「発表会は恥ずかしいから嫌」が先行して、なかなか練習を楽しめていませんでした。

しかし、それでも頑張って発表会に出る

スムーズに演奏できた

結構楽しいかも?!

という小さな成功体験を何回か繰り返すうちに
「発表会=嫌」から「発表会=楽しい」に少しずつ変わってきました。

この辺り、どこまで親が背中を押すかは、判断が難しいところです。

我が家も、習い事によっては長女の気が乗らなくて止めてしまったものもあります。

バイオリンの場合は、日常の長女の言動を見たり、私が音楽が好きだからというのもあって、背中を押しました。

私の経験から思うに、楽器の練習は辛いけど、ある程度上手に弾けるようにならないとあんまり充実感が無いんですよね。

練習は大変だけど、気がついたらあんなことやこんなことができるようになってた!
と、時々自分を振り返ってみて、小さな成功体験に気づいて認めてあげることで、徐々に練習に対する面倒くささが軽減されていくと感じます。

まとめ

今回紹介したコツは、楽器以外でも様々な分野で応用できますね。

私は超面倒くさがり屋なので、楽器の練習以外でも面倒くさい〜と思うことが沢山あります。

でも、できなかった日の自分を責めずに、次の日また
「10分練習しよう」
「今、ちょっと本読もう」
と、チャレンジし続けることが何より大切なことです。

私も今「アイドル」の伴奏の練習を始めました。
私も大好きな曲なので、とっても楽しみです♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?