さわらぎ寛子/コピーライター・著者

『キャッチコピーの教科書』6刷、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』3刷等、4…

さわらぎ寛子/コピーライター・著者

『キャッチコピーの教科書』6刷、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』3刷等、4冊の著者。 「言葉で仕事をつくる」をテーマに、講座やセミナー、企業研修をしています。 HP:https://www.kotoba-works.com

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言語化力をつけたいなら、「勉強になります」「素敵ですね」をやめよう

自分が思っていることを 的確に言葉にできる様になりたいなら、 SNSの投稿やブログ、ライブ配信、 オンラインのセミナーなどで 「コメントをする」のは 良い練習になる。 「勉強になります」「素敵です」では、なにも伝わらない。 コメントで書きがちな言葉 「勉強になります」「素敵ですね」 残念ながら、それだけでは なに一つ伝わらない。 なぜなら、 その投稿やセミナーなどを、 見ていなくても聞いていなくても、 誰でも書ける言葉だから。 つまり、「なにも考えていないのと同じ

    • 商品・サービスを作ってから「集客しよう」としていませんか?

      売れる人は、 いざ 商品サービスを売り出す時になったら、 もうすでに 「買う準備をして」待ってくれている人がいる。 だから売れる。 売れない人は、 リサーチせず、 自分の独りよがりの妄想で 作った商品・サービスを 自分の独りよがりの妄想で 作った 「架空のペルソナさん」に 売ろうとする。 だから売れない。 ▷ 「私の強み・やりたいこと」 ばかり見ているから売れない 「私のやりたいこと・強み 詰め合わせパック」 が欲しい人は、どこにもいない。 独りよがりの妄想をや

      • 集客できない、売上が上がらない人は、ずっとひとり相撲をとっている

        私はこれがいいと思うんです! 私はこういうやり方がしたいんです! 私はこれでは納得がいかないんです!! 自分のやりやすさ、 自分の納得感 自分のしっくりくるかどうか にばかりフォーカスして、 「相手」が全く見えていないと、 どれだけがんばっても カラカラカラカラ空回り。 なんでこんなに頑張っているのに、 成果が出ないんだろう。 それ、「自分のことばっかり見ているから」では? ▷ そのこだわり、今ここで必要? たとえば、 「納得いくまで考えたブログ記事を書きたい」

        • 自信とは「決めたことをやり続けた先」にある。

          自分に自信がありません。 自信がないからできません。 誰かのビジネスの相談に乗っていると、 毎日のように聞くセリフ。 でも悲しいかな、 「自信がないですー」と止まっている人がいるその瞬間に、 自信がある(ように見える)人は、止まらずサクッとするする行動している。 気づいたら、ああ、背中はあんなに遠くにある。 それが現実。 そもそも、自信って何? 新明解国語辞典によると、 自信とは 「そのことをまちがいなく うまくやることができるという自己評価」 とある。 でも、私

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          マーケティングは、むずかしくない。

          マーケティング というと 難しい理論だったり、 最新のツールや法則を追いかけること なんて思いがちだけど、 それより大事なのは、 自分や周りの人=人間 の行動と感情の流れを知ること。 自分だって、誰かの顧客。 顧客として、体験してきたこと の追体験をすればいい。 🌟全然興味なかったのに、なぜか 魅かれて購入した経験。 🌟ずっと気になっていて、 今だと思って申し込んだ経験。 その逆算を、自分もやればいい。 ▷売れているものは、なぜ売れているのか。 売れているもの

          マーケティングは、むずかしくない。

          専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

          ビジネスの相談に乗っていると、 多くの人がやりがちな間違い よくわかります。 よくあるのが、 「なんとなくつくった なんとなくの商品を なんとなくの人に なんとなく売っている」 というパターン。 「誰に買ってほしいのか」が なんとなく。 30代の働くママ とか、ざっくりしすぎ。 その人の1日が リアルに想像できて、 その人の行動の 背景にある葛藤や矛盾や 自分でもどうしようもない気持ち などが 手に取るように分かれば 「私のターゲットってこれであっていますか?」 みた

          専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

          「後でじっくり考えます」「時間を作ってやってみます」、だから仕事が進まない

          忙しくても、すいすい 仕事が進んでいく人は 「今ここ」でできることを まず一旦完成させる。 完成度が低くても、 中途半端になっても OK。 時間をかけないとできない、と思うから、時間をかけてもできない。 次にやる時、 ゼロからではなく、 10まで、20まで やった状態から スタートできるので、 よいしょ、と 起動する時間をショートカットできる。 中途半端にやっておくからこそ、 次に動くスピードが上がるのだ。 それを知らずに、 「やるからには完璧を」 「じっくりやら

          「後でじっくり考えます」「時間を作ってやってみます」、だから仕事が進まない

          売上が上がっても満たされない人、小さな売上で幸せな人

          【売上はビジネスに必要、 でもそれが全てではない】 売上が上がっても ずっと満たされない人 (幸せなフリを演じて 疲れている人) がいる一方で、 売上の規模感に関係なく 幸せな人もいる。 あたりまえのこと。 ▷「稼げる人がエライ」という価値基準 ビジネスを続けていく上で、 継続して売上を出し続けていくことは、 必要。 でもそれが全てではない。 売上が大きいほうがいい ずっと右肩上がりで成長しないといけない というような呪縛に囚われていると (偏ったモノの見方を

