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転職は、横に転がるのではなく縦に伸びよう 《展職のすすめ》
職は転がるな! 展望をもて! という帯のキャッチコピーを見て、思わず手にとったのが「展職のすすめ」という本。
自分自身を発展させていけるような転職を「展職」と定義しており、キャリアのバリューを上げるヒントがたくさん書かれています。
今回は、当たり前のことだけど、それって本当にめちゃくちゃ大事なことだよね、と深く頷いた部分を備忘録として書いておきます。
転職の成功条件はたったひとつ
ここまでシンプルな言葉に集約できるのがすごいと思ったのですが、著者が考える転職の成功条件は以下の通りです。
ここで私が考える転職の成功条件をお伝えします。
それは「自分が成長し続けることができ、より他者の役に立てる」ということです。
個人の転職活動の成功条件って、いろいろあると思います。私はマーケティング領域でこれからもキャリアを積んでいきたいので、スキルアップが一番の条件です。
それが満たされるといいのかというと、それだけではなくて、忘れてちゃいけないのが、企業側の成功条件です。
相手企業から見た転職成功の定義は明確に決まっています。
それは中途採用した人材が期待以上に活躍してくれることです。
ここが抜けていると、入社しても活躍できないということになってしまいますよね。いいなと思っている企業ほど、入社することがゴールになってしまいがちなので、冷静に判断したいところです。
企業にはそれぞれ社会的使命がある
正直にお話しすると、私はあまり業界へのこだわりがありません。規制が少なく、競合他社が多い業界の方がマーケティングの力がつきそうだから、IT業界かな? とぼんやりあるぐらいです。
反対に、こだわりがないことを強みと捉えて、事業者ではなく、事業支援者として仕事をするのもいいのかも? と思っていました。ちなみに事業支援者とは、クライアントから依頼を受ける代理店とか制作会社のイメージです。
そんなことを考えているときに、この文章を目にしました。
会社員には会社員にしかできない仕事があり、それぞれの会社にはその会社にしかできない社会的使命を負っています。
これを読んだときに、会社って創業者の方が何か成し遂げたいことがあって起業しているのだから、その想いに共感できることが大事なのでは? と思ったんですよね。
私のように業界にこだわりがない場合は、創業者の想いにどれだけ共感できるかという軸で選んでもいいのかもしれません。
この他にも、たくさんの展職を実現する方法が書かれていました。著者が外資系企業でキャリアを重ねているため、特に外資系を志望している方や外資系の内定が出た方におすすめです。ぜひ手にとってみてください!
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