起業前に知っておくとよい【経営に必要な8つの数字】7.結果という数字 決算書はツールとして使う
【7.結果という数字】
1.ビジネスは結果が求められる
2.説得力は結果で強まる
3.決算書はツールとして使う
4.結果からが経営の勝負どころ
5.結果の前に手を打つ
「決算書」とは
自分のビジネスの
結果を数字で表したもの。
だから決算書のことを
「通知表」とか「成績表」とか
いうひともいます。
税務署に提出している数字
イコール(=)「公」に提出した数字
だから信用性も高いわけですよね。
売上がどれだけ伸びたか
利益がどれかで出たか
財務体質は強いか。
決算書の数字は
お金をだした投資家さんや
お金を貸した銀行さん
にとっては大事な数字です。
投資家さんは
自分の出したお金に対して
どれだけ配当がつくかが大事だし
金融機関は貸したお金を
しっかり返してもらうが大事。
個人事業主の場合には
出資という概念がなく
中小企業の場合には「株主=自分・家族」
という図式が多いから
ぴんとこない人もいるかもしれませんが
決算書って対外的な
第三者からの評価のために
とても大事と思われていることが多い。
でもね
本当なら決算書の数字は
自分にとって一番大事な数字!!
一番意味ある数字!!で
役立つ数字!!
なんです。
その数字を役にたてることを
「数字を読む」
っていったりするのですが
その方法って
実は意外と簡単です。
1.数字を並べる
2.数字の流れをみる
3.何があったか振り返る
これだけです。
けれども決算書を見ると
書いてある言葉や形がわからない
だからとても難しく感じるんです。
※決算書(損益)のみかたについては
3.利益という数字
→https://note.com/hiromiharashima/n/n5ac9b3a172c7
振り返ってみてくださいね。
1.数字を並べる。
数字を並べてみることによって
数字に流れが生まれます。
決算書であれば3期分
ご提出ください。
なんてお金を借りるとき
銀行からいわれるのは
数字の流れをみるためです。
1期分の決算書を見ただけでも
どんな経営をしてきたのか
読み取れることもありますが
想像に頼る部分が多くて
やはり数字は並べてみるが
基本です。
起業したてのひとならば
月次試算表を作成することが
数字を並べることになります。
お金を借りるときには
「直近の月次試算表もお願いします。」
なんていわれますが
それは決算書だけでは
「今」がわからないからです。
決算書が作成されるのは
年に1回だけですからね。
そこまで待っているわけにもいかないし
現在までの流れも大切なんです。
まずは数字を並べてみてくださいね。
2.数字の流れをみる
数字を並べてみれば
勝手に流れができています。
上がったり下がったり
あまり変わらなかったり。
時系列で数字を追ってみれば
わかりますよね。
それが数字の流れです。
ぱっと数字をみただけでは
流れはわからなくとも
並べてみると流れができる。
数字は並べてみることが
ポイントなんです。
3.何があったか振り返る
なぜそのようになったのか?
数字の流れを見ながら
振り返ってみてください。
そして問いかける。
「なぜその数字になったのか?」
文と文の行間を読むように
数字と数字の数間(!?)にも
読み取るものがあるんです。
なぜなら
決算書に並ぶ数字は
勝手に並んでるわけではないので。
そのビジネスをするために
自分がどのような行動したか
行動した結果としてお金が動き
その動いた結果を数字として
まとめているだけだからです。
もしも知らない数字が並んでいたら
・・・大変です。
会社で不正が行われている!!
なんて可能性もありますから
気をつけてください。笑笑
そうやって数字の流れを見ながら
どうして? なぜ?と
自分自身に問いかけることで
自分のビジネスの
課題や問題点を発見する
それが
数字を読む
ということだったり
自分のために役立てる
ということだったりします。
単なる成績表や
結果としての数字が並ぶ
決算書ではなく
自分のために役立つ
意味ある道具(ツール)として
決算書は使用することができます。
自分のツールとして
決算書を役立てることで
成功確率は
また格段に違ってきます!
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