          売上が上がっても満たされない人、小さな売上で幸せな人

          お客様自身が「言葉にできない感情」を言葉にしよう

          「お客様の悩みを書き出そう」 ビジネスで発信をしていると、 100%言われるアドバイスです。 そして、せっせと 「お客様が口に出して言ってくれること」を書く。 でも、それだけでは、 同業者と似たり寄ったり。 なぜ? 「なぜ買ったか」では、本当の理由はわからない お客様は 自分でも 自分の気持ちをよくわかっていない そしてそれを言葉にできない からです。 「なぜ、私の商品を買ってくれたんですか?」 「他のものではなく、私のサービスを選んだ理由は?」 と聞いて、 明

          お客様自身が「言葉にできない感情」を言葉にしよう

          自信がないから工夫ができる。人目が怖いからアイデアが出る。

          こういうことをやりたいんですけど、 自信がないんです。 まだできる気がしないんです。 と言ったまま、 1年も、5年も、10年も 止まり続けている人がいる。 一方で、自信なんてなくても、 動き出して、 自信をひとつひとつ つけていく人もいる。 何が違う? ▷ 自信がないから、うまくいく。 たとえば、 自分のオリジナルの講座をつくろうと 構想したけど、 いざやろうとすると、 ● 自分だって完璧じゃないのに、 人に教えるなんて、自信がない ●しょぼい、期待はずれ と

          自信がないから工夫ができる。人目が怖いからアイデアが出る。

          自分が生きている意味を、仕事を通して刻みたい。

          私の講座に来られる方は、 自分で仕事をつくるならば、 自分が生きている意味を 感じられるような働き方をしたい と願う人が多いです。 誰かの代わりではなく、 自分として生きたい。 自分が生きている意味を、 仕事を通して見つけていきたい。 それには、 すごい才能や 人とは違う特別な経験 なんてなくても大丈夫。 今まで生きてきた 自分の人生を 全て使って 仕事は作れます。 誰でも。 でも、大事なのは、 「私の経験を教えます」 では、売れない ということ。 ▷私の好きと得

          自分が生きている意味を、仕事を通して刻みたい。

          独立・起業の+−✖︎➗ あなたは今、どの段階?

          私なんてまだまだ もっとすごい人がいるから と「不安」から あれもこれもと 足し算ばっかりしていると、 身動きの取れない メタボ人間になる。 ▷ 自分で仕事をつくる4ステージ ※ この加減乗除の考え方は 『組織にいながら、自由に働く。』 仲山 進也著 ‎ 日本能率協会マネジメントセンター (2018/6/15) という本を参考に、 起業・独立バージョンに勝手にアレンジ したものです。 1)足し算:できることを増やすフェーズ 独立前や、起業してすぐは とにかく「でき

          独立・起業の+−✖︎➗ あなたは今、どの段階?

          価格設定って、どうやるの?

          ビジネスをやっていると 必ず出てくる「価格設定」のお悩み。 なんとなく 同業者がこれぐらいだから 自信がないから で価格をつけてしまうと、 忙しいのに売上が上がらない → 仕事が雑になり、 顧客満足度が下がる →さらに売れない という悪循環にハマってしまう。 ▷「安ければ売れる」のは間違い 商品に自信がない時は、 とにかく「安ければ売れる」と思って 同業者よりも少し安い価格に設定して 「安いですよ」とやりがち。 でも、 価格を安くして 売上を上げようと思ったら、

          価格設定って、どうやるの?

          【プチワーク回答】先生からもらって、ずっと心に残っている言葉

          水曜日の「言語化プチワーク」 土曜日の23:59までにみなさんから いただいた答えを元に、 翌週月曜日に フィードバックと解説記事を書きます。 自分の思いを言葉にする練習です。 🌸今週は、卒業・入学シーズンに ちなんだお題を考えました。 ——今週のプチワーク ———⁣ ✏️ 先生から言われた こころに残る、忘れられない 私を支えてくれた言葉 を教えてください。 ・言われて嫌だったことではなく、 よかった話をお願いします ・あの時の先生の言葉があったから 今の私

          【プチワーク回答】先生からもらって、ずっと心に残っている言葉

          「こんな自分はダメだ」と思う人こそ、人の心に刺さる文章が書ける

          ああ、自分はダメだなぁ なんでこんなんなんだろう と思うことが 一日に何回もあるんだけど、 「ダメな人の気持ちがわかる」 「自分なんて、と思ってしまう人の気持ちがわかる」 「わかっているのにできない人の気持ちがわかる」 っていうのは 文章を書く上で一番強いんじゃないかと思う。 自分は完璧で最強で人に好かれてすごいんだ、 みたいな人間には何も書けない。 私は、弱さで書いている。 「自分なんて」という気持ちになった時は、 どうせ自分は、 やっぱり私はダメなんだ みたい

          「こんな自分はダメだ」と思う人こそ、人の心に刺さる文章が書ける

          「私完璧主義なんで」と言う人の多くは、自己防衛本能が働いているだけ。

          受験勉強やマジメな会社員と 「自分で仕事をつくる」の 決定的な違い。 「私完璧主義なんで、 中途半端なものは出せないんです」 とよく人は言うけれど、 それって 完璧主義なのではなくて、 しょぼい(ダサい)自分を 見せたくない という「防衛本能」なだけ。 ビジネスで成功したい と口ではいいながらも、 「自分が傷つくのが怖い」 「自分を守りたい」 と、 自分のことばかり考えている状態。 人間だもの、 誰だって、 自分が傷つくのは怖いし、 うまくいくかわからないことに チ

          「私完璧主義なんで」と言う人の多くは、自己防衛本能が働いているだけ。