#27【写真詩】台風一過
嵐が過ぎ去った週末。
ゆっくりと黄昏色に
染まりゆく時の鐘。
淡い西陽が演出する光に
店蔵も路傍の草木も
少しすました横顔となり
花手水は採れたての
秋の収穫を抱え
溢れんばかりの
満面の笑みで
城下町の街角に佇む。
*台風が過ぎ去った城下町の黄昏を詠んでみました。
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