SNSを見て「あの人もこの人もすごいな、自分なんて」となった時は
朝起きて、SNSをチェックする。ああ、すごいな。あの人、こんなことも始めたのか。人がいっぱい集まっているなぁ。
この人は、こんなこところに取り上げられている。すごいな。知らないうちに活躍の幅が広がっている。
みんなすごいなぁ。はぁ。
それに比べて自分は何をやっているんだろう。
あの人も、この人も、こんなことができるんだ!だったら「自分にもできるはず」
誰かに比べて、自分のふがいなさに落ち込みそうになった時、私は「あの人にも、この人にもできるなら、自分にもできる」と思うようにしています。
完全な思い込みです。根拠は何もありません。
でも、誰かが実際に「やっていること」なら、自分にできない理由はない。
その人と自分の違いを把握し、今から自分は何をやればいいかがわかれば、できないことはないのです。
100%できるかどうかはわかりませんが、100%できないわけでもない。
やったらできるかもしれないのに、「うらやましい」「自分なんて」「あの人ばっかり」と言っていても仕方がない。
良いお手本を見つけた。いいサンプル事例を見せてもらった。
そうスイッチを切り替えて、「じゃあ、自分ならどうやるか」「どうすれば、自分にできるか」を考えればいい、と私は思います。
根拠のない自信を、どれだけ持てるか
仕事でもプライベートでも、「根拠のない自信」がある人は最強だな、と思います。
「根拠も理由も何もないけど、最終的には自分はうまくいく」という自信を持っているか、「どうせ、自分がやってもうまくいかない」と思っているか。それだけで、スタート時から大きな差がついてしまいます。
私はわりと子どもの頃から「最後には私はうまくいく」と自分に対して思えることが多かった気がします。
もちろん、苦手なことはいっぱいありました。体を動かすことは全般大嫌いで苦手なので体育の授業はほぼ見学(という名のサボり)でしたし、異性と話すのも苦手だったし、数字も苦手で2桁の足し算を頭の中ではできません。部屋の片づけなんで最悪レベルでできないので、汚部屋の住人でした。友達はずーーーっと少なかったし、今でも人を「友達」と言う時に体が硬くなるぐらい怖いです。相手が私を友達と思っているかという自信が全くないからです。
それでも「最後には自分はうまくいく」という自信だけはある。
なんでだろう?
「幼児期の体験だ」とか「親との関係性だ」と決めてかかることに私は抵抗があります。それは一つの可能性かもしれないけれど、それが全てではないからです。
とにかく私は「私の意志」で「自分は結局うまくいく」と思い込んでいるのです。
誰かのせいでも、環境のせいでもなく、今、ここで、「自分で決める」ことはできるのではないかと思います。
「誰かや何かに影響され続ける」と決めるのも自分。「誰にも何にも影響されない」と決めるのも自分。
私は子どもの頃から、父親や姉との関係性で悩むことが多かったので、「お父さんやお姉ちゃんに影響されない自分になる」と、小学生のころから決めていたのかもしれません。根拠はありませんが。
「何ができるか」「能力があるか」は関係なくて、「それでも自分はうまくいく」と思えるか。
やると決めれば、ゴールまでに何が必要か見えてくる
あの人もこの人もすごいなー、いいなー、どうせ私なんか。と思っていても前には進めません。
あの人と自分は違う。でも、あの人ができたなら、私もできるはずだ。というマインドセットにします。もう無理やりにでもします。
そうして、自分もそれを達成するには、何をすればいいか。
自分の今いる現状と、ゴールが決まれば、あとは「そこに行くために何をすればいいか」をリストアップしていくのみです。
なんとなくいいなー、では、何をしていいか見えてきません。
「それを達成するには何が必要か」一つ一つ具体的にリストアップする。そして期限を決めて、やっていく。
「コツ」は最後の最後についてくる
何かを始めるときに、最初から「コツ」「ポイント」「ノウハウ」を知りたがる人は多いようですが、ノウハウやテクニックは、最後の最後に使うものです。
たとえば、私は「キャッチコピーをつくるセミナー」をやっていますが、「こう書けばキャッチーな言葉になるよ」というテクニックなんて、使うのは最後の最後です。
何が言いたいのかを決め、それを相手が求める言葉に変換する。そうやってい自分の思いがしっかり言語化できた上で、[キャッチコピーのテクニック」は使うのです。
なのに「売れるキャッチコピーの5つのパターン」みたいなものに、はじめっから当てはめようとすると、薄っぺらい、誰でも書ける、どこにでもあるようなコピーになってしまう。
どんな分野でも「コツ」「ノウハウ」なんて最後の最後。料理が完成した後のスパイスでしかないのです。
そればっかり学ぼうとしても、何も得られない。私はそう思います。
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