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【税務】利益なくして課税なしは所得税・法人税、利益なくても課税ありは消費税。

 利益なくして課税なし。

 所得税・法人税は収入から費用、益金から損金をそれぞれ控除した利益である所得に対して課税されます。

 利益がなければ課税されないのです。

 しかし、利益がなくても課税されるのが消費税です。

 完全にイコールではありませんが、上記の収入や益金に課税してくるわけです。

 経営していると利益がないんだから税金もないと思いがちです。

 しかし、消費税はそんなこと関係なくかかってきます。

 だから消費税について知らないと思わぬ痛手を被ることになりかねないんです。
  
 なので消費税について、経営者になって納税義務者になる以上、知るほかないのです。

 税理士に頼んでるから自分は知らなくてもいいんです、っていう人もいるでしょうけれど、果たしてそれで自分が思い描いていることになるのかどうか、わかりません。

 税理士と言ってもいろんな考え方、スタンスの人がいます。

 中には税務署より厳しいのではないかと思うくらいの税理士もいるでしょう。
  
 ただ単に一会計期間の収入と支出あるいは益金と損金から税額を算出するだけの税理士もいるでしょうから、いざ消費税について思わぬ課税を受けたときに、素知らぬ顔で当然課税されるでしょうという態度を取られるかもしれません。これでは自分で会計ソフトで申告している時と変わらない感じですよね。

 なので自分でも知る必要があるんです。消費税は自分で考えているような節税策は取れないんです。勉強しなければわからないんです。勉強しても難しいくらいです。

 消費税の落とし穴は強調してもしすぎることはありません。

 本日はここまでとします。読んでいただきありがとうございました。

